未だに夢に出てくるんだよ。
朝起きたら、切なさと、ほんの少しの幸せを感じる
笑っちゃうくらい好きだったんだ
隣の部屋に越してきた
そんな出会いから
一緒に互いの下手くそな料理並べて食ったり、
朝まで腹かきながら映画見てたり
バイクで旅に出たときに見た夕陽の素晴らしさ
アホみたいに喧嘩した日
1年経った今でも、ひとつひとつの思い出が胸の中に切なく輝いてる。
近く遠い存在。
前にそいつが失恋した日
朝まで話聞いて、それでもへこんでたから、
しゃーない!一緒に寝るか!って、添い寝したことがある。
友情と恋の間で葛藤し、揺れてたことは否定できないけどさ。
罪悪感もあった。
でも、あれほど幸せだった時間は、未だかつてなかった。
なぜか俺が布団何度も掛け直されてたこと、知ってたよ。
自分が辛いときでも、誰かに優しくしようとする
そんな姿に惚れたんだな、といまさらながら思う。
今は、あえて引っ越して
気持ちが冷めてくれるのを待つ日々だけど
いつか、もう一度会いてーなーやっぱり。
切ない思い出じゃなく、
やさしい思い出に変わってくれぃ
友達として傍に居るだけで満足できるように。