CoolBoys ゲイ向け恋愛話掲示板

恋愛に関する投稿の場です。
以下は削除されます。
・仲間探し（出会いのコンテンツや「いろいろ募集」へ）
・悩み相談（「悩み相談」へ）
・疑問や質問（「Ｑ＆Ａ」へ）
・内輪話（チャットや「雑談」へ）
・否定的なコメント

※ここはゲイサイトです。

┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃ ┃

476 / 3009 ﾂﾘｰ ←次へ　｜　前へ→

返信は記事右上のメールマークより匿メールをお使い下さい。
詐欺被害の報告が多発しています。売り専の勧誘、薬物・物品販売などのメールは無視して下さい。
管理人を騙ったメールが送信されていますが、当サイトから警告や通報のメールを送ることはありません。
サポの書き込みはサポ専用掲示板に。18禁、マジメ、写真での募集投稿は削除します。

６年間の片思い 啓太 10/4/8(木) 21:15

６年間の片思い２ 啓太 10/4/8(木) 21:32

６年間の片思い３ 啓太 10/4/8(木) 21:50

６年間の片思い４ 啓太 10/4/8(木) 22:15

Re(1):６年間の片思い４ りょう 10/4/11(日) 22:30

Re(1):６年間の片思い４ なお 10/4/19(月) 22:50

Re(1):６年間の片思い４ のりゆき 10/4/25(日) 6:59

６年間の片思い

啓太 - 10/4/8(木) 21:15 -

僕は今２２さい…先週から保育士として保育園で働いている

今は毎日がとても幸せです＾＾

さかのぼること１０年も前のこと
僕は市立の中学に進学してある１人の親友ができた。渡辺遠矢（とおや）。遠矢は明るくて人当たりも良くておまけにサッカーも上手で頭もいい。俺の自慢の親友でした。遠矢の家によく遊びに行って泊まったりもしていた。だから遠矢の弟の純也くんとも仲良くなりゲームしたりとよく一緒に遊んでいました。純也くんはまだ小６で背も低くてかわいい感じでかっこいい遠矢とは反対でした。だからよく兄弟喧嘩もしていて俺は二人が喧嘩する姿をいつも笑ながら眺めていた。一年たったら純也くんが後輩として中学に入学してくるな…そう思っていたが純也くんは私立の中高一貫の学校へ進学した。なんで兄弟同じ学校じゃないのかな？このときは軽い気持ちでしか考えていなかった…。
中３になり受験のｼｰｽﾞﾝになる。親友の遠矢と別々の進路に進むことになった。
俺「遠矢と違う高校か…俺やっていけるかな…笑」
遠矢「俺がいないと何も出来ないのかよｗ大丈夫…高校別でも啓太の親友ってことには変わらんし」
俺「うん…」
遠矢「俺は…社会の先生になりたい。だからそのためにがんばるんだ。啓太は保育士だろ？頑張れよな」
俺と遠矢にはお互いに夢がある。だから仕方がない…なんだか寂しくなるけど高校では遠矢なしでも頑張れる自分になろう。そう決心して中学を卒業した。

<KDDI-KC3O UP.Browser/6.2.0.15.1.1 (GUI) MMP/2.0＠07022420257492_vw.ezweb.ne.jp>

・ツリー全体表示

６年間の片思い２

啓太 - 10/4/8(木) 21:32 -

高校へ入学した。
慣れない環境だけれど友達も少しずつできていった。
僕は進学費を稼ぐためにバイトを始めた。忙しいけど、それなりに充実した高校生活に満足していた。家に遊びに行くことはなくなったが遠矢とも連絡をとり定期的に遊ぶようにはしていた。
そんな高校２年生の夏休みのある日…バイトが終わってケータイを見ると遠矢から着信音がある…すぐにかけなおすと電話にでたのは遠矢のお母さんだった
「もしもし啓ちゃん…？あのね…遠矢が………」
電話の内容はお昼すぎに遠矢が交通事故でなくなったとの知らせだった…あまりに突然過ぎたから理解するまでに時間がかかった…原付で走行中に信号無視の車と衝突して即死だったそうだ
「そんな…遠矢……………」

通夜や葬儀にも参加できなかった…現実から目をそらしたかった…遠矢が死んだことを信じたくなかった…
それからの僕は心にぽっかり穴があいたような感じで
とにかくつらい思いを忘れたかった…だからバイトや勉強明け暮れた…忙しい生活を送れば考える暇もなくなる…そんな気がしたから…

<KDDI-KC3O UP.Browser/6.2.0.15.1.1 (GUI) MMP/2.0＠07022420257492_vw.ezweb.ne.jp>

・ツリー全体表示

６年間の片思い３

啓太 - 10/4/8(木) 21:50 -

気づけば２年の月日が流れていた
僕は四年制大学の保育科に進学
遠矢の死から２年…僕はやっぱりこのままだとダメだ…そう思い命日に墓参りに行くことにした

お供えする花を買って遠矢の墓へ足を運んだ…
渡辺遠矢墓石にはきちんと名前が刻まれていた。
「遠矢…ごめん…今までちゃんと顔向けできなくて…」ｼﾞﾘｼﾞﾘと夏の暑い日差しの中僕は一生懸命墓を掃除した。
「ふぅ…終わった…」墓参りが終わり帰ろうとしたその時
？「啓太くん」
名前を呼ばれ顔を向けるとそこにはかっこいい男子高校生が立っていた
「誰…？」
？「俺だよ…純也！」
「え！？純也くん！？？」
僕はびっくりした。昔の背の低くてかわいい面影はなくて背は180近くあって顔もかっこよくなっていた
「純也くん…変わったね！で…どしたの制服で？」
純也「ぁ…部活の帰りでね…今日ｱﾆｷの命日だしついでにと思って」
僕と純也くんは久しぶりなのもあって墓参りのあと一緒にご飯食べにいくことにした。

<KDDI-KC3O UP.Browser/6.2.0.15.1.1 (GUI) MMP/2.0＠07022420257492_vw.ezweb.ne.jp>

・ツリー全体表示

６年間の片思い４

啓太 - 10/4/8(木) 22:15 -

僕は今までのことを謝った。
通夜や葬儀に出なかったこと
こうして向き合う２年もかかってしまったこと
すると
純也「啓太くんがそれだけ落ち込むのも無理ないよ…うん…ｱﾆｷも来てくれて嬉しいはずだよ絶対」
といって純也くんは許してくれた
それからお互いが今までのことを話していたらあっというまに日がくれてしまった
僕はついでに家に線香をあげに行くことにした
すると道中で純也くんがいきなり語り始めた…
純也「俺…ｱﾆｷのこと小さいﾄｷから嫌いだった。勉強でもサッカーでもみんないつもｱﾆｷｱﾆｷって…大っ嫌いだった…だから中学も比べられたくなくてわざと受験して私立の中高一貫へ行ったんだよね…でもいなくなったらいなくなったでさ…」
そうだったのか…純也くんも純也くんなりに色々悩んでたんだ…
そうこうしてたら家に到着したので両親に挨拶し線香をあげさせてもらった
なんだか未だに信じられないな…
純也「家までおくるよ！」
「大丈夫だよ！子どもじゃないんだし！！」
純也「いやおくる」
そういって家をあとにした。