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俺は昔からぱっとしないやつだった。
真面目・おとなしい・暗い・静か…
まぁそんな感じのイメージを周りに与えていた。
人と話すことも苦手だったからか、友達もあまりいなかった。
まっ誰にどう思われようと正直どうでもよかった。
そんな俺が、あいつにだけは心開いたんだ…
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その日もいつもと同じように時は流れていた。
高校2年の春。
眠い始業式が終わり
新しい教室へ足を運ぶ。
クラス替えをきっかけに初めて見る顔も多々…
と言っても
興味はなかったので自分の席を見つけてさっそくいつも通り居眠りをはじめようとした。
「おーい」
意識がとぶ直前に誰かが俺に話しかけてきた。
「はい?」
「おはよ」
知らない顔だ。なぜか笑顔であいさつを交わしてきた。
「お前イチって言うんだろ!俺のことはシンって呼んでくれ」
初対面で図々しいやつだなー…
そんなこと思いながらそいつ、シンをまじまじと見ていた。
「ん?顔になんかついてる?」
「別に」
「んだよ〜冷たいなあ」
さっきからこっち見てずっと笑ってる。
シンのその笑顔を見てると、すごくドキっとしてなんだか落ち着かない。
「俺もイチみたいに髪伸ばしてぇ〜」
シンは野球部らしく、坊主あたまだ。体もややがっちりしてるのも、野球部だからか、と妙に納得。
対する俺の髪型はそんなに長くはないが、一応ちゃんとセットしていた。
髪をいじるのは嫌いじゃない。
「まっ!野球は坊主が一番だけど!帽子かぶったらセットしても意味ないし」
君は苦笑いしてそう言ってたね。
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…君との出会いは突然だった。
そのせいかな。今でも覚えてるのは…
やや一方的ではあったがシンとの会話は楽しくて、もっとシンのこと知りたいって思ってた。
先生が来るまでずっとしゃべってたっけ。
「イチ、じゃあまた明日な!バイバーイ」
「おつかれー」
シンはこれから部活らしい。その日は雨が降っていたから、練習は筋トレだって言って張り切ってたよね。
メルアドも交換した。俺の登録件数の少ないアドレス帳に「シン」の名前が入った。
なぜだかすごくテンション上がってその日俺は1日中ご機嫌だった。
その日から学校に行くのが楽しくなっていった。
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それからシンとは休み時間はいつもおしゃべりしていた。
ちょっと前の静かな俺とはまるで別人のようによく笑っていた。
シンといると自然と笑顔になれた。
シンはクラスでの委員会決めや、掃除当番など、グループ活動には必ず俺を誘ってくれた。
「俺と一緒じゃないとつまんないだろ?(笑)」
お礼を言ったらいつもそれだったよね。
本当に嬉しかったんだ。
昔から1人が多かったけど、孤独には慣れなかったんだ。
グループ決めとかがあるといつも余り者扱いで、すごく寂しかったから…
だからシンには感謝ばっかりだった。
シンは優しくて良い奴だったから、クラスの人からの人望も厚くて、みんなと仲が良かった。
でもいつも俺と一緒にいてくれた。
お昼時間も毎日一緒にご飯食っていたし、教室を移動するときも一緒に行動していた。
ある日、
「シンはいつも俺と一緒にいるけど、俺といて楽しい?俺話面白くないし、口ベタだからつまんないんじゃない?」
そんな質問をシンにぶつけてみた。
するとシンは
「んー…なんかイチと一緒にいると落ち着くから。それにお前俺と一緒じゃないと、あんま笑わないから(笑)」
安心感というか、幸福感というか…
不思議な気分になった。
そしてすごく嬉しかった。
この頃からかな…
シンのことが好きになったのは…
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シンは女子に結構モテた。顔は特別カッコいいとかじゃないけど、整っていて、なにより笑顔がすごく可愛くてさわやかだから人気があった。
「今日も俺告白されちゃった」
ニカッと笑ってシンが俺に自慢してきた。
「モテる男はツラいですね〜」
そんな風に俺が言ったら
「ま〜な!でも俺、イチ一筋だから(笑)」
そう言って背後から俺をギュッと抱きしめた。
まぁ…シンお得意の冗談ではあったが
俺はものすごくドキっとした。
「やめろよー」
心にも思っていない言葉を口にする。
「だって大好きなんだもん!もう少しいいじゃん」
そう言って俺の背中に頭をスリスリするのはいつものこと。
だけどたまんなく愛おしくて、このまま時間が止まればいいのにって思ってた。
シンは今、彼女はいない。
高校1年のクリスマス、2年間付き合っていた彼女と別れたらしい。
それからはずっとフリーだ。
そのことに俺はすごく安心していた。
シンに彼女が出来たら、こういうことをもう俺にはやってくれなくなるんだろうなって思っていたから。
でも…
シンに出来ちゃったんだよ……
彼女が。
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「イチ!お前に言わなきゃいけねー事があるんだ」
季節も秋に入ろうとしていた頃、昼休みに急にシンがそんなことを言った。
「ん?なんだよ?」
「実はなー…俺昨日彼女出来た」
照れくさそうに、そしてなにより幸せそうにシンはそう言って笑った。
「そっ…か。」
「なんだよー冷たいなー!これからいっぱいノロケるからよろしく(笑)」
「うぜーし。……ってかマジおめでとう。良かったじゃん」
俺は口ではそんな事言って、内心とてもショックだった…
いつかはそうなるだろうと思ってはいたが、やっぱりツラかった。
シンのこと好きじゃなかったら、素直に祝福しただろうけど…俺には余裕がなかった。
それからのシンは俺といるとき、よく携帯をいじっていた。
彼女とメールしているのだろう。
シンがそうしてる間は会話が途切れるので、正直つまらなかった。
なにより、彼女のことを話すときの幸せそうな顔を見るのがツラかった。
そんなある日…
休日にシンから
『今から俺の家に来ない?』
ってメールで誘われた。
断る理由もなかったし、初めてシンの家に誘われたので、お邪魔することにした。
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続き気になります。
同じようなこと俺にも
あったからよけい。。。
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みなさん、更新が遅くなってすみません!応援ありがとうございます!
続きも是非良かったら読んで下さい!
俺は電話で聞いたシンの住所の説明をしっかりメモして、おそらくシンの家であろう場所にたどり着いた。
シンの家はなかなか立派な一軒家だった。
少し前シンが家族のことを話していたのを思い出した。
確かシンの家は母子家庭で、今住んでる家は、出ていったお父さんが慰謝料がわりに建てたのだと。そんなことを言ってた。
少しドキドキしながらシンの家のインターホンを鳴らした。
ピンポーン…
すると2階の窓から
『おうっ!誰もいねえから勝手に上がって♪』
とシンが言ったので
俺は入ることに。
シンの部屋につくとシンの匂いがいっぱいで、俺はさらに胸がドキドキした。
『おっす!どうせ暇だったろ?』
「まあね。でも今日はどうしたの?」
『ん…実はな…』
そう言ってシンは俺の方を真顔でじっと見て、
急にニコッと笑顔になって
『俺昨日彼女とやっちゃった♪』
照れながらそう言った。
「そう…」
やっぱり素直に喜べなかった。
『なんかさー…俺経験ないかったから、どうすればいいのかわかんなくてさぁ』
勢いに任せて…きゃっみたいな?(笑)
そんな風にデレデレな顔でエッチの様子を語り始めた。
確かに嫌な気分ではあったが、やはり大好きなシンのその行為に興味がないはずがなかった。
「…んで、結局俺を呼んだのはその童貞卒業の報告ってこと?」
『そう!やっぱイチには報告しないとな!こんなことイチぐらいにしか言えねぇから』
嫉妬心でいっぱいだった俺の頭の中も、なんだか可愛らしいシンの姿を見て、愛おしさで胸がいっぱいになった。
『あっ!今日俺の家に泊まっていけよ!』
「えっ!?……でも着替えとか持ってないし…」
『それなら俺の服貸してやるよ♪』
俺は一応親に承諾を得て、泊めてもらうことになった。
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それからテレビゲームをしたり、マンガを読んだり、くだらない話をしたり…
いつの間にか時間は夜の7時。
『もう7時かぁー』
「はやいね。シンの家居心地いいから毎日お邪魔しよっかな」
『おー!暇なときは遊びにこいよ』
シンの母親は看護婦で、家にあまりいないらしい。
兄と姉はすでに自立していて家にはシン1人でいることが多いそうで、寂しい思いをしているとか。
『まっ、今は彼女とイチがいるから寂しくないけどな』
少し寂しそうな顔でそう言った。
なんだかたまらなくシンを抱きしめたくなった。
……とはいってもそんな勇気は俺にはない。
『そろそろ風呂入るかぁ。イチ一緒に入ろうぜ』
……え!?
まさかの展開にびっくりして返事に困っていると、
『なぁいいだろー?イチくぅーん♪』
後ろからギュッと抱きしめられて、さらに心臓はバクバク…
…シンの裸みたいなぁ…
そんな欲望が俺を洗脳して
「じゃあ入ろっか…」
一緒にお風呂に入ることにした。
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……そう広くない脱衣所に大好きな人と2人きりという、なんとも素敵なシチュエーションは…
逆に俺を苦しめた。
《やっべ〜…勃起しちゃう…》
勃起してるなんて
シンにバレたら大変だ。
俺がゲイだとバレてしまうかもしれない…
ちょっと違う意味でドキドキしていた。
『どうした?脱がないのか?』
「あ…いや、あの…」
まさか、勃起してる
なんて言えるかっての(汗)
『まさか……』
ドキッ…
《バレた……?》
不安になっていると
『誰かと一緒に風呂入ったことねぇんだろ!?だから緊張してるのか?…そんなん気にすんなよ♪』
ホッ…
シンが良い勘違いをしてくれていてホッとした。
『俺先入るぞ?』
そう言って
シンはそそくさと服を脱ぎ始めた。
思わず見とれてしまう…
シンはいい体をしていた。
お尻もぷりっとしていて…
肝心な前はタオルで隠しているが…
『じゃ、お先♪ちゃんと来いよ』
ニカッと笑って風呂場に入っていった。
バタン。
ふぅー‥‥
危ない危ない。
勃起は収まるどころか、シンの裸を見てしまってさらに元気になっている。
《これじゃあ風呂場なんていけないじゃん…》
1人焦っていると、
『イチー!早く来いよー!俺が洗ってやる!』
そんな声が聞こえてくる。
やばい
「ちょっとトイレ借りるね!」
勃起が収まるまでトイレで時間を潰すことにした。
「はぁー…何してんだよ…」
自分の息子の元気のよさに少し腹を立てながら、ただ座っていると
コンコン…
『……イチ?大丈夫か?腹でも痛いのか…?』
シン…
お前は優しすぎだよ…
「全然大丈夫だから!今出るよ。」
シンに心配かけたくないし…
勃起はもう収まっていたのでトイレから出ることに。
ガチャ…
!!??
ドアの向こうにはスッポンポンのシンが立っていた。
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『イチ!』
扉を開けるなり、いきなり全裸のシンに抱きしめられた。
『急にいなくなるなよー!寂しいじゃん』
ギューッときつく俺を抱きしめてくるシンがたまらなく愛おしくなって、俺はもう我慢できなくなり…
シンの唇にそっとキスをしてしまった。
『!?』
シンはびっくりした表情をして俺を見つめた。
急に恥ずかしくなり、
「ぷ…プレゼント!」
そう言って脱衣所に逃げようとした。
が…
ギュッ
シンに腕をつかまれた。
『…イチ?』
「…な、なに?」
シンを直視できない…
あぁ…
なんでキスしたんだよ〜…
『あのさぁ……』
ドクン…
『お前って』
ドクン…
『俺のこと…』
ドクン…
ドクン…
『好き?』
ドクン…
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いつも楽しんで見てます☆
これからも頑張って書いて下さいね!
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「好きだよ…」
言ってしまった…
もうこれで俺らの関係は終わりかぁ…
そう思ったら、うっすら涙が流れていた。
ずっと一緒にいてくれた親友。
シンは俺にとってかけがえのない人だった。
「好きになってごめんね」
素直な気持ちだった。
俺みたいなやつでもシンにとっては友達だったはずだから。
『イチ…』
シンは
俺を抱きしめた。
優しく…そっと…
「シン…?」
『ありがとう、好きになってくれて』
「シン…」
気付いたら、今度は大粒の涙を流していた。
『とりあえず、服着よう』
俺達は服を着て、シンの部屋に戻った。
その間もずっと俺は泣いていた。
シンはそんな俺をベッドに座らせ、その隣に腰を下ろした。
『泣くなよ〜(笑)イチは泣き虫だな〜』
そういって、タオルで俺の涙を拭ってくれた。
そして…
『イチ、こっち向いて』
優しい声でそう言う。
恐る恐るシンの顔を見た。
とたん、
「んんっ!?」
シンの顔が目の前にあって…
急に息ができなくなって…
なぜか
シンは俺にキスをしていた。
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訳のわからない俺は、
ただただされるがまま。
『これが俺の気持ち』
「えっ…?」
『だーかーら!』
そう言って立ち上がり、
『俺もイチが好き!』
照れたような笑顔を俺に向けた。
「…はっ?」
いまいち状況を理解出来ていなかった俺。
『…ったく。』
シンはもう一度俺にキスをしてきた。
今度は深い深いキス。
『これでわかった?』
「ぅ、うん…えっでも…なんで…?」
『…バカ』
俺達は何度も何度も
キスをした。
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|
ニコニコ
- 09/4/24(金) 21:30 -
|
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待ってましたよ☆
また続きを読めてよかったです!
これからも更新楽しみに待ってます!
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きゃんさー
- 11/8/21(日) 23:18 -
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すげー面白いのに何年も更新されてないのが残念(ToT)
もう、ここ見てないのかな?ホントに残念(ToT)
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