ケイキチ・・・好きなった時にそうやって呼ぼうと思った・・・
なぜなら、君と僕の名前が並ぶから・・・そう呼ぼうと思った・・・
君を好きになったのは中学校1年生の夏・・・
貴方の側に居たくて・・・嘘までついた・・・
そして・・・冬の寒い学校の日に・・・ケイが僕に
「吉の好きなヒトは誰?」って聞かれた時・・・その時僕はケイに言ったよね?
「僕の好きなヒトはケイだよ・・・」
あれから僕はケイの悪夢だったよね・・・ごめん・・・本当にごめん・・・
ごめん・・・本当に・・・
でも・・・君の事が大好きで、大好きで、だから一緒の高校に行かない事にした・・・とても苦しかったよ・・・とても・・・
毎日、毎日、毎日、ケイの事考えてた、ずっと・・・
ずっと・・・今でも・・・
僕はケイの事考える程の人間ではない・・・
でも本当にケイの事を想っているのは僕だよ・・・それには自信がある・・・
もう会っていない・・・長い時間にはケイの事忘れてたと思っていた
そして、成人式であった時でもケイの事はもう好きじゃないと思ってた・・・
でも、二次会の時・・・ケイと話をして、ケイのその仕草、話し方、思ってた通り・・・大人の男になって・・・でも、一つだけ変わってなかったトコロがある・・・それは、相変わらず僕の目を見て話す事・・・
でも僕は分からないようにした・・・もう僕の事で苦しい思いをして欲しくなかったから
ケイ・・・貴方は男の中の男で・・・僕は一生何をしても、貴方は僕と一緒にはならない、だから貴方の事が好きでいる事で貴方をもう悩ませたくないの・・・
だから僕はこの日本から出て・・・遠くへ行く・・・出発日はもう決まってるの・・・でも一つだけ貴方に聞きたい事があるの
僕と会う時・・・どうしてそんな悲しいそうな目をするの?どうして?・・・
どうして悲しい目で・・・何か言いたいような目で僕を見るの・・・?
大好きだよ・・・愛してるよ・・・誰よりも・・・何よりも・・・
僕の愛しているヒトがケイで良かった・・・
君が居てくれたからどんな困難も乗り越えてきた・・・
ありがとう・・・
バイバイ・・・