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大好きな気持ち。 07/4/8(日) 22:31
大好きな気持ち。A 07/4/8(日) 23:10
大好きな気持ち。B 07/4/8(日) 23:48
大好きな気持ち。C 07/4/9(月) 8:54
大好きな気持ち。D 07/4/9(月) 10:27
大好きな気持ち。E 07/4/9(月) 11:03
大好きな気持ち。F 07/4/9(月) 12:16
大好きな気持ち。H 07/11/18(日) 11:55

大好きな気持ち。
   - 07/4/8(日) 22:31 -
初めての投稿デス〃〃俺と彼氏の真吾が結ばれるまでの話し、聞いてください(*´Д`)ノ


俺は、小学校の時になぜか他の男子とは違うことがしたい!!って思って、楽譜も読めないのに吹奏楽部に入部した。最初はなんにもできなかったけど、日を重ねてくごとに仲の良い友達も増え、吹奏楽の楽しさがわかってきたような気がした。中学校にあがってからも、もちろん続け、更に大好きになった。

今、俺は高校1年生。1年前のこの時期、俺は前から入ろうと決めていた県でも吹奏楽のうでがピカイチの高校に合格し、今にいたっている。

俺はこの高校で、真吾に出会うことになる。

引用なし

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大好きな気持ち。A
   - 07/4/8(日) 23:10 -
入った高校は、俺の住んでるA市から電車で約50分のB市にある。友達は皆、市内の高校に入学したから、俺は知り合いが一人もいなく不安だった。

初登校の日、俺は賑やかな教室の中で、一人寂しく机につっぷしていた。もともとB市は高校の数が少ないため、地元の生徒の周りはほとんど知り合いで中学校の雰囲気とそう変わりない。
俺が、溜め息をついていると…

「ねぇねぇ」
誰かに声をかけられた。
俺が少し驚いて、振り返ると、ワックスで髪を立てて、いかにも、かっこいいなぁと思ってしまう
顔立ち。可愛い笑顔。俺は一瞬、見入ってしまった…

真「あれ?どうしたの(笑)俺の顔なんかおかしい?」
すごくドキドキした。
当時はノンケの俺だったけど、あまりに真吾が魅力的なんで緊張してしまった。

俺「い…いや、ごめん!!なんでもないよ(笑)」
真「それより、君A市の子だよね??吹奏楽やってるでしょ!?」
俺「え…!!何で知ってるの??」
真「俺、B市のW中で吹奏楽やってたよ!コンクールの県大会の時、楽譜落とした時に君がひろってくれたの覚えてない??」

俺は一瞬、考え込んだ。
そういうことがあったのは覚えてるけど、その時のその人はこんなにかっこよくなかったような…

俺「覚えてるよ… あれ…めっちゃ、髪長かった??」真「うん〃めっちゃださかったよね(笑)」
俺「かっよくなったな〜(笑)」
真「高校デビューってやつ!?笑やっぱ、もてたいぢゃん!!」
俺「はは。変わりすぎだよ!!誰だかわかんなかったもん(笑)」

俺らは一緒に笑った。そんな時に見せる笑顔も一段とかわいかった。

真「俺、真吾!!打楽器やってるよ!ここにはやっぱ憧れて来たんでしょ??」
俺「俺はD!大ちゃんって呼んで笑もちろん!!吹奏楽めっちゃつよいぢゃん」真「やっぱ、そうなんだ!人気あるもんね」
俺「つか、俺も打楽器…」
真「マジ!?!?オーディション勝負ぢゃん!!」
俺「負けねぇ(笑)」
真「こっちだって!!W中卒をなめんなよ!」
俺「うわぁ…自慢きたよ!去年、県1位だからって」真「いえーい( ̄+ー ̄)」
俺「うぜぇ…」
真「怒るなよぉ!冗談だって(笑)」
俺「怒ってないよ(笑)」
真「良かったぁ!!知り合ってそうそう、嫌われたかと思った(笑)」
俺「なわけねーぢゃん」

2人「あははは!!」

真吾となら、仲良くやっていける気がした。すごく嬉しかった。その後、俺らはメルアドを交換し、普通に世間話をしていた。

数分後…

「おーい!真吾ぉ!!」

廊下から声がした。


Bに続く

引用なし

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大好きな気持ち。B
   - 07/4/8(日) 23:48 -
真吾が振り返ると、廊下に一人の男子生徒がいた真「竜一ぃ(≧▽≦)」

真吾は屈託のない笑顔でその男子生徒のトコロにかけよって、何やら2人で楽しそうに話している。その男子が、俺の方を見た。目が合う。あちらが軽く会釈してきたので俺も思わず、会釈しかえした。
そうすると、その男子が真吾に手をひかれて俺の方にむかってきた。

真「A市から、はるばる入学したD君だよ!大ちゃんって呼んであげて!」

真吾が俺のことを紹介してくれた。

竜「A市から来たんだ!!都会っ子ぢゃん(笑)B市めっちゃ田舎でしょ!」
俺「はは(;笑)」
竜「良いよ!無理しなくても(笑)俺、竜一!トランペットやってるよ。真吾と同じW中出身だよ!よろしくな☆」

これまた、凄い…
竜一は、真吾とは違く、可愛いという要素は無いけど、とにかくイケメン!!髪型もお洒落だし、背も高い… 俺がかなり小さく思えた気がした。

俺「おぅ!!よろしく!A市のK中出身だよ。打楽器やってます。」
竜「真吾と一緒ぢゃん!こいつうまいよ〜」
真「おい!竜一、余計なことゆうなよ!!」
竜「だってホントのことだろ?ねぇ?」

俺は竜一に同意を求められた。

俺「いや…俺に言われても(笑)」
竜「あっ(笑)そっか。ごめん…」
真「たくっ 竜一は!!」
竜「うっせーよ。チビ(笑)」(真吾はそこまで、小さくないです笑)

俺「2人とも、仲良いね(笑)」
竜&真「どこが!!!!」
俺「息もぴったりぢゃん」
竜「まぁ、長年の付き合いだからな(笑)」
真「普通にみとめちゃったよ(笑)」
竜「だってホントのことだろ?ねぇ?」

俺「また、俺にふるしぃ(笑)違うでしょ!!」

3人「わははは」

その後、俺は竜一ともメルアドを交換し、その日は3人でカラオケに行って、帰宅した。

俺の心境の変化は、その日から始まっていたことに俺は気付いていなかった。


Cに続く

引用なし

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大好きな気持ち。C
   - 07/4/9(月) 8:54 -
あれから2週間…
俺ら、3人はホントに仲良くなった。誰もが認める仲良しトリオ(?)みたいな(笑)

2週間のうちになにがあったかというと、まずは新入生テスト!これには触れないとして…(;笑)

なんといっても、ビッグイベントは、やっぱり楽器決めのオーディション。結果は… なんと、俺も真吾も打楽器パート合格!!2人で泣いて喜びあった。忘れちゃいけない竜一も、もちろんトランペットに合格。竜一の場合、もともとプロ級にうまいから落ちるはずがなかった。

俺「いえーい!!3人とも合格だぜぇ(≧▽≦)カンパーイ!!!!」
俺&真&竜「カンパーイ!!!」
真「良かったぁ!大ちゃんと同じになれて!!マジ嬉しい!」
俺「俺もだよ!改めてよろしくね!」
真「いえ〜い」

ぱちッ

俺らはハイタッチをした。

竜「最近、お前らホント仲良いよな。ホモかよ(笑)」真「何いってんだよ!大ちゃんと俺は親友なんだよ!!ね!!」
俺「う…うん!!」
竜「怪しい( ̄ー ̄)」

俺はこの時、何だか変な気分になった。竜一が

『ホモ』

っていう、単語を出した瞬間にドキッとして、心臓に何かが刺さったような気がした。そして、それを否定する真吾に対してイラダチを覚えた。ふと竜一とじゃれている真吾を見る。笑顔が可愛い。胸がチクチクした。それと同時に顔が真っ赤になった…

ドクッ ドクッ ドクッ

高鳴る心臓…
まさか、俺…

真吾のこと…


Dに続く

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大好きな気持ち。D
   - 07/4/9(月) 10:27 -
それからというもの、真吾のことが気になって気になって、夜も眠れないし、授業中は真吾ばっかり見て集中できてない…

俺は自分がホモであるということを、認めたくなかったし、彼女だってほしかったはずなんだ。

ものすごく、悩んだ。
真吾が明るく、はなしてくるだけでイライラするようになって冷たく当たった時もあった。

俺は自分自身が、何なのか分からなくなっていた。

そんな、夏のコンクール県大会を1週間後に控えた日の夜。俺の携帯が鳴った。

メールだ。

受信ボックスを開くと、

『真吾』

の2文字。
真「最近どうした?元気ないぞ!!悩み事でもあるの?」

真吾は、俺の勝手な態度を気遣ってメールをくれた。

俺「そう?そんなことないよ!大丈夫。」

俺は強がった。

真「うそだ!俺には分かるよ。絶対おかしいよ。」

真吾からの返信。

俺「いや、ホント大丈夫だから…!!」

俺はそのメールに返信した。その後、真吾からの返信はなかった。
俺は、ため息をついて、お風呂に入りに行った。

湯船につかって、目を閉じる…。

浮かんでくるのは、大好きな真吾の笑顔。

大好きな…??

俺「俺…真吾のこと好きなのかなぁ。」
わざとつぶやいてみる。
その直後に、首をふって自分自身を否定した。

俺「大好きと愛してるは違うよ…」
自分にいい聞かせて、だいぶのぼせ気味になった俺は、風呂からあがった。

着替終り、バスタオルで髪を拭きながらチラッと携帯を見ると、ランプが点滅していた……。


Eに続く

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大好きな気持ち。E
   - 07/4/9(月) 11:03 -
携帯を開くと…

?!

俺「真吾…電話!?」
真吾から、着信がきていた。俺はすぐにかけなおす。発信している間、胸のドキドキが止まらなかった…

真「もしもし…」
し…真吾の声だぁ!!!!
俺は心の中で叫んだ。
俺「あっ、俺。Dだけど…」

沈黙が流れた。
真「何で、電話でなかったの?」
俺「ごめん…風呂入ってた…。」
真「そっか。」

また、沈黙が流れる。
俺は聞いた。

俺「んで、どうした?いきなり電話なんて!!」

俺は無理して明るい声を作った。

真「大ちゃん…無理しなくて良いよ。何で悩んでるのか俺に教えて?俺…大ちゃんの力になりたいんだよ!!」

正直、泣きそうになった。真吾優しすぎるよ…

そう心の中でつぶやきながら、

俺「ホントに大丈夫だって!!」

思ってもないことを言った。

真「ホント…?わかったよ。もう言わない。でも、俺は大ちゃんの味方だから!辛い時は俺を頼って☆そのかわり俺も大ちゃんを頼るからね(笑)」

俺「おぅ、わかった!ありがとう。」
真「んぢゃ、また明日!」
俺「バイバイ!」

電話を切った。

俺「………………あ、あれ??何で、涙が出るんだよ。」

涙が止まらなかった。
真吾の優しさが嬉しかった。

もう、自分自身に嘘はつけない…。

俺は真吾のことを愛してます。

この気持ちはもう、止められない…


Fに続く

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大好きな気持ち。F
   - 07/4/9(月) 12:16 -
次の日。切り替えの早い、俺は自分が人と違うということを認めるのに時間がかからなかった。

むしろ、この禁断の恋と前向きに戦うつもりでいた。

俺は誰かに相談したかった。真っ先にうかんだのは竜一の顔。

俺(竜一に相談しよっかなぁ…でも、キモがられたらどうしよう…)

多少の不安はあったが今は悩んでる暇はないのでスグに、相談があるといった内容のメールを竜一に送った。

返信はスグにきた。

竜「おぅ!どうした?」
俺「あの…メールだと面倒だから、○×公園まできてくれない?」
竜「おぅ!良いよ。」

今は夏。もう、21時なのに、外はまだ薄暗い気がした。

俺が公園につくと、竜一はすでについていた。

俺「ちゃーすっ ごめんね。こんな時間に!!」
竜「全然大丈夫。お前こそ早く帰んないと電車の時間やばいんじゃない?」
俺「そんときは竜一ん家に泊めてもらうよ(笑)」
竜「ホント、図々しいな(笑)」
俺「ごめーん(笑)」
竜「まぁ、泊まるのは良いけどさ(笑)ところで相談って?」

俺「う…うん。」
俺は竜一の横に座る。

俺「俺、好きな人がいるんだ…。」
竜「え!?まじ??だれ?」

俺は声が震えるのを我慢して言った。

俺「そ…その、真吾なんだ〃〃」

い… 言ったぁ!!!!
心の中で叫んだ。

沈黙が続く。
竜一が沈黙を破る。

竜「やっぱ…そうなんだ。」
俺「え…??」
竜「お前ら見てれば分かるよ(笑)」
俺「あはは。」

俺は、苦笑い。

俺「それでね…」
と、次のセリフを言いかけた瞬間、竜一が遮断する。

竜「正直、妬いてた。」
俺「……へ?」

俺は言葉の意味が理解出来ずにいた。

竜「お前が真吾と仲良くしてるのを見て、焼きもち妬いてたんだよ!!」

え?え?え?!
俺は頭が混乱した。

竜「相談するつもりだったのにごめんな。でも、俺…お前が好きだっていう気持ちに嘘はつけないんだよ。」

俺は竜一の顔が見れない

竜「D、大好きだ。愛してるよ。」

俺は口を開く。
俺「ちょっと、待ってよ。頭こんがらがってる…」
竜「あぁ。待つよ。」

それから、何分間沈黙が続いただろう。

俺は、あまりの驚きにボーっとするしかなかった
。竜一が俺のことを好きだって!?!?信じられなかった…。

俺はふと、時計を見る。
俺「ヤバッ!!終電行っちゃう!!」

いきなり大声を出したから、竜一は驚いていた。
竜「いきなり、大声出すなよ!!……つか、ヤベェぢゃん!走るぞ!」

竜一は俺の手を引っ張った。

俺「え!?ちょ…ちょっと待ってよぉ!!」

その後は、2人でがむしゃらに駅まで走った。

『5番線より、上り最終電車発車します。』
ぷるるるる〜


ま…間に合わなかった。
竜「い…いっちゃったよ。ハァハァ」
俺「やっちまったぁ…ハァハァ」

二人はもう、息切れで普通に喋れなかった。

竜「そんなところも大好きだよ。ハァハァ」
俺「こんな時まで、褒めんなよ〃〃ハァハァ」

ハァ…ハァ…ハァ

沈黙が続き、息の音だけがする。

竜「俺ん家…来る?」
俺「………………うん〃」

Gはエロ要素を含むのでHな話のカテで、続き書きます。

ここまでの、感想とか頂けたら嬉しいです(≧▽≦)ノ☆★

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大好きな気持ち。H
  WEB  - 07/11/18(日) 11:55 -
こちらのwebから続きG〜  に飛べます☆

引用なし

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<Mozilla/3.0(WILLCOM;KYOCERA/WX310K/2;1.2.3.16.000000/0.1/C100) Opera 7.0@P219108014114.ppp.prin.ne.jp>
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