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メンズサロンで知り合ったノンケのお客さん ...
 ユウセイ  - 25/7/2(水) 10:48 -
だが、彼は僕の目を見つめ、迷うように一瞬ためらった後、意を決したように再び顔を下げた。そして、ケンさんは右手で僕のチンコを掴むと、わずかに開いた唇を僕の亀頭にそっと押し当てた。すると若干戸惑いながらも、その唇がゆっくりと僕の亀頭を包み込んでいった。

「ん……っ」

熱い、そして柔らかい感触。ケンさんの口の中の温度が、ダイレクトに伝わってくる。最初はぎこちなく、ただ咥えているだけ。でも熱い唇と舌が僕のペニスを包み込み、口がゆっくりと上下に動き始めた。不慣れな動きは、時折、彼をむせさせる。ゴホッと小さな咳が漏れ、僕のそこが一度口から離れる。
「ゴホッ、ゴホッ」
「無理しなくていいよ」
僕は彼の背中に手を回し、優しく声をかけた。だが、ケンさんは首を横に振った。彼はもう一度、大きく口を開き、今度は少し深く、それを頬張った。彼の頬が限界まで膨らむのがわかる。そしてまたゆっくりと、上下に口を動かし始めた。時折深くまで咥え込みすぎて「ゴホッ」と小さく咽せそうになるが、それでも彼は止めようとしない。

初めは歯が当たっていたが、徐々に、彼の動きは滑らかになっていった。彼は無言で口を動かし続ける。舌が絡みつき、吸い付くような感触が、僕の全身を痺れさせた。彼の喉が上下するたびに、快感が波のように押し寄せる。
僕はケンさんの頭をそっと撫でた。彼の髪は汗でしっとりと濡れ、額には汗が滲んでいた。その勢いのまま、僕はケンさんの頭を優しく押さえつけ、さらに深くそれを彼の口の中へと沈めた。「ケンさん、気持ちいいよ…」口を上下すると、「ジュボジュボ」と生々しい音が何度も部屋に響く。

僕のチンコが彼の口の中で熱を帯び、硬く脈打つ。ケンさんは僕の視線を感じたのか、口を離し、とろけるような目つきで僕を見上げた。そしてその時、彼のイキリたったペニスの先端から透明な液体がシーツの上に滴り落ちているのが見えた。ケンさんも完全に興奮しているようだ。

ちょうどその時だった。一気にシーンと静まり返った部屋に、リビングから何やら音がかすかに聞こえてきた。その音にハッとした。そうだ、部屋の扉が少し開いたままだった。そして、秘書の青木君がリビングで待っているんだっけ。途端に、背筋を冷たいものが駆け上がった。ぼんやりしていた意識が、一気に現実へと引き戻された。

ちょと戸惑いながら、リビングから聞こえる音に、ちょっと違和感を感じる。それは、シャカシャカ、シャカシャカと、何かを擦り合わせるような音。その音がどうも奇妙だった。聞き覚えのある、けれどこんな状況で聞こえるはずのない音。

僕は思わずケンさんと顔を見合わせた。僕の目には、明らかな疑問が浮かんでいた。「シコってる?」僕は口パクで彼に尋ねた。ケンさんは僕の視線を受け止めると、小さく苦笑いを浮かべた。その表情は、困惑と、ほんの少しの呆れにも似たものだった。そして、何を思ったのか、突然、開いた扉の向こう、リビングに向かって声を張り上げた。「青木君、シコってんのぉ?」すると、先ほどまで聞こえていたシャカシャカという音は、ぴたりと止んだ。

引用なし

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メンズサロンで知り合ったノンケのお客さん ...
 ユウセイ  - 25/7/2(水) 10:45 -
若い男性の声だ。秘書さんなんだろう。家に入ってきた。僕がビクビクしてケンさんの胸元に顔を埋める間も、彼は全く動揺を見せず、僕を抱きしめ直すと、僕の頬にキスをしてきた。すると、事もあろうに、寝室の扉がいきなり開いた。

「えっ!」
僕は驚いてケンさんを突き放そうとしたが、彼は逆に僕を強くホールドし、逃がさない。そして一人の若い男性が部屋の中に踏み込んできた。彼はケンさんの秘書で、青木といい、大卒2年目の22歳。秘書の青木は僕たちの姿を見て、一瞬にして顔色を変えた。朝日が差し込む部屋の中、僕たちはただ全裸のまま抱き合っていた。秘書は目を真ん丸にして「あっ」と小さく声を漏らすと、呆然と立ち尽くす。

「おい、入ってくんなって」
ケンさんの低い声が響く。秘書は扉の近くまで戻ると、見てはいけないものを見るように、こちらに背を向けて、困惑した声で言った。
「あの、部長。今日のクライアントさんとの打ち合わせ、9時からなんで、そろそろ出ないと…」
ケンさんは僕を抱きしめたまま、こともなげに答えた。
「今日は課長が行ってくれるよ」
「またそんなこと言って。今日の案件は課長じゃ無理ですって!」
秘書の焦りが伝わってくる。
「大丈夫だって」
「大丈夫じゃないですよ! ちょっとだけでも顔出さないと…」
「じゃあ、午前中だけ顔出せばいいかな」
「早くしてくださいよ、全く…。僕、リビングで待ってますんで、急いでくださいね!」
投げやりな秘書の言葉に、僕は思わず身を縮めた。

彼は部屋を出てリビングのソファに腰を下ろし、大きくため息をつく音が、開いたままの扉の隙間から聞こえてくる。完全に閉められていない扉が、僕たちの状況をさらに際立たせる。混乱と戸惑いで僕は完全に固まっていたが、ケンさんは僕をぎゅっと抱きしめ、耳元に顔を寄せて囁いた。
「大丈夫だって。見られちゃったもんは仕方ないでしょ」
そして、僕の顔を覗き込み、ニッと笑った。
「ここで俺が動揺してる方が、おかしいって」
確かに、そうなのかもしれない。この修羅場とも言える状況で、ケンさんはまるで動じていない。僕を抱きしめる腕の力強さも、その声も、微塵も揺るがない。彼の底知れない堂々とした態度に、僕はただただ呆然とするしかなかった。

わずかに開いた寝室の扉の隙間から、リビングで待つ秘書の青木君のわずかな衣擦れの音や、ため息が聞こえてくる。僕はまだ混乱の中にいたけれど、ケンさんは僕を抱きしめたまま、微動だにしない。そしてケンさんが、僕の耳元で「今日は仕事より、ユウセイのほうが大事」

その言葉に、僕は思わず顔を上げた。秘書がすぐそこにいるのに、何を言ってるんだろう。僕は彼の胸を軽く押し返そうとした。「でも…ケンさん、仕事は…」僕は慌てて彼を説得しようと身じろぎしたが、ケンさんは僕の背中を撫で、動じることなく囁き続けた。「大丈夫だよ。俺が決めたことだ」彼の声には、一切の迷いが感じられない。僕の言葉は、まるで彼の耳には届いていないかのようだった。僕は何を言っても無駄だと悟った。僕は観念したように、彼に身を委ねた。僕の腕が自然と彼の首に回され、その背中に触れる。

ケンさんは僕の額に、そして頬に優しくキスをした。次いで、彼の唇がゆっくりと僕の唇に吸い付く。そして彼の舌が少しづつ僕の中へ入っていく。互いの舌が絡み合い、息が重なる。そしてさっきのことがまるでなかったかのように、深く、深く、キスを交わした。彼の舌が僕の口内を深く探り、互いの唾液が絡み合う。キスの音がピチャピチャと部屋の中に響いた。

そして、ケンさんはゆっくりと口を離すと、彼の唇は僕の首筋を這うように移動し、熱い吐息をかけながら鎖骨へとたどり着いた。熱い舌がそのくぼみを舐め上げ、ゾクッとした快感が背筋を駆け上がる。そのままさらに下へと進み、僕の胸元で止まる。そして、僕の敏感になった乳首を、舌先で優しく転がしたり、甘く吸い上げたりを繰り返す。吸い上げられるたびに、僕の体はびくりと震え、小さい喘ぎ声が漏れる。僕は彼の湿った髪を指で梳きながら、感じていると、彼は再び顔を上げ僕を見つめ、また僕の唇に吸い付いてきた。

ケンさんの身体は僕にぴったりと密着し、僕の硬くなったそこが、彼のそれに生々しく擦れ合った。互いの体温が混じり合い、汗ばんだ肌がピタピタと粘質な音を立てる。僕の頭の中はまだ混乱の余地を残していたが、それ以上に、彼の熱と存在、そして彼が引き起こす快楽に支配されていくのを感じた。

そして、彼は唇を僕の口から離すと、また舌が僕の首筋を再び這い始め、ゆっくりと、下へと移動していく。。そしてとうとう僕のチンコにたどり着いた。咥えるのかと身構えたその時、彼は再び上に這い上がってきて、少し恥ずかしそうに小声で言った。「男のチンコは流石に咥えたことない」さすがノンケだ。やはり抵抗はあるのだろう。

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メンズサロンで知り合ったノンケのお客さん ...
 ユウセイ  - 25/7/2(水) 10:41 -
するとケンさんが僕に近づき、またぎゅっと抱きしめてきた。そのまま僕をベッドに誘う。まるで「続きをしよう」とでも言うかのように。僕は促されるままベッドに横たわると、彼はさっき着たばかりの僕の服を脱がし始めた。

「ケンさん、また彼女さん帰ってきたらどうするんですか?」僕が尋ねると、ケンさんは僕のパンツを脱がし、床に放り投げながら言った。「いいよ、あいつは今日は帰ってこないよ」。その声には、微塵も未練がないようだった。

「大丈夫なんですか?」重ねて聞くと、ケンさんは僕を抱き締めながら、淡々と言い放った。「あいつ、他にも男がいるんだ。俺はあいつのことはどうでもいい。あいつは俺の金目当てに住み込んでるだけだから」。まるで自分に言い聞かせるように、彼の言葉は続いた。どうやら、ケンさんと今の彼女はクラブで知り合ったらしい。付き合って半年ほどだというが、彼女は金目当てで転がり込んできたのだと。彼は彼女を愛しておらず、彼女も彼を愛していないと言う。だから体の関係をたまに持つくらいで、恋人らしいことは特にしていない。僕には彼女というより同居人のように思えた。じゃあ彼女と言うより同居人なのかと思った。

そして、僕らはまたしばし抱き合ってから、彼は「今日はもう遅いから寝よう」と言った。部屋の電気を消すと、そのまま僕に背を向けて横になる。僕の胸には、複雑な感情が渦巻いていた。あの女は本当は彼女じゃない?ボクとはキスした?今ケンさんは僕のことをどう見ているんだろう、と。まあ、あまり深く考えないようにしよう。そして僕は彼の背中にそっと腕を回し、抱きしめた。すると、彼もゆっくりとこちらに身体を向けた。暗闇の中で、お互いの視線が絡み合う。そして、僕たちは唇を重ねた。深く、そして切ないキス。お互いの温もりを確かめ合うように抱き合いながら、僕たちはそのまま眠りについた。

朝が来た。カーテンの隙間から、優しい朝日が部屋に差し込む。時計を見ると6:30。隣にはケンさんが眠っていたが、僕が目を覚ましたのに気づくと、すっと腕を伸ばして僕を抱き寄せた。「起きた?」

彼の声はまだ少し寝ぼけていて、それが妙に心地よかった。彼の熱い胸板に抱かれ、安心感がみなぎる。昨夜の出来事が、夢ではなかったと肌で感じた。そしてケンさんは「ユウセイ好きだよー、ユウセイ、、、」ケンさんはそう言って、甘えるように僕の頬に擦り寄る。自然と視線が絡み合い、僕たちは再び唇を交わした。そしてまた、お互いの温もりを確かめ合うように抱き合いながら、僕たちは知らないうちに二度寝してしまった。次に目が覚めた時、時計は8時を指そうとしていた。

「ケンさん、もう8時だよ。大丈夫?」
僕が声をかけると、隣でスヤスヤ眠っていたケンさんは、焦る気配もなく僕をさらに強く抱き寄せた。「いいの、今日は仕事行きたくない」

いつもはきっちりしている彼が、こんな風に甘えてくるなんて。意外な一面に、僕の胸は温かくなる。彼のあそこは朝勃ちで僕の太ももにビンビンに当たっていた。彼は31歳。偏見かもしれないけれど、30歳を超えたらそんなに精力は強くないものだと思っていたのに。
「ケンさん、ビンビンだよ」
僕が思わず口にすると、ケンさんはくすっと笑って、僕の首筋に顔を埋めた。

その時、玄関のチャイムが鳴った。僕は反射的にケンさんを見上げた。まさか、もう彼女が帰ってきたのか? 心臓がドクン、と大きく跳ねる。だが、ケンさんは全く動揺していない。立て続けに何度かチャイムが鳴り、次に彼のスマホがけたたましく鳴り出した。ケンさんは画面を一目見ると、それをまた無造作にベッド脇に放り投げた。
「大丈夫なの?」
僕はあきれた声で尋ねた。彼は僕を抱き寄せたまま、大したことではないかのように、平然と答えた。「ああ、今日は秘書が迎えに来ることになってたんだ」それだけ言って、彼は僕を抱きしめた腕の力を緩めない。ええ本当にいいのかな。僕が心配していると、寝室の扉の向こうから声が聞こえてきた。

「部長、時間ですよ」

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メンズサロンで知り合ったノンケのお客さん ...
 ユウセイ  - 25/7/2(水) 10:34 -
体の奥から突き上げるような衝撃が走る。「あああ、イク、、、」ケンさんの身体も同時に大きく硬直し、「お、俺も…!」と絞り出すような声が聞こえた。 次の瞬間、二人ともほぼ同時に、ビュッ!ビュッ!と音を立てながら、熱く白い液体がペニスの先から勢いよくほとばしり、互いの胸や腹、そしてシーツに何度も激しく降り注いだ。身体がびくびくと痙攣を繰り返し、全身の力が抜けていく。

僕たちはぐったりと抱き合ったまま、ベッドに沈み込んだ。まだ熱を持ったペニスが、互いの肌に触れたままだ。荒い息が、ひゅうひゅうと喉を鳴らす。部屋には、汗と微かな精液の匂いが充満していた。

しばらくの間、何も話さず、ただ互いの温もりを感じながら、荒い息を整えた。満足感と、わずかな疲労感が心地よく全身を包み込む。ケンさんがゆっくりと顔を上げ、僕の目を見た。彼は優しく微笑むと、僕の頭をゆっくりと撫で、そしてまた、そっと唇を重ねてきた。

「気持ちよかった」ケンさんはそう言うと、ベッド脇にあったバスタオルを手に取り、僕の体に飛び散った精液を拭ってくれた。それから、僕に「シャワー浴びてきなよ」と促す。確かに、オイルも精液もついているし、体を流した方がいいだろう。でも、彼女がいるのにここでシャワーなんて浴びたら、さすがにおかしく思われるんじゃないか? と躊躇した。僕の表情を察したのか、ケンさんは涼しい顔で「気にするな」と言った。

意を決して寝室のドアを恐る恐る開ける。リビングには彼女がいて、こちらに背を向けたままテレビを見ていた。僕は服を持って、その隙に小走りでバスルームへ向かった。シャワーを浴び、着替えて寝室から出てくると、案の定、ケンさんと彼女が何やら話し込んでいる。彼女はリビングのソファに座ったままだが、その口調は冷静ながらも、明らかに僕の存在を疑っていた。「……あんたって男好きだったの?」彼女はテレビ画面から視線を外さずに、淡々と言い放った。「何のことだよ」ケンさんが、驚くほど落ち着いた声で返す。「あのね。聞こえてたよ、あんたたちの声、全部」彼女はそう言って、ゆっくりと立ち上がった。そして、寝室のドアを開けて中に入っていく。その瞬間、嫌な予感が全身を駆け巡る。

数秒後、彼女が手に持ってきたのは、僕がシャワーを浴びる前にケンさんが使ったあのバスタオルだった。広げられたタオルの中央には、少し黄色くなった染みと、乾きかけてゼリー状に固まったものがはっきりと付着している。それは、紛れもなく僕たちの&#8212;&#8212;。

「これ、何?」彼女の声は低く、不快感が滲んでいた。しかしケンさんは、眉一つ動かさずに言った。「だから何もしてないって言ってるだろ。マッサージのオイルだよ」。「オイルがこんなになるわけないでしょ!それに、この匂い……」彼女がタオルを鼻に近づけ、顔を顰める。そして僕を指差して「この子だれ?」ケンさんは冷静だった。「だから、違うって。マッサージしてもらってただけだ。お前が勘違いしてるだけだよ」。彼の態度はまったく動揺せず、あくまで否定し続けた。「別にいいのよ、あんたが誰とセックスしようと、相手が男だろうと女だろうと。でも、バレたら潔く認めなさいよって話でしょ。私だってBLとか好きだし、気持ち悪いとか思わないから。でもまさかあんたが、しかも、私がいるすぐ隣の部屋でそんなことしてたなんて、マジで理解不能なんだけど」 怒っているというより、ただ呆れていると言う感じだった。

僕はただ、呆然と突っ立っていた。足元が凍りついたように動けない。ケンさんがちらりと僕に目配せする。僕は慌てて口を開いた。「すいません、変な誤解与えてしまって。それはただ…」言いかけた僕の言葉を、ケンさんが容赦なく遮った。「お前だって他の男としてるだろ…どの口が言うんだよ」彼女がテレビ画面に背を向けたまま、ピクリと反応する。「私はちゃんと認めたでしょ、自分のこと」「俺はそいつとエッチすることは認めてやったよな」ケンさんの言葉に、僕は思わず顔を上げた。なんだ、この話は?「俺だって自由があってもいいじゃんか」ケンさんが続ける。

「だから、ちゃんと認めろって話でしょ」彼女はケンさんをちらりと見て、まるで諦めたかのように再びテレビに視線を戻した。ケンさんがため息をつく。「ああ、わかったよ。認めるよ。でもエッチはしてませんから」その瞬間、彼女の視線が僕に突き刺さった。ケンさんも僕を見る。まるで「お前も合わせろ」と言っているようだった。僕は喉がカラカラで、やっとのことで言葉を絞り出した。 「ええっと、そうですね。ただ、その…お互いオナニーし合ったくらいで…」彼女はフッと鼻で笑った。 「へえ、まあどっちでもいいわ。ちょっと驚いただけ」そう言い残すと、彼女は再びテレビを見始めた。この二人の関係は、一体何なんだろう。僕はただ、その異様な空気に立ち尽くすしかなかった。ケンさんは気にするな、と言う感じで僕の顔を見る。

ケンさんは気にするなとでも言うように、僕の顔を見た。しかし、その場の気まずい空気がどうにも居心地悪く、僕は立ち去ろうと帰る準備を始めた。だが、すでに終電はなかった。ケンさんは「タクシー呼ぶか、リビングのソファで寝ていってもいいよ」と言ってくれた。この時間、タクシーもなかなか捕まらないだろう。どうしようかと考えていると、ソファに座っていた彼女がフッと立ち上がった。そして、何も言わずに、テーブルに置いてあった小さなポーチに必要なものだけを詰め込むと、そのまま家を出ていく。玄関のドアが、カチャリと静かに閉まる音が響いた。

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 ユウセイ  - 25/7/2(水) 10:32 -
「でも、これってヤバいんじゃないのか?」僕は思った。彼女がいる身分で、男を抱いているなんて。
うーん、でもケンさんと僕は恋愛関係にあるわけじゃないし、何かエッチなことをしているわけでもない。ただ男同士で抱き合っているだけだ。友達同士だって抱き合うことはある。そう考えれば、やましいことはないのか。僕は色々と自問自答しながら、この状況を受け入れようとした。

しかし、その反面、いけないことをしているという背徳感も確かにあった。彼女が部屋の外にいるのに、部屋の中でこうしてイチャイチャしているのだ。でもその感覚は、なぜか興奮へと変わっていった。

と、その時、案の定、部屋の扉を叩く音がした。そして「いつ終わる?」と声が聞こえる。僕は慌てて体を起こそうとしたが、ケンさんは僕の手を掴んだ。時計を見ると、もう夜の11時を過ぎている。
「今始めたところだから、あと1時間!」彼は部屋の外に向かってそう答えた。僕は思わず「いいの?」と小声で尋ねるも、ケンさんは涼しい顔で「いいんだよ」と言った。

その時、すでに僕のアソコもパンツの中ですでに硬くなっていた。すると、ケンさんもそれを感じ取ったのだろう、僕のパンツに手を掛けてゆっくりと脱がせてきた。互いの熱を帯びた肌が触れ合う。ケンさんの硬くなったチンコと僕のそれがぶつかり合った。僕たちはお互いを見つめ合いながら、ただひたすら、互いのチンコを重ねて扱き合った。

滑らかな肌の摩擦と、熱が伝わる感覚に、全身が痺れるような興奮が駆け巡る。彼の手が僕のチンコを包み込み、僕の手もまた、彼の硬いそれを掴む。ねっとりとした動きが繰り返されるたび、僕たちの理性は遠くへ追いやられ、快感だけが鮮明に研ぎ澄まされていった。部屋の外の気配は、もはや遠い幻のようだった。

するとケンさんは、ふっと体を起こし、僕を下に寝かせると、その上に覆い被さってきた。そして熱い視線で僕を見つめ。「ごめん、キスしていい?」戸惑いながらも、僕は無言で頷いた。ケンさんは「ありがとう」と囁き、ゆっくりと顔を近づけ、そっと唇を重ねてきた。最初は探るような優しいキスだったが、しかし、すぐにそのキスは熱を帯び、荒々しくなっていく。互いの舌が絡み合い、深く、激しく求め合った。僕は彼の首に腕を回し、ケンさんは僕の腰を強く引き寄せた。身体を抱き締め合いながら、硬く熱を持った互いのチンコを、より強く、何度も擦り付け合う。もうこれは、間違いなくエッチだった。僕の全身を、とてつもない興奮と背徳感が支配していた。

部屋の外からは、テレビの音が微かに聞こえてくる。彼女がいるのに、こんなことしていていいのだろうか。理性とは裏腹に、僕らはそれでも激しく抱き合っていた。普段はキリッとした真面目なビジネスマンのケンさんが、こんなにもエロい一面を持っているなんて。そのギャップに、僕の興奮はさらに高まる。

しばらくキスを交わした後、僕らは起き上がり、ベッドの上で向かい合って座った。そして抱き合いながら、顔を近づける。二人ともまだ勃起したままで、薄暗い部屋のライトに照らされたそれが、どこか卑猥に見える。ケンさんが不意に僕の耳元で囁いた。「ユウセイって、女よりいいな」。その言葉に、僕は思わず尋ねた。「ケンさんって、バイなの?」。彼は少しも動揺せず、涼しい顔で言い放った。「俺はストレートだよ」。本当にそうなのだろうか。彼の言葉と、今ここにある現実が乖離しているように感じられた。

だが、そんな理屈はどうでもよかった。僕たちは互いを抱き合ったまま、その身体をさらに密着させ、深く、貪るようなキスを交わす。唇が互いを離すことはなく、さらに激しく身体とペニスを押し付け合う。ペニスの先端からは抑えきれない雫が溢れ出し、ヌルヌルとした摩擦が快感を際限なく押し上げていく。互いの体は汗ばみ、肌が吸い付くような音を立てる。二人の呼吸は荒々しくなり、甘い吐息と、喘ぎ声が絡み合い、部屋の静かに響いていた。

そして、熱く長いキスを続けたまま、ケンさんが二つのペニスを重ねて握り込んだ。そして彼の掌の中で同時に扱かれる。クチュクチュと、いやらしい音を立てる。「んん…ケンさん…」僕の喉から、もう声にならないような喘ぎが漏れる。ケンさんは僕の額に汗ばんだ顔を埋め、震える声で囁いた。「ユウセイ…俺、もう…やばい…っ」。彼の言葉の終わりと同時に、僕の体も大きく跳ね上がった。

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 ユウセイ  - 25/7/2(水) 10:28 -
そして今度は仰向けになってもらうと、案の定、ケンさんのチンコはフル勃起だった。僕は彼の胸にオイルを垂らし、マッサージを続ける。今度は乳首をそれとなく刺激してみた。「あっ…」ケンさんが反応し、そのたびにチンコもピクッと動く。こんなケンさんがめちゃくちゃ可愛い。ノンケのこういう反応は、やっぱり可愛いな。お腹のマッサージに移ると、勃起した彼のチンコが僕の手に当たる。ケンさんの亀頭の先は濡れ、雫が腹に滴り落ちていた。エロすぎる

マッサージ中は、リラックスしてもらうため、できるだけ会話はしなかった。全ての施術を終え、僕はケンさんの耳元へ優しくささやいた。「終わりました」その時、ケンさんは仰向けに横たわり、僕は彼の上に跨る体勢だった。「ありがとう、めちゃ気持ちよかった」ケンさんの言葉に、僕は小さく笑いかけた。「ケンさん、チンチンずっと勃ってますよ?^^;」彼は少し照れたように「うん、ヤバいよね」と答えた。

すると、ケンさんがなぜか腕を伸ばしてきた。僕が「え?」という顔をしていると、彼はそのまま僕の身体に腕を回してきたのだ。そして、僕を強く抱き寄せる。僕は彼の胸の上に覆い被さる形になった。
僕は、状況を全く掴めずにいた。自分のセクシュアリティをケンさんにカミングアウトしたことはない。それに、彼は彼女持ちのノンケのはずだ。これは一体、どういうことなんだろう?確かに僕はケンさんのことが好きだ。「こんな人が彼氏だったら」と妄想したことだってある。だけど、こんな展開を期待していたわけではない。いや、期待したところで無理だと思っていたから。僕はただ呆然としながら、マグロ状態で彼の腕の中にいた。

だが、ケンさんは何もすることなく、無言でただひたすら僕をぎゅっと抱きしめていた。僕もなんとなく腕を回し、彼を抱き返してみる。すると彼は僕の耳元で優しく「ありがと」と言うと、僕の頬に軽くキスをした。僕は彼の頬に顔をくっつけてみた。彼は僕をもっと強く抱きしめてきた。

心地よい時間が流れる。僕はこれまで2人の男性と付き合ったことがあるけれど、こんなドキドキは初めてだった。僕自身も、自分の下半身が熱くなっているのを感じていた。

と、その時、玄関がガチャッと開く音がした。まさか、彼女が帰ってきたのか!?しかし、ケンさんは慌てる様子もなく、そのまま僕を抱いていた。
「大丈夫?」ケンさんは僕の耳元でそう囁いた。「さっき彼女にはメールで、マッサージの人が家に来ること言っておいたから。」

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 ユウセイ  - 25/7/2(水) 10:24 -
その二日後、ケンさんから誘われ、再び晩御飯を食べに行った。彼が選ぶ店はいつも、少し敷居の高いところばかりだ。今回はカウンター席の寿司屋。コースで一人18,000円。

食事を終え、駅まで歩いていると、ケンさんがいきなり僕に肩を寄せてきて言った。「今日も一日クタクタ。あーなんか、ユウセイにマッサージしてほしいなぁ」僕はちょっとドキっとして、彼の顔を見る。「いいですよ。でもお店は別のスタッフが営業中なんで使えないなあ」と答えると、彼は間髪入れずに「じゃあウチに来る?」と誘ってきた。えっ?確かに行ってみたいけど。「いいですけど、彼女さんはいないんですか?」と尋ねる僕に、ケンさんは涼しい顔で言い放った。「別に彼女がいてもいいでしょ?やましいことするわけじゃないし」僕は「まあ、そうですよね」と曖昧に相槌を打つしかなかった。

ケンさんがタクシーを拾ってくれ、一緒に彼の家へ向かった。着いたのは夜10時を過ぎていた。彼の家はマンションの19階にある2LDKで、室内はきれいに整頓され、シンプルだがインテリアにこだわっているのが分かる。玄関には確かに女性の靴があり、同棲していることを改めて実感した。

ケンさんはオイルマッサージをしてほしいと言ったが、僕はマッサージオイルを持参していなかった。すると彼が洗面所からいくつかオイルを持ってきて見せてくれた。彼女が使っているものらしい。それで足りそうだ。彼の寝室のベッドでマッサージすることになり、大判のタオルケットを敷いてもらった。準備ができたところで、まずケンさんにシャワーを浴びてもらう。その間に僕は施術の準備に取り掛かった。まずは照明を少し暗くし、スマホでヒーリングミュージックをかける。僕はいつもオイルマッサージの際はタンクトップにショートパンツで施術するのだが、今日は持っていない。このままの服装では汚れてしまう。どうしようかと考えた末、仕方なくパンツ一枚になって施術させてもらうことにした。

ケンさんがシャワーを浴び終わり、全裸で出てきた。そして、パンツ一枚になっている僕を見て驚いた顔をしていたので、状況を説明すると、「大丈夫だよ」と笑顔で答えてくれた。

彼にベッドへうつ伏せになってもらい、マッサージが始まった。実は僕はタイで3ヶ月マッサージの修行経験があり、タイマッサージの技能は一通り習得している。その中には睾丸マッサージや前立腺マッサージも含まれるし、ゲイマッサージ店で定番のボディtoボディも教わった。もちろん、今のサロンでは会社から一切の風俗的要素が禁止されているため、普段はデリケートゾーンに触れることはない。ただゲイの常連さんには密着マッサージとヌキは提供している。

背面マッサージの終盤に差し掛かったところで、ふと先日の一件が脳裏をよぎった。「もしイタズラでお尻の穴に触れたら、ケンさんはどんな反応をするだろうか?」そんな思いが、頭をかすめた。

お尻を揉んでいる最中、僕はちょっと肛門の方まで指を滑らせてみた。ケンさんに嫌がる様子は一切ない。そこで、お尻の穴を指で軽くツンツンと刺激してみる。さらに、ゆっくりと指を穴に入れてみた。「あぁ…」ケンさんの声が漏れる。僕はそのまま指を少し出し入れしてみる。「あぁ……うぅ」多分、ケンさんはこれもマッサージの一部だと思っているのだろう。彼は明らかに感じていた。「ケツもろ感やん」と内心で笑ってしまう。

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 ユウセイ  - 25/7/2(水) 9:10 -
僕は気にせず、そのままシェーバーをペニスの根本からカリ首のあたりまで何度も往復させた。ケンさんの鈴口からは、透明な液体が溢れては、ぽたぽたと滴り落ちていく。すると

「あっ……ご、ごめんなさい。ちょっとストップ!あーっ!」

ケンさんが顔を歪めた次の瞬間、全身をガクガクと震わせたかと思うと、いきなり僕の腕を掴んだ。その直後、彼のペニスがビクっと跳ね、先からビューッ!ビュー!と何度も射精した。一発目はビューッ!と彼の胸元まで飛び散り、その後も何度も勢いよく飛び散る。施術中に勃起する人はいても、まさか射精までされるとは。僕自身、驚きで「うわっ!」と反応してしまった。しかも、とんでもない量だ。彼の白い肌に飛び散る精液を見て、とっさに「どうしよう」という焦りが込み上げる。

僕は慌ててティッシュを取り、すぐに彼の体を拭いてあげる。あっという間に、部屋中に精液の匂いが充満した。ケンさんの顔は真っ赤になり、申し訳なさそうに、でもどこか放心したような表情で僕を見上げていた。

ケンさんはキマリ悪そうに「ごめんなさい。最近めっちゃ溜まってて」と言う。僕は少しイタズラな気持ちが湧き上がり、「えー、ケンさんって普段どう処理してるんですか?」と尋ねた。ケンさんは少し戸惑った様子で、「えー?彼女とやるか、自分でもやるよ」と答える。「えー、自分でも?」と僕が問い返すと、彼は少し笑って見せた。「まあね、こう見えて結構性欲強いほうだから」今まで一切下ネタを口にしなかったケンさんが、こんなことを言うなんて。僕はそんな彼を可愛く思えたし、何より意外なエロい一面を見られたことに興奮していた。彼女にその太いチンコをしゃぶられたり、彼自身がシコる姿を想像したら、僕も股間が熱くなった。

それでも平静を装い、何事もなかったかのように、そのまま脱毛の施術を再開する。そこからは淡々と作業を進め、その日の脱毛は滞りなく終わった。施術を終えたケンさんは、着替えを済ませると、会計を済ませ、次回の予約を入れて帰っていった。

ケンが帰り際、なぜか僕にハグをしてくれた。「今日はありがとね」そのハグは予想以上に長かった。そして彼は続けた。「今日はすごく疲れてたんだけど、ユウセイに癒された」その言葉に、僕はたまらなく嬉しくなった。思わず「もし疲れてるんだったら、いつでもマッサージしますよ」と言葉が出た。うちのサロンは健全なマッサージもやっている。その日は、それで終わった。

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メンズサロンで知り合ったノンケのお客さん ...
 ユウセイ  - 25/7/2(水) 8:56 -
電動シェーバーを手に、まずお腹のあたりから毛を剃り始めた。ケンさんはヒゲこそ濃くないが、体毛は多めだ。剃っている間は、彼のペニスが露出しないよう、タオルで覆う配慮を忘れない。左手でペニスと玉袋を軽く押さえながら、左右の毛をざっと剃り終える。
次はお尻の毛だ。肛門周囲も含めて剃る必要がある。ケンさんに「四つん這いになって脚を広げ、お尻を突き出してもらえますか」と指示すると、彼は少し身じろぎ、「うわ、これはちょっと恥ずかしいかも」と小さく呟いた。

ケンさんはそうは言いながらも、言われるがままに四つん這いになり、しっかりとお尻を持ち上げてくれた。視線を落とすと、肛門の周囲にもぎっしりと毛が生えている。それなのに、肛門はほんのりピンク色で、なぜかめちゃくちゃエロかった。後ろから見下ろす形になり、お尻が突き出され、肛門が丸見え。その下にはキンタマがだらりと垂れ、さらにその向こうにペニスの先がわずかに覗いている。

これまで多くの顧客の施術でデリケートゾーンを見てきた。慣れているはずなのに、この時ばかりはなぜかドキリとした。さっきまでスーツ姿で決めていたイケメンが、今はこんな無防備な格好で目の前にいる。僕は、いやらしいことを考えている自分を戒めながら、平静を装うのに必死で施術を続けた。お尻全体のシェービングを終え、残るは肛門だけだ。

シェーバーを肛門の際まで慎重に当て、丁寧に毛を剃っていく。するとケンさんが、時折「あぁっ」と小さな声を漏らした。痛いのかと思い尋ねてみたが、どうやらそうではないらしい。

お尻の毛剃りが終わり、今度は仰向けになってもらう。ケンさんが体勢を変え、仰向けになった瞬間、僕は息を呑んだ。なんと、彼のペニスが勃起していたのだ。長さは僕より少し短く、15、6センチといったところだが、とにかくめちゃくちゃ太い。しかも、亀頭の先からは透明な液体がペニスを伝って垂れていた。

そして最後はペニスの毛剃りだ。勃起していた方が、かえって剃りやすい。僕は左手で彼のペニスをしっかりと握り、右手でシェーバーを当てていく。するとケンさんが、またしても呻き声を上げた。
「うぅ……あぁ……ごめん。なんか恥ずかしいからなのか、今日めちゃ感じやすい」
電動シェーバーの微妙な振動で刺激され、勃起してしまう客は珍しくない。だから僕は「大丈夫ですよ、みんなそうなんで」と軽く流した。しかし、ケンさんはなおも「いや……ちょっと……あぁ」と声を漏らす。

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メンズサロンで知り合ったノンケのお客さん ...
 ユウセイ  - 25/7/2(水) 8:54 -
1回目の施術が終わり、ケンさんは満足そうだった。脱毛は数ヶ月通うもの。彼もその後、何度もサロンへ足を運んでくれた。 回を重ねるごとに、施術中の会話は増え、互いのプライベートな話もするようになった。彼が休日に何をしているか、どんな音楽を聴くのか。僕も仕事の話や最近あった出来事を話した。最初は「スタッフさん」と呼んでいたケンさんが、ある日、ふと「ユウセイ」と僕の名前を呼んだ。なんとなくうれしかった。 気づけば、僕たちはLINEを交換していた。その後はサロンの外でも頻繁に会うようになった。ご飯に連れて行ってもらったり、一緒に飲みに行ったり、二人で映画を見に行ったり。会う頻度は、日に日に増えていた。

ケンさんと一緒にいる時間は、とにかく心地よかった。彼はいつも落ち着いていて、決して羽目を外さない。酒に飲まれることもないし、下品な話もしない。それなのに、アクティブで多趣味。 それに彼はまだ31歳なのに、すでに部長。お抱えの運転手もいるらしい。 立場も経済力もあるのに、偉そうじゃない。それでいてまたイケメン。どこまで完璧なんだ。

ケンさんと知り合って4ヶ月。ある日、彼からVIO脱毛の予約が入った。たまたまその日はキャンセルが出て最後の枠が空いていたので、「当日でも大丈夫」という彼の返事を受け、その枠に入ってもらうことにした。予約リストに「VIO」の文字とケンさんの名前。いやらしい気持ちがなかったかと言えば嘘になる。

当日彼がやってきた。この日も相変わらずオシャレでカッコよかった。仕事帰りにジムへ寄ってきたそうだ。今日はVIO脱毛。まずはシャワーを浴びてもらう。
シャワーを浴び終え、ケンさんが腰にバスタオルを巻いて出てきた。鍛え上げられた身体は、腹筋がバキバキに割れている。「顔もカラダも性格も、本当に完璧だな」──心の中でそう呟いた。
「あー、ごめんなさい。事前に自分で毛を剃ってくるのが常識だよね」 ケンさんが申し訳なさそうに言う。 「あー、そうですね」僕は曖昧に笑った。 「ごめんなさい。今日、バタバタしてて、すっかり忘れちゃって」 「いえいえ、大丈夫ですよ。急なご予約でしたし。僕がやりますから」

事前にシェービングされてないのは、よくあることだ。結局、剃り残しがあるから、どうせ僕が仕上げ剃りをする必要がある。特に問題はない。

まずベッドに座ってもらい、施術の工程を説明する。そして仰向けに寝てもらう。「じゃあタオル取りますね。初めてだと、ちょっと恥ずかしいかもしれないですけど、男性同士なので気にしないでくださいね」と告げると、彼のタオルをゆっくり取った。そこには太めの仮性チンチンがぼてっと現れた。「わお、綺麗なチンチン」──心の中でドキっとする。この仕事の関係上、いろんな男性のチンチンを見ることにはもう慣れているが、イケメンさんだったりするといつもドキドキしてしまう。

彼と脱毛範囲を確認し、陰毛はペニスの上部に少しだけ残すことで合意した。
「では始めていきますね。まずは毛を剃っていきます」と、僕は施術を開始した。

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メンズサロンで知り合ったノンケのお客さん
 ユウセイ  - 25/7/2(水) 8:51 -
僕、ユウセイ、21歳。僕は都内で大学に通う傍ら、メンズ脱毛サロンで施術スタッフとしてバイトしている。ちなみに、僕は高2で自分のセクシュアリティを自覚したが、恋人はいたことはないし、周りにもカミングアウトはしていなかった。それゆえに童貞。うちのサロンは脱毛とメンズ美容、マッサージを提供している。施術室が2部屋、スタッフが3人いる。お客さんの中にはゲイの方もいる。お店には内緒で、body to bodyの裏メニューを1万円で提供している。自分は勃起しても射精はしないが、お客さんを抜いてあげることはある。でもうちは一般向けのサロンだから、お客さんのほとんどはノンケさんだ。その中で、忘れられない出会いがあった。

今年の3月、HPからケンさんという新規のお客さんからヒゲ脱毛の予約が入った。予約時間を10分過ぎた頃、チャイムが鳴り、スーツ姿のケンさんが現れた。身長180cmくらいの細マッチョ。吉沢亮に似た雰囲気に、思わず「タイプだ」と声に出そうになった。危ない、危ない。

まず席に案内し、カルテを書いてもらいながら軽い雑談を始めた。ケンさんは31歳で、港区の外資系銀行に勤めているという。見た目は20代にしか見えないのに、話し方や仕草は大人っぽくて、ただただカッコいい。意外にも脱毛は初めてらしい。

新規のケンさんは、なぜか僕を指名してくれた。スタッフは他に3人いるのに。 カウンセリングを終え、施術室へ案内する。室内着に着替えてもらい、ベッドに横になってもらうと、いよいよ施術開始だ。肌の状態を確認する。普段は事務的な作業だけど、至近距離で見るケンさんの顔は、本当に見惚れるほどだった。肌はきめ細かく、パーツ一つ一つが完璧に整っている。「この人、めちゃくちゃモテるだろうな」と、ぼんやり思った。 雑談の延長で、それとなく「彼女さんは?」と尋ねてみた。すると「半同棲中です」と、あっさりした返事。脱毛の動機も、彼女からの要望らしい。「なんだ、やっぱりそうか」。こんなイケメンで仕事もできる人が、独り身なわけないよな。少し残念な気持ちが、胸の奥で小さく沈んだ。

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修学旅行の夜E
 コウキ  - 25/7/2(水) 1:42 -
その日は、期末テスト最終日の金曜日だった。テスト期間中は休みになっていた部活が再開されたが、その日は顧問の先生の都合で、練習は短時間で切り上げられた。

忘れ物があったので教室に戻ると、リョウが1人だけで残っていた。
「部活終わり? 早いね」
リョウがそう聞いてくる。
「顧問が用事で帰るとか言ってたから」
俺は机の中に残っていた忘れ物を取り出すと、カバンに詰めてすぐ帰ろうとした。
完全に2人きりになるのは修学旅行以来で、何度もリョウをネタにしてオナニーしたことを思い出し、罪悪感のようなものに襲われていた。なんとなく、この場から逃げたい気分だった。
「コウキ」
教室を出ようとしたところで、リョウが呼び止める。
「なに」
「もう帰るの?」
「ああ」
「一緒に帰っていい?」
断って傷つけたくはなかった。俺は黙って頷いた。

学校の近くには川があり、それに沿った土手がいつもの帰り道だった。地方の街にはそれほど高い建物もなく、土手に登ると景色が開けて見える。空はもう夕日色に染まりかけていた。
一緒に歩いていても、俺たちは言葉少なだった。でも、今しか聞けないことがあると思って、俺は思い切ってリョウに尋ねた。

「あのさ、あれ以来、ユウト達とはセックスしてる?」
「してない」
「ほんとに?」
「マジだよ。なんか気まずくなって誘われなくなった。あいつら今は女としか遊んでないみたい」
「そっか」

俺は何か安心したような気になっていた。
だが、もう一つ、どうしても聞きたいことがあった。
「リョウさ、あのとき、俺とやりたいって言ってたのはほんとなの」
しばらくの沈黙の後に、リョウが答える。
「うん。ほんと」
「俺に性欲感じてたんだ」
「そういう言い方をすればそうなるけどさ、ユウトやソウマに対するのとは違う気持ちからだよ」
「どういうこと」
「ユウト達にチ◯コ突っ込まれてたのは、ただあいつらの求めに応じて、一時の快楽を得たかっただけ。単なる生理的発散。おまえとしたいって思ったのは、、」

そこまで言って、リョウは不意に黙った。
少し間を置いてから、急に吹っ切れたような口調になって言った。
「ああ、もう、俺なにか隠したり抑え込んだりするの苦手だわ。俺さ、おまえのこと好きなの。だから、恋愛的な意味で抱かれたいって思ったの」
「……」
俺は何も答えなかった。
「あの修学旅行の夜のとき、おまえ俺とセックスしようとしなかっただろ。俺のこと大事にしろって言っただろ。もともとコウキは見た目がタイプだったんだけどさ、あの時から、コウキが男として気になってどうしようもなくなった」
「……」
「なあ、もしキモかったら、俺のこと突き放していいよ。俺はいま自分の気持ちを何の遠慮もなくぶつけたんだから、おまえも俺のことをどうとでも扱う権利があるよ」
「キモいとか、そんなわけねえだろ、、」
俺はそう答えるのが精一杯だった。夕日を浴びたリョウの顔は瞳が透き通っていて、切なくなるほどきれいだった。

もうすぐ土手の道が終わろうとしていた。その先の国道に出ると、家の方角が違うのでリョウと別れなければならない。

「じゃあ」
リョウが去ろうとしたところで、今度は俺が呼び止めた。
「待って、リョウ」
「ん?」
「おまえ、今日これから時間ある?」
「あるけど」
「今から俺の家来れるか」
「いいけど、なんで?」
「俺んち、今日、親いない」

リョウの瞳が、驚きで小さく開かれるのが見えた。

【続く】

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修学旅行の夜D
 コウキ  - 25/7/2(水) 0:23 -
次の日、俺はユウト達やリョウと顔を合わせることができず、ほとんどぼっちのような状態で1日を過ごした。

「コウキ」
その日の行程が終わり、ホテルに着いて自分の部屋に戻る途中で、ユウトとソウマの2人に声をかけられた。少し離れたところにリョウも立っている。
「えっと、、ごめん」
ユウトはそう言って謝ってきた。
「コウキは何も知らなかったのに、いきなりあんなの見せたらショックだよな。リョウを友達と思ってたなら、、なおさら、、」
「おまえら、リョウが嫌がってるのに無理やりやってるってことはないよな?」
「それはない。絶対にない」
「ならいいけど、リョウのことも考えてやれよ。俺があいつを相手にしてたら、3人連続でやらせることになってたんだろ」
「うん、、」
「とにかく、あいつのこと大事にしろよ」
リョウは、どういう感情なのか、少し赤くなった顔で俺を見ていた。

それから、俺たちは普通の友達付き合いに戻った。と言うか、普通の関係を必死に演じようとしている感じだった。
とくに俺は、あの日以来、リョウとは当たり障りのない会話しかできなくなっていた。
男に抱かれて喘いでいるリョウの姿を、どうしても忘れることができないのだった。

リョウを目の前にすると、あの時のリョウの顔や声が頭によぎってしまう。
家で1人でいるときに、リョウの姿態を思い出してオナニーしてしまうこともあった。その時は毎回、リョウの体を激しく抱いている光景を想像しながら射精した。
何とかしてあいつを忘れなきゃと思い、知り合いの女子生徒を通じて、ヤれる女を紹介してもらった。だが何人とセックスしてもリョウのことは頭から消えなかった。終わった後にいつも「リョウはこんなんじゃない」と考えて、異様に虚しくなるのだった。
俺は無意識のうちにリョウと似ている女を探していることに気づいて、愕然とする気持ちになった。リョウを忘れさせるほどの顔の女は、どこにもいなかった。

こんなに苦しいなら、早く高校生活が終わってほしいとすら思った。
「なんでおまえ、あんなきれいなんだよ」
ある日の夜、自分の部屋でリョウを思い浮かべてオナニーしながら、俺は1人でそう呟いた。

【続く】

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修学旅行の夜C
 コウキ  - 25/7/2(水) 0:20 -
「あ、あっ、ユウト激しいって、、」
ユウトの下で喘ぐリョウから、俺は目が離せなくなっていた。
華奢だと思っていたが、一糸まとわない姿のリョウは細いながらに引き締まった体をしていた。6つにはっきりと割れた腹筋の下に薄い陰毛があり、屹立しかけているペ◯スの先端から、粘り気のある液体がほんの少し流れ出ていた。

どう見ても男の体なのに、どんな女の裸にも感じることのなかった動悸のような興奮が、俺の胸の中に生まれていた。

「勃ってんじゃん」
そのソウマの言葉で、俺はようやく自分の股間の異変に気づいた。
ハーフパンツの真ん中は、硬くなった俺のペ◯スの状態をもろに示して盛り上がっていた。
ユウトのからかうような笑いも聴こえる。ふと目をやると、リョウが何かうっとりするような目つきで、俺の股間を見つめていた。

何かものすごいような羞恥を感じて、俺は3人から目を逸らし、そばのベッドに座り込んだ。もうリョウの方は見れなかった。

「やべえ、イきそう」
しばらくしてユウトが声が聞こえ、ベッドの軋みのテンポが早くなった。
「あっあっあっ、あああっ」
リョウの喘ぎも高くなり、ユウトの呼吸も荒くなる。
はあっ、とユウトが大きく息を漏らしながら動きを止めた。伏せていた自分の顔を上げると、荒い息とともに胸を波打たせているユウトの下で、リョウの腰が振動するように震えていた。

リョウの尻から、ユウトのペ◯スが抜かれた。ぬらぬらと光る肉の棒は、それが間違いなくリョウの体の中で暴れていたことを示していた。
「次、コウキできるよな」
自分に言ったのかと思ったが、ユウトはリョウのほうを見ていた。リョウは疲れ切ったような表情で目を閉じていた。だが、ユウトの言葉で瞳を開き、何かを訴えるように俺を見つめてきた。

3人が俺を見ている。
でも俺は、混乱と興奮と、嫉妬のようなものが混じったグチャグチャな気持ちになっていて、とてもその気になれなかった。
「無理、、」
俺は絞り出すように言った。
「え?」
ユウトが意外そうな声を出す。
「おまえら何でこんなことしてんだよ、、リョウは友達じゃねえのかよ!」
そう言って、俺は部屋から飛び出した。

まっすぐ部屋に帰ることはできず、廊下の途中にある腰掛けに座り込んでしまった。
頭の中は何の整理もできなかった。友達じゃないのかという叫びでさえ本心じゃないような気がした。

だが、俺の股間はイキり立った状態のままだった。
俺は立ち上がって、近くのトイレの個室に駆け込んだ。
ハーフパンツを降ろしてペ◯スを取り出し、自分で慰めた。手の動きはどうにもならないくらい激しくなった。自分でしているのに「ああ、、」と抑えきれない声も出た。
欲望が吐き出されるまで数分もかからなかった。壁を汚さないよう、とっさに手で受けた。

短距離走の直後のように息が上がっているのを感じながら、俺はべっとりと精液に濡れた自分の手を呆然と見ていた。

【続く】

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Re(1):修学旅行の夜B
 taka E-MAIL  - 25/7/1(火) 21:57 -
めちゃくちゃ興奮します!続きお願いします!

▼コウキさん:
>ユウトたちのいる部屋をノックすると、少しだけドアが開いて、腕だけがニュッと出てきた。早く入れ、とジェスチャーで促している。
>さっと入ると、そこに全裸のソウマが立っていた。何か激しい運動をした後のように、全身に汗ばんだ跡がある。乱れたミディアムの髪が額に何本か張り付いていた。
>引き締まった体の中で、半勃ち状態のアレがいやに目立っていた。
>
>「おまえ何してんの?」
>そう聞いた俺に、ソウマは答えず意味ありげな笑みを見せた。
>部屋にはどこかムワっと蒸したような空気が漂っている。入口の位置から奥は見えないが、天井の電気は消していて、ベッド脇にある照明だけをつけている様子だった。
>
>「あっあっあっあっ」
>俺の背後でドアがガチャンと閉まる音がすると、それを合図にしたように、喘ぎ声とベッドがギッギッときしむ音が聞こえてきた。
>
>なんだ女連れ込んでヤッてんのか、と思った直後、俺はある違和感に気づいた。
>聞こえてくる喘ぎは女のそれではなく、あきらかに男の声だった。しかも聞き覚えのある声だ。
>
>部屋の奥に足を進めると、まずベッドの上に覆いかぶさるような姿勢になって、リズミカルに腰を振る全裸の背中が見えた。茶色に染めた髪に筋肉質な体つきはユウトだった。
>誰がやられているのかとベッド横に回った俺は、衝撃で息が止まるのを感じた。ユウトに足を持ち上げられ、ペ◯スを突っ込まれながら体を揺らしているのは、間違いなくリョウだった。
>「あ、ああ、あっ、、」
>彼は何かに必死に耐えるような顔で、ユウトの腰の動きに合わせるように高い喘ぎ声を漏らしていた。
>
>あまりの光景に、俺は数秒ほど立ち尽くしていた。
>俺に気づいたユウトは腰を振りながら顔をあげて、
>「次、コウキな」
>と笑いながら言った。
>
>「次って、どういう、、」
>混乱しながら聞いた俺に、そばに来たソウマが答えた。
>「ユウトがバイなの知ってた?」
>「は?」
>「リョウめっちゃかわいいじゃん? だからリョウがゲイってわかってからすぐ誘って、やっちゃってたんだって」
>「やっちゃったって、まさかソウマも、、?」
>「うん。男のケツが女のマ◯コよりいいってユウトから聞いたから、リョウにやっていいか聞いたらOKしてくれた。マジですげえ気持ちよかった。それから俺たち3人ヤリ友になってるんだよ」
>「ちょ、マジでわけわかんねえ」
>「おまえは男とか無理だと思ったから誘わなかったんだよ。ハブったみたいで悪いけどさ」
>「じゃあなんで今俺を呼びつけて、こんなん見せつけんだよ」
>「リョウがさ、コウキともやりたいんだって」
>
>【続く】

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Re(1):修学旅行の夜3.
 たけ  - 25/7/1(火) 21:56 -
めっちゃいい内容です!続き楽しみにしてます

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Re(4):初彼氏
 [名前なし]  - 25/7/1(火) 17:04 -
ガバマン+太ったから奴隷にされ最終的に捨てられたって事ですか?

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修学旅行の夜B
 コウキ  - 25/7/1(火) 6:02 -
ユウトたちのいる部屋をノックすると、少しだけドアが開いて、腕だけがニュッと出てきた。早く入れ、とジェスチャーで促している。
さっと入ると、そこに全裸のソウマが立っていた。何か激しい運動をした後のように、全身に汗ばんだ跡がある。乱れたミディアムの髪が額に何本か張り付いていた。
引き締まった体の中で、半勃ち状態のアレがいやに目立っていた。

「おまえ何してんの?」
そう聞いた俺に、ソウマは答えず意味ありげな笑みを見せた。
部屋にはどこかムワっと蒸したような空気が漂っている。入口の位置から奥は見えないが、天井の電気は消していて、ベッド脇にある照明だけをつけている様子だった。

「あっあっあっあっ」
俺の背後でドアがガチャンと閉まる音がすると、それを合図にしたように、喘ぎ声とベッドがギッギッときしむ音が聞こえてきた。

なんだ女連れ込んでヤッてんのか、と思った直後、俺はある違和感に気づいた。
聞こえてくる喘ぎは女のそれではなく、あきらかに男の声だった。しかも聞き覚えのある声だ。

部屋の奥に足を進めると、まずベッドの上に覆いかぶさるような姿勢になって、リズミカルに腰を振る全裸の背中が見えた。茶色に染めた髪に筋肉質な体つきはユウトだった。
誰がやられているのかとベッド横に回った俺は、衝撃で息が止まるのを感じた。ユウトに足を持ち上げられ、ペ◯スを突っ込まれながら体を揺らしているのは、間違いなくリョウだった。
「あ、ああ、あっ、、」
彼は何かに必死に耐えるような顔で、ユウトの腰の動きに合わせるように高い喘ぎ声を漏らしていた。

あまりの光景に、俺は数秒ほど立ち尽くしていた。
俺に気づいたユウトは腰を振りながら顔をあげて、
「次、コウキな」
と笑いながら言った。

「次って、どういう、、」
混乱しながら聞いた俺に、そばに来たソウマが答えた。
「ユウトがバイなの知ってた?」
「は?」
「リョウめっちゃかわいいじゃん? だからリョウがゲイってわかってからすぐ誘って、やっちゃってたんだって」
「やっちゃったって、まさかソウマも、、?」
「うん。男のケツが女のマ◯コよりいいってユウトから聞いたから、リョウにやっていいか聞いたらOKしてくれた。マジですげえ気持ちよかった。それから俺たち3人ヤリ友になってるんだよ」
「ちょ、マジでわけわかんねえ」
「おまえは男とか無理だと思ったから誘わなかったんだよ。ハブったみたいで悪いけどさ」
「じゃあなんで今俺を呼びつけて、こんなん見せつけんだよ」
「リョウがさ、コウキともやりたいんだって」

【続く】

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修学旅行の夜A
 コウキ  - 25/7/1(火) 5:58 -
4人の中で、リョウはユウトと特に仲がいい感じに見えた。というか、ユウトがリョウに積極的にくっついてる感じだった。
少しヤンキーぽい雰囲気があるユウトは、俺らの中では一番のヤリ◯ンだったが、リョウとつるみ出してからは、女とヤッたという話題が不思議と少なくなっているような気がした。

その2人に、いつしかソウマも加わって遊ぶようになっているようだった。週末に3人でどこかに行っていたという話が、会話の中にたびたび出るようになっていたのだ。
サッカー部だった俺と、バスケ部のユウトとソウマとは、練習や試合のせいで休日の予定が合わないことはよくあった。
でも、何となく自分だけハブられているようで、あまり気分はよくなかった。
とはいえ2人に悪意があるような感じはなかったし、こんなことで不機嫌になっても意味はないと思って、とくに気にはしないようにしていた。

ある日、たまたま帰り道で俺とリョウの2人きりになることがあった。
「最近、ユウトたちと遊ぶことが多いみたいやん」
俺は何気なくそう聞いてみた。
「うん、、そう、だね」
リョウの返事には、どことなく言葉を濁すような感じがあった。
「前は、あいつらめっちゃ女と遊んでたんだけどさ。リョウとつるむ時は何してんの」
「普通だよ。買い物行ったり、カラオケ行ったり」
「ふーん」
「ユウトの部屋に行くこともあるかな」
「ああ、あいつんち親が仕事で他県にいるから、実質一人暮らしなんだよな。だから女連れ込む時によく使ってた」
「俺は、コウキにも加わってほしいんだけど」
「加わるって?」
「あー、、まあ、できたらって話」
「どういう意味?」
「いや、やっぱ気にしないで」
リョウはそのまま話題をそらしてしまった。
リョウの言葉に、何か俺に言えない秘密があるのがわかった。その時になって、俺はユウト達に対して嫉妬に近い気持ちを抱いているのを自覚した。
ただ、何に対しての嫉妬なのか考える気にはならなくて、あえて忘れることにした。

その年の秋に、東京へ修学旅行に行くことになった。
自由時間の時に、もともとこっちに住んでいたリョウの案内で、俺たちは久々に4人一緒になって渋谷や原宿を歩き回った。
こちらの女子高生かなと思われるグループにちらちら見られたり振り返られたりしていたので、誰も口には出さなかったけど、自分たちのルックスは東京でも通用するんだなと、ちょっといい気分にもなっていた。

ホテルは3人部屋だったので、ユウト・ソウマ・リョウが同部屋、俺だけ別部屋になってしまっていた。部屋割りはなぜか同じ部活中心に決められたので、こういう形になったのだった。

俺は場所が変わると眠れなくなってしまう方で、その夜もなかなか寝付けずにいた。
時刻が0時をとうに回った頃、突然ソウマから俺にラインが来た

『起きてる?』
『起きてるよ』
『今から俺らの部屋来れない?』
『いいけど、何?』
『来ればわかるよ リョウも来てほしいって』

時間も時間だしダルい気がしたが、好奇心に駆られて、俺はベッドから起き上がった。同じ部屋のメンバーは、もう寝息を立てていた。

ユウトたちの部屋は、ホテルの構造のせいで一室だけ別棟になっていた。すでに見張りの先生も廊下にはいなかったので、部屋に行くのに見つかる危険はなかった。

【続く】

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修学旅行の夜@
 コウキ  - 25/7/1(火) 5:56 -
ここ最近の話じゃないけど、俺が高校生だったときの話。

当時、高校に入ってから知り合った仲間たちとよくつるんでいた。
俺(コウキ)、ユウト、ソウマの3人だ。
嫌味を承知で書くけど、俺たちは学年でもトップのイケメンで、いわゆるスクールカーストの上位にいるキャラだった。
いま思えば、友達というより、カースト上位の同族意識でつるんでいた仲だったような気がする。

当然女にはモテたし、他の2人とヤッた人数を競うようなこともあった。
生意気だけども、16、7歳くらいでセックスの楽しみは味わいつくしたと思っているくらいだった。

2年生に上がったときから、俺たちのグループに新たな1人が加わった。
リョウという名前で、彼も目立つイケメンだった。大きな瞳に中性的なマッシュウルフが印象的な、どちらかというかわいい系と言われるような顔立ちだ。
身長は低いほうではないし、筋肉がないでもなかったけど、全体的にスリムなラインに細い腰つきをしているせいで、とにかく華奢に見える雰囲気がある。
こんな美少年が学年にいたかなと疑問に思ったけど、どうやら親の転勤の都合で、2年次に東京の高校から編入してきたらしい。
ユウトがまず彼と親しくなり、自然と俺たちのグループに加わる形になった。

リョウはちょっと変わっていて、ゲイであることを全く秘密にしないヤツだった。
とにかく、東京では男子大学生と付き合ってたとか、社会人とセックスしていたとかいうエピソードを包み隠さずまわりに話すのだった。

地方の高校生たちにとってはかなり珍しいタイプだったけど、まわりからは「やっぱ東京から来た人は違うんだな、、」と受け取られていた。
それに本人が明るい陽キャだったのと、話にリアリティを持たせるだけの美形だったせいで、あまり引かれるということはなかった。
とくに女子からは「付き合ってた人の顔見せて!」「うわめっちゃかっこいい!」といった感じに、くわしい情報をせがまれるくらいだった。

俺たちが最初にリョウを誘い込んだのは、自分たちのグループに珍しいイケメンを加えようという気持ちからだったのかもしれない。
とは言え、俺たちは表面上は、まったく普通の友達関係である、、、はずだった。

【続く】

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