今は落ち着いてるんで、書こうと思います。
7月、君と出会った。
俺は一目惚れだった。
一緒にいるのが凄い幸せだった。
君は初めのうちは好きだって言ってた。
それを言われるだけで幸せで、いつも別れるのが寂しかった。
もっと一緒にいたい。
二人で色んな所に行きたい。
俺の想う気持ちと裏腹に君はどんどん冷めて行った。
『友達でいよう。』
君と一緒に居れればいい。だから自分の感情を押し殺してOKをした。
それからは想い込ませていた。
誕生日、君は俺をビックリさせるために急に来たよね。嬉しかった。初めて誰かに祝ってもらって、プレゼントまで用意してくれたよね。
手作りのミサンガ。君はそれだけじゃ何だからちゃんとしたの買いに行こうっていったけど、ミサンガだけで十分だったんだよ。
こんな事をしてくれてるのに俺たち友達なんだよね。愛情なんてなかったんだよね。ただ俺がお願いしたからその日に合わせて作ってくれたんだよね。
9月、旅行の話がでてきた。日帰りだったけど、会社からの社員旅行。
『友達とか誘ってもいいよ』
そう一言言われて頭をよぎったのは君だった。
そして、その当日…
朝早くバスで出掛けたから君は眠そうにしてたよね。
バスの中で誰にもバレずにキスしたよね。
凄い幸せだった。朝から夜まで一緒にいて、他愛もない話をして、それが凄い楽しかった。
その頃にはもう友達として見れてた。
家で遊ぶんじゃなくてこうやって出掛けて、他愛もない話をして…
それで十分だって思えてた。
けど…
それは潜在意識がそうさせていただけだった。
土曜日遊ぶはずだったけど、もしかしたら無理になるって事でわざわざ君は夜俺の家に来たよね。
それでよかったんだ。その時は土曜日遊べなくてもいいんだって思った。
金曜日の夜、やっぱり無理って言われた時、ようやく自分が友達としてみてたんじゃないって気づいた。
君が用事を終えた後に別れ話があった。
もう無理…
君は疲れてるのにも関わらずわざわざ俺に会いに来てたこと。
知らなかったって言えば嘘になる。
この2ヶ月間俺はずっと好きだった。
だから会えるときは会いたかった。
どうしても会いたくて、凄いねばって、なんとか会えることになって…
君のことを考えてるって言いながら結局自分が良ければそれでいいって思ってたんだよね。
君の事をちゃんと気遣ってれば別れる事にならなかったって今後悔してる。
友達としても無理だ…
そうだよね。私利私欲に行動してれば誰も嫌だって思うよね。
そう、君は俺に教えてくれた。
別れ話をしてた時は申し訳ない気持ちでいっぱいだったから言えなかった。
でも、君に出会えたからこそ、幸せな2ヶ月だったし、君に出会えたからこそわかった自分がいる。
ある人に『君は自分中心に恋愛をしてるね。もっと周りを見なきゃダメだよ。』って言われた。
確かにそうだ。周りを見てないからこういう結末になったんだろうね。
その人に言われたけど、実際教えてくれたのは君なんだよね。
今更元に戻ろう。友達に戻ろう。なんて俺には言えない。
いう資格がない。
後悔してる。君に『ありがとう』って言えなかった事。
今ではちゃんと言えるよ。
見てるかわからないけど、今の俺の気持ち。
こんな事をこんな所に書いて申し訳ないです。自分の自己満で書いてるようなもんなんで…
今なら心から言える。
この2ヶ月間本当に幸せだったよ。
本当に楽しかった。
『ありがとう。』