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紫苑
- 12/1/22(日) 2:09 -
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ミンミンミン・・・
「あっつ・・・」
俺の名前は神谷紫苑16歳。
どこにでもいる普通の高校生だ・・・
「紫苑、おっはよ^^」
こいつは鰐島海斗同い年の同じクラス。
「っはよ・・・」
「どうした??元気ねぇ〜ぞ!!」
「はぁ〜、お前が変なんだよ!!こんな暑いのに、
よく元気でいれんな・・・」
夏で気がめいったのか・・・俺はその・・・
こいつが・・・好きだ。
でも、
「ははっ!!そうか??
そういえば、桃どうした??昨日、連絡切れてさぁ〜」
「知らん・・・」
俺の姉である神谷桃とこいつは付き合っている・・・
♪キーンコーンカーンコーン♪
(昼休み)
・・・
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紫苑
- 12/1/22(日) 2:31 -
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「やっほぃ〜↑↑元気??紫苑・・・」
こいつは北条正宗。ぶっちゃけチャラくて、
学校で男女問わずにヤリまくっている・・・
顔は上の中くらいで小池○平に似ている。
「うん^^
だって、ご飯だよ!?」
「ううっ・・・
紫苑可愛い。ヤリたーい!!」
「正宗・・・ッもい」
「んんっ!?」
「きもい!!」
これで何度目だろうか??
正宗は俺に気があるのか・・・いや、冗談だろう・・・
コツッコツ・・・
「紫苑、飯一緒に食おうぜ!!」
「あっ!!海斗だぁ^^
あいたかったよぉ〜・・・」
「ああ、俺もだ・・・」
そういって、海斗は俺の髪をくしゃくしゃにする。
これが好きで・・・許されるなら、ずっとこうしていたい。
でも、
「もぅ!!海斗ぉ〜・・・
紫苑ばっかずるい!!」
「ははっ^^
桃は弟にまで焼餅を焼くのか??」
チュッ・・・
「ウッ、アッッ・・・海・・斗
みんなが・・・見てる・・」
「見せ付けてやれよ・・・」
いやだ。いやだ。いやだ。
こんなの・・・みたくない・・・
「ッめん・・・」
タタタッ・・・
「あっ!!紫苑く〜ん・・・」
・・・
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紫苑
- 12/1/22(日) 2:49 -
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昼休みの屋上・・・
「ウウッ・・・ひッく・・・
ウッうわ〜ん・・・」
「ああ、よしよしっ!!
俺の胸でお泣き・・・」
正宗は俺が海斗を好きなことを知っている・・・
だから、何も言わずに泣かせてくれる。
30分後・・・
「正宗・・・ありがとう。」
「いいってことよ!!
お礼はチュウでいいぞ・・・んっ!!」
バコンッ プシュッウ〜(←飛び散る何か・・・)
「イッてぇ〜な・・・」
「ごめん・・・ワザと・・・」
「知ってる・・・」
「ぷっ・・・わははっ(笑)」
「なっ何だよ・・・気持ち悪いなぁ〜・・・」
「いやっ・・・正宗みてたら、なんか元気出てきた!!」
「それは、どオ言う意味だコラッ!!」
「ベツニィ〜」
ありがとう・・・正宗・・・
チュッ・・・
・・・
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紫苑
- 12/1/22(日) 3:21 -
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「しっ紫苑・・・」
「お礼・・・だョ!?」
なっ何やってんだ俺はぁ〜!!
・・・。
この沈黙無理・・・俺ッ・・・
「ッめん・・・戻るわww」
グイッッ・・・
「なっなんだよ!?
どうしたん??正宗・・・。」
・・・。
「ッじゃあ、だめ・・・かな??」
「へっ??」
「俺じゃあ、だめかな??
アイツの・・・海斗の変わりはなれないのかな??」
「ごめんッ・・・無理だョ・・・
・・・それに、代わりなんて・・・正宗がッ・・・
・・・だって・・・そのッ・・・ごめッ
ウウッ・・・。」
「泣くなよ・・・頼むから・・・。」
一週間後・・・
「はぁ〜・・・。」
あれから、正宗は学校に来ていない・・・
電話もメールもシカト。
「ど〜すればいいんだョ〜・・・」
「何がだよ・・・」
「いえ、なんでもありません・・・。」
「ちゃんと授業聞けよな・・・先生なくぞぉ〜・・」
「すいません・・・」
ヤッべぇ〜、授業中だったの忘れてたぁ〜・・・
♪ピロリロリ〜ン♪
メール「from/海斗
授業集中しろョ(笑)」
なんだ・・・海斗かぁ〜・・・
って、海斗だぁ〜!!
メール「from/紫苑
ばれたッ!!」
っん・・・俺、いま海斗からメール来たのに
ガッカリした??
もしかして、俺・・・。
・・・
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紫苑
- 12/1/22(日) 4:13 -
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もしかして・・・俺ッ・・・
腹減ってる???
〜放課後〜
テクテク・・・×2
「気のせいじゃない・・・。」
誰かにツケラレテル・・・
タタタッタ・・・・
クルッ・・・!?
「正・・・宗ッ??」
「ひっ・・・ひさしぶりだネ!!」
ぽろぽろっ・・・
ナニコレ??
俺、泣いてる??
・・・・。
「本当泣き虫だな紫苑・・・。」
ぎゅっ・・・
「正宗・・・・。」
「ごめん、嫌なのワわかるけど・・・
少しだけ・・・このままでいて・・・」
「しっ紫苑??」
気がつくと俺は正宗を抱き返していた・・・
「そんなことされたら・・・俺ッ
・・・止まんねぇ〜ョ・・・。」
ガッッ・・・
「ウウッ・・・アッ
んんッ・・・ぷはッ・・・」
クチュッ・・・クチャッ・・。
正宗のキスはイヤラシイ・・・
のに、・・・優しくて、好きだ!!
「ぷはッ・・・はぁ、はぁ、はぁ。」
「ごめん、紫苑・・・。」
ドクドクドク・・・・
ナニコレ??心臓??
なんか、ワカラナイ・・・ジブンガワカラナイ・・・。
確かめたい・・・確かめなきゃ!!!
「ごめん、紫オッ・・・!?」
気がつくと・・・
俺は、自分から正宗にキスをしていた・・・
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紫苑
- 12/1/25(水) 1:16 -
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なんでだろう・・・
なんか、自分の中の物が
解けていく・・・
初めての感覚・・・
・・・。
「紫ッ苑・・・」
「・・・ごめん、俺、自分の気持ちがわからない・・・
正宗のことは好きだよ・・・でも、それが恋愛なのかは・・・
今はまだ、わからない・・・でも・・・」
それでも、一つわかったことは・・・
正宗といると海斗のことも周りのだって・・・
忘れてしまうんだ・・・。
「だから、この気持ちを確かめたい・・・
正宗を知りたいんだ・・・それじゃ、だめかな??」
「紫苑・・・ありがと・・・俺ッ・・・」
正宗は泣いていた・・・
下を向いていたけど・・・わかったんだ・・・
抱きしめると、今にも崩れそうで・・・
だけど、抱きしめるとちゃんと、そこにいる・・・
そんな・・・正宗がいいんだ。
〜翌朝〜
ガチャッ・・・
「行ってきます・・・」
バタン・・・
「っはよ。」
「正宗??なんでいんの??」
「迎えに来た^^」
「だって、家ここから遠いじゃん・・・」
「一緒に居たかったんだもん・・・悪いか!!」
「ぷっ・・・ガキかよ。」
とかいいつつ・・・とても嬉しい。
「今日、転入生来るってよ^^」
「なんで学校行ってなかった正宗が知ってんの??」
「ああ、先生から聞いた・・・」
正宗は・・・学校で男女問わずにヤッている・・・
中には先生だっている・・・。
「・・・ごめん・・・俺、もうやめるから・・・」
「・・・。」
なんていっていいのかわなんないよ・・・
ああ、俺って弱いなぁ〜と思う今日この頃でした・・・
・・・
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紫苑
- 12/1/25(水) 1:42 -
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♪キーンコーンカーンコーン♪
「はーい、席に着け〜!
知ってるヤツもいるが転入生を紹介すっぞ!!
・・・入れ!!」
教室の空気が変わった・・・
そこにいたのは、この世の物とは思えない
・・・イケメンだった・・・
身長は180ちょいくらいでバランスのいい
ゴリすぎない体・・・顔は三浦○平んに似ている・・・
漫画のように女子は目がハートだった。
「それじゃ、自己紹介よろしく!!」
「君塚翔栄ッス・・・よろしゅうおねがいします^^」
・・・。
声もイケボだった・・・
「んじゃあ、お前は神谷の隣な・・・
はい、HR始めるぞ、日直!!」
「神谷君、よろしゅうな^^」
「よろしくね^^」
俺が女子だったら、イチコロなんだろうけど・・・
現にいまでもかっこいいと思ってる。
♪ピロリロリン♪
「from/正宗
浮気者!!」
「from/紫苑
してないよぅ!!」
♪ピロリロリン♪
「from/正宗
ならいい^^」
「from/紫苑
なにそれww」
♪キーンコーンカーンコーン♪
きゃ〜!!!
・・・
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紫苑
- 12/1/25(水) 7:26 -
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チャイムと共に女子が
翔栄を取り囲んだ・・・
質問攻めに会っているのに
笑顔で答える彼はすごいと思った。
話を聞くと、
兄がいること、
カラオケが好きなことなどが
わかった・・・
「紫苑ってあ〜いうのが好きなの?」
膨れっ面の正宗が来た・・・
「ひひっ^^焼餅ですか??
正宗が一番だョ(笑)」
「ほんとに??」
ううっ・・・
なんだその捨てられた子犬のような目は・・・
「うん・・・。」
「じゃあ、帰りにカラオケに行こ??」
「いいよ^^」
「カラオケッスか??
俺もいってイィ??」
・・・翔栄君。
〜放課後〜
ううっ・・・・
気まずい・・・嫌ならなんでOKしたんだよ!!
「あのさ、マネキンでいい??
安いし・・・」
「そうだな^^」
「俺、越したばっかなんで・・・」
カラオケは得意でも苦手でもなくて・・・
90点は楽に取れていた・・・
でも、この2人は世界が違った・・・
聞き惚れて、いまにもデビューできるんじゃないかと
思う。
そして、正宗が嫌いな翔栄を連れてきた
訳がわかった・・・カラオケで勝たかったのだ!
・・・ 翔栄の得意分野で勝ちたかったのだ・・・ガキすぎる。
結局、勝負は付かなかった・・・。
途中で他の客が見に来るほどすごい歌声・・・
二人に距離を感じた瞬間だった・・・
・・・
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紫苑
- 12/1/25(水) 9:30 -
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7時になり、俺たちは帰ることにした・・・
一応、翔栄と連絡先を交換した。
正宗の視線が痛かったけど・・・
帰り道は翔栄と同じだった・・・
「今日は楽しかったッス!!」
きれいな笑顔だと思った・・・
「そうだね^^」
「俺って正宗さんに嫌われてるんスカ??」
「・・・そうみたい・・・。」
「・・・なんでなんすかね??」
「う〜ん・・・わかんない・・・」
俺へのジェラシィ〜なんて言える分けない・・・
「そういえば、紫苑さんって・・・。」
「なに??あと、紫苑でいいよ。」
「じゃあ、紫苑って可愛いですよね・・・」
・・・はい!?
「ナニ言ってんの??」
「いや、変な意味じゃなくて
なんか、山Pーを可愛くした顔してますよね^^」
こいつ・・・悪気も何もないんだろうけど・・・
「あれ、傷つきました??褒めたつもりなんですが・・・」
「ああ、ありがと^^・・・タメ語でいいよ!!」
「いや、癖なんすよ^^」
「紫苑って彼女いるんすか??」
「・・・残念ながら・・・
いないね・・・。」
彼氏(?)モドキならいるけど・・・
「もてるそうなのに・・・」
「いや×2全然ですよ・・・。」
「あっ俺こっちなんで・・・。」
「あっバイバイ」
「気をつけてくださいね!!
また、明日^^」
・・・
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紫苑
- 12/1/25(水) 9:42 -
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ガチャッ・・・
「ただいま・・・
あっ・・海斗。」
「おおっ!紫苑^^
遅いな・・・彼女か??」
「いや、友達^^
もう、帰るの??」
「ああ、また明日な^^」
・・・。
海斗なんかいつもと感じが違う・・・
姉ちゃんとなんかあったのかな??
「ああ、紫苑おかえり^^」
「姉ちゃん、海斗となんかあった??」
「ああ、別れた^^」
アア、ワカレタ
その言葉を読み込むのに
少し、時間がかかった・・・
そして、その言葉は俺の中でリピートされ続けた・・・
・・・
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紫苑
- 12/1/25(水) 16:54 -
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話を聞くと原因は姉の浮気らしい・・・
姉は昔から長く一つの物に関心を持ち続けること
ができない・・・
そのことがわかっているはずなのに・・・
今回は姉を憎いと思う・・・。
俺の手に入らないものを手に入れて・・・
弄んで・・・ニクイ、キライ・・・
気が付くと俺は海斗を追っていた・・・
タタタッ・・・・
「はぁはぁはぁ・・・」
いつもの道が、違く感じた・・・
ほとんど海斗の家の近くで弱弱しく背中を丸めて
歩く海斗がいた・・・
「海ッ・・・斗・・・。」
振り向いた海斗は・・・泣いていた。
「紫苑・・・ごめんッ・・・
一人にして・・・。」
弱弱しい海斗を見ていると・・・
涙が出て止まらない・・・
「できないよ・・・これで帰ったら、
海斗とあえなくなりそうで・・・怖いんだ・・・。」
「・・・。」
「海斗・・・その、なんて言っていいかわかんないんだけど・・・
俺は、海斗の友達だから・・・辛い時は、頼ってよ・・・。」
「紫苑ッ・・・」
「その、姉が・・・あんなことして・・・
俺が言うのもなんだけど・・・ごめん・・・。」
「・・・お前がいってもなぁ〜・・・」
「・・・ごめんッ・・・」
「俺、どうしたいいかわかんねぇ〜よ・・・
でも、浮気されたってことは魅力に欠けたのか^^」
「笑わないでよッ!!」
「紫苑・・・?」
「辛いのに苦しいのに・・・笑わないでよ・・・
俺の前で強がんないで・・・」
「紫苑・・・俺、どうすればいいだよ・・・
わかんねぇ〜よ・・・辛ぇ〜よ・・・」
海斗は泣いた・・・
子ども様に泣いた・・・そうして泣きじゃくる海斗は
初めてで可愛かった・・・
だからなのだろうか・・・俺は思わず
・・・抱きしめてしまった・・・。
・・・
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紫苑
- 12/1/25(水) 17:28 -
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30分くらいしてだろうか・・・
海斗がいつもの海斗に戻った。
「紫苑、ありがとう^^
俺、お前がいなかったら・・・たぶん。」
「いいよ^^
役に立てたなら・・・。」
「ありがとな。」
そう言って、海斗は俺の髪をくしゃくしゃにした・・・
「紫苑って髪、柔らかくて女みたい^^」
「なっ、失礼な!!」
「悪い×2^^」
よかった・・・いつもの笑顔だ・・・
「じゃあ、俺帰るね・・・。」
「送っていこうか??」
「いや、気持ちだけでいいよ・・・
ありがとう^^」
これ以上、海斗といるのは・・・
正宗に悪いような気がして・・・。
家に帰ると姉は泣いていた・・・
自分がしたことがわかったかと思ったが・・・
たんすの角に足の小指をぶつけたらしい・・・
ケータイには正宗からの電話と翔栄からのメールがあった。
「from/翔栄
今日は楽しかったッス!!」と着たので・・・
「from/紫苑
こちらこそ^^」と返した・・・
そして、正宗に電話する・・・
プルプルプルッ、プルプルプルッ
でなかった・・・寝てるのか・・・。
〜翌朝〜
玄関を出ると・・・
いつもとかわらない正宗がいた
「昨日、どうしたの??電話・・・。」
「ああ、寝てた・・・歌い疲れたみたい・・・。」
よかった・・いつもと一緒だ。
ナニ一つかわらない・・・
いつもと、一緒だ・・・。
・・・
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この書き込みは投稿者によって削除されました。(12/1/26(木) 1:12)
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紫苑
- 12/1/26(木) 1:12 -
|
▼紫苑さん:
> 1時間目・体育
>
> 「紫苑、どうしたんすか??」
> 「ああ、ごめん・・・
> わすれもの・・取ってくる。」
> 「いってら〜ッス」
>
>
> タタタッ・・・・
> 「早くしなきゃ・・・!?」
> 「アッ・・・ウウッ・・アアンッ。」
>
> それは、使ってない教室から聞こえてきた・・・
> イヤラしい喘ぎ声・・・そして・・・
>
> 正宗の声だった・・・
> 「正ッ・・・宗??」
> 「ッッ!!・・・紫苑!!」
> 嫌だ!!嫌だ!!嫌だ!!
> 正宗は担任とヤッていた・・・
> 見たくもない・・・怒りの先に来る
> 不思議な気持ち。
>
> 目を背けて、逃げた・・・
> タタタッ・・・
> タタタッ・・・
> 「まって・・・紫苑・・・」
> 「来ないで、来ないでよ!!」
>
> 「うわっ・・・」
> ツルッ・・・
> 階段で滑った・・・
>
> グッ・・・
> 「大丈夫か??」
> 「・・・。」
>
> しばらくの沈黙・・・
>
> 正宗はナニ言わずに俺を抱いていた・・・
> 「・・・ッんで??
> もうしないっていったじゃん!!」
>
> 「お前が悪いんだぞ!!」
> 「ヘッ??」
> 「お前、昨日海斗抱いただろ・・・」
> 「イヤラシイいい方すんな!!
> あれは、海斗が泣いてて・・・」
>
> 「俺が泣いたら抱くのか??
> 誰が泣いててもか??」
> 「もチッ!!・・・
> ごめんね・・・。」
>
> 「許さん!!」
> 「正宗だってハグ以上のことしてたじゃん!!」
> 「じゃあ、いいのか??ゆるさんぞ!!」
> 「ごめんなさい・・・」
> 「じゃあ、キスしてくれたら許す^^」
> 「なんでよぉ〜」
> 「ほら、早く・・・」
> もうッ・・・
> チュッ・・・
> うわぁ〜恥ずかしい・・・
>
> あれっ??
> 「正宗・・・顔真っ赤だよ!?」
> 「なっ・・・うるせぇ〜よ!!」
>
> 「可愛い・・・蛸みたい・・・。」
> 「おかしいな・・・紫苑相手だと、余裕なくなる・・・」
>
> 「メロメロやん・・・。」
> 「ふふっ^^そうだな^^」
>
> 予想以上に愛されてるみたいです・・・
>
>
> そんなラブラブな二人をみる
> あやしい気配・・・
> ・・・
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730)@61-25-174-178.rev.home.ne.jp>
|
紫苑
- 12/1/26(木) 23:26 -
|
それからしばらくしてのことだった・・・
俺と正宗がキスをしている写真が
教室に貼り出されていた・・・
クラス中が騒いでいた・・・
中には萌えてる腐女子達もいた・・・
俺は目の前で起きていることの意味が
飲み込めずにいた・・・
まるで足が浮くような感じだった。
正宗はおどけながら写真を破っていた・・・
俺は何も出来ない自分に苛立っていた。
先生が来ると静まって席に着いて
いつもと変わらない感じで授業が始まった・・・
授業にも集中出来るはずもなく上の空だった・・・。
昼休みになると先生に呼び出された・・・
「これ、ほんとか??」
「なんのことですか??」
「神谷は??」
「・・・。」
「じゃあ、これは合成なんだな^^」
「当たり前でショや!!!」
「わかった、戻っていいぞ!!」
「・・・しっ紫苑・・・
気にすんなよ??」
「俺たち、学校で二人でいるのやめよ!?」
「なんで!!」
「噂が立つとお互い迷惑じゃん!!」
「そんなの言わせとけばいいじゃん!!」
「出来ないよ・・・怖いんだ・・・
ごめん・・。」
「そうだよな・・・ワリィ・・・
俺、帰るわ・・・」
「・・・ッごめん、正宗。」
「一緒に帰るか??」
「・・・うん。」
・・・
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紫苑
- 12/1/26(木) 23:27 -
|
▼紫苑さん:
> それからしばらくしてのことだった・・・
>
> 俺と正宗がキスをしている写真が
> 教室に貼り出されていた・・・
>
> クラス中が騒いでいた・・・
> 中には萌えてる腐女子達もいた・・・
>
> 俺は目の前で起きていることの意味が
> 飲み込めずにいた・・・
> まるで足が浮くような感じだった。
>
> 正宗はおどけながら写真を破っていた・・・
> 俺は何も出来ない自分に苛立っていた。
>
> 先生が来ると静まって席に着いて
> いつもと変わらない感じで授業が始まった・・・
>
> 授業にも集中出来るはずもなく上の空だった・・・。
>
> 昼休みになると先生に呼び出された・・・
> 「これ、ほんとか??」
> 「なんのことですか??」
> 「神谷は??」
> 「・・・。」
> 「じゃあ、これは合成なんだな^^」
> 「当たり前でショや!!!」
> 「わかった、戻っていいぞ!!」
>
>
> 「・・・しっ紫苑・・・
> 気にすんなよ??」
> 「俺たち、学校で二人でいるのやめよ!?」
>
> 「なんで!!」
> 「噂が立つとお互い迷惑じゃん!!」
> 「そんなの言わせとけばいいじゃん!!」
> 「出来ないよ・・・怖いんだ・・・
> ごめん・・。」
> 「そうだよな・・・ワリィ・・・
> 俺、帰るわ・・・」
> 「・・・ッごめん、正宗。」
> 「一緒に帰るか??」
> 「・・・うん。」
> ・・・
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紫苑
- 12/1/27(金) 2:55 -
|
「どうしよっか??」
「う〜ん・・・とりまッ
俺んちにくる??」
「ええっ!!・・・それって・・・」
「紫苑君ナニ考えてんの??
えっちぃ〜の!!」
「はぁ〜??ナニいってんだョ!!」
「ま、いいや。家いま、親いないし・・・。」
「なっ!!いかんいか〜ん!!」
・・・結局来てしまった・・・
「2階で待っててョ・・・」
「うっうん^^」
気まずい・・・
俺、今日で処女?童貞?卒業すんのかなぁ・・・。
ってナニ考えてんだぁ〜!!
完全に可笑しくなってんぞぉ〜!!!
「お待たせ^^
オレンジでよかった??」
「あっうんうん^^;」
落ち着け自分・・・
クールダウン×2・・・
「ゴクゴクゴクッ・・・
おかわり!!!」
「あっああ、大丈夫か??
もう、10杯目だぞ!?」
「うん、暑いからかな??
喉乾いちゃって・・・。」
「そうか・・・紫苑、無理すんなよ??
無理やりでもヤルつもりねぇ〜から・・・。」
「んじゃ、取ってくんな!!」
「待って・・・。」
「あっ!!・・・。」
・・・。
「わっワリィ〜・・・
大丈夫か??」
「・・・うっうん・・・。」
「しっ紫苑・・・」
やっやばい・・・顔近いって!!!
改めて思うのは・・・
正宗かっこいぃ〜^^;
♪ピ〜ンポ〜ン♪
・・・
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730)@61-25-174-178.rev.home.ne.jp>
|
紫苑
- 12/1/27(金) 3:29 -
|
「いや〜、どうもッス^^」
「あっ、翔栄・・・。」
「どうしたんだョ??
学校は??」
「サボりッスョ^^
窓からラブラブの二人の
姿が見えたんで邪魔しに!?」
「ラブラブって思うんなら
なんできたんだョ!!」
「だ・か・ら邪魔しにっすよ!!
紫苑さんは俺のなんで・・・」
「・・・俺は物じゃな〜イ!!」
「いいえ^^
紫苑さんは俺の物ですよ!!」
「お前はふざけんな〜!!」
「だって、あの写真合成なんッスよね??
俺、職委員室で聞いちゃったんッス。」
「・・・。」
「だから、俺にもチャンスありますよね??」
「ナニ言っちゃてんの??」
「ぶっちゃけ、正宗さんはどう思ってんッスか??」
「・・・好きだよ・・・大好きだよ!!」
「そうすか・・・
紫苑さんは??」
「・・・ッないじゃん・・・。」
「はい??」
「関係ないじゃん!!」
「いや、答えになってないッス!!!」
「・・・。」
・・・
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB730)@61-25-174-178.rev.home.ne.jp>
<Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.4; ja-jp; SonyEricssonSO-02C Build/4.0.1.C.1.9) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Geck...@s514202.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp>
|
ゲレンデ
- 12/1/31(火) 23:17 -
|
<Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.4; ja-jp; SonyEricssonSO-02C Build/4.0.1.C.1.9) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Geck...@s514202.xgsspn.imtp.tachikawa.spmode.ne.jp>
|
紫苑
- 12/2/7(火) 11:59 -
|
「答えてくださいョ」
「・・・ッかんない
わかんないよ!!正宗のことは好きだけど・・・
これが、この気持ちが恋愛感情なのかわからないよ」
俺は、思わず泣き出してしまった・・・
「・・・すいませんっした・・・
おッ俺、帰ります・・・っんじゃ!!」
ドタドタドタッ・・・・
「ごめん・・・俺も帰るわ・・・」
「送っていこうか??」
「いいや・・・じゃあね」
「あっああ」
バタンッ・・・
それから、俺はどうやって帰ったか覚えていない・・・
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紫苑
- 12/2/17(金) 7:34 -
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「おはよう」
「おはよう・・・」
「どうした??俺と遊ぶのが嫌なのか??」
そう、久々に海斗とあそぶことになった・・・
「ううん。そんなことないよ・・・」
「なら、いいけど・・・」
ああ、海斗の私服はなんてカッコいいのだろう・・・
あまり飾ってはないのに本当にカッコいい!!
モデルみたいだ・・・
「ゲームすっか??」
「負けないかんな!!」
・・・
「・・・なぁ、紫苑??」
「何ッ??」
「お前、正宗と付き合ってのか??」
・・・
「なっ何言ってんだよ・・・
男同士だぞ!!んなワケ・・・ないだろ」
「そっか・・・」
「どうしたんだよ
急に・・・姉ちゃんとなんかあった??」
「実はさ・・・別れたんだ・・・
急に・・・別れようって・・・」
「んな、だまんなよ!!
気まずいだろ・・・」
「なんか、ゴメん・・・なさい」
「何でお前が誤んだよ・・・」
「そう・・だよね・・・
あっ、そうだ!!なんかできる事ない??
俺にできることならするよ!!」
「本当か??」
「モチッ(^0^)」
・・・
「じゃあ、キス・・・しよ」
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