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ついでなんでもうひとつ
次の日、Aと遊んでいた事を知っているHは、俺の近くに来て早く結果おせーろ的な雰囲気。
直前まで迷いに迷った。なんて伝えようか。
何を取るべきか。
俺は言った。
俺『Aに好きな人いるか聞いたんだ』
H『うんうん、で?』
俺『気になっている人はいるらしいけど』
H『で?で?』
俺『知らない人の名前出てきた』
俺は正直な事言えなかった。ギリギリまで迷って言えなかった。
気持ちがモヤモヤする。
何もすっきりしなかった。
どっちを言っても同じだっただろう。
でも俺は嘘をついた。
自分のものにしたかったんだ。
自分の事しか考えられない。
二人の恋を俺が壊した。
Hは
H『そっかー、しかたない。あきらーめよー。ありがとねーテルリン』と落ち込んだ感じはなかった。
無理してたのかもしれない。
これで俺の側にいると思ってた。
大きな間違いだったことはすぐ知る事になるが
<DoCoMo/2.0 D705imyu(c100;TB;W30H15;ser357013010641142;icc8981100010333943844f) @proxycg014.docomo.ne.jp>
クリスマス終わりましたね
楽しい時間を過ごせたでしょうか
俺は仕事でした。
文章力なくて何書いてるか分からないかもしれない内容でいつもすいません
文を書いててもっとうまく伝えられたら
他のかたの文を見てて羨ましくて、残念な俺です
時間あるとき勢いで内容書いてて
実はストックが数話分あるが
いっぺんに出すのがいいのか
コマメに出すのがいいのか
勢いで書いてるから内容も薄っぺらいですが
続きを
次の日
Hは家で予定あるとそそくさと帰宅。
俺は女二人と遊んでいた。
Hの事どう思ってるか聞かなきゃ…
安心感もありつつ、不安もあった。
Aに
俺『A好きな人とかいねーの?』
普通を装って聞く。
大分間があって
A『何気にH君とか気になっているってか、いいなーとか思うけどねー。私の事何とも思ってないだろうし。H君好きな人とかいないのかな?』
どうしよう。
この展開
あまり考えてなかった。
これって100%付き合うパターン…
俺は何と言っていいのかわからなかった。
むりくり
俺『好きな人なんてあんま聞いた事ないなー』
と流した。
Aはそっかーと気落ちすることなく普通だった。
Aもあまりうまくいくことを期待してないのだろう。
どうする、俺。
Hになんて言っていいんだ。
全くわからん。
Aには最悪だが、ホントの事いえない。
何が幸せかわからなかった
<DoCoMo/2.0 D705imyu(c100;TB;W30H15;ser357013010641142;icc8981100010333943844f) @proxycg013.docomo.ne.jp>
孝太さんが凄い気になります〜!!!
楽しみです☆
年末年始は海外ですが、海外からも見れるように携帯を海外パケ放にしました(^_-)-☆
<SoftBank/1.0/932SH/SHJ003/SN353700020805709 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 @w21.jp-t.ne.jp>
すごくいいです!!
本当にありがとうございます!!
<KDDI-SH38 UP.Browser/6.2_7.2.7.1.K.3.351 (GUI) MMP/2.0 @07012330183097_hg.ezweb.ne.jp>
なんか同い年なんでその気持ちわかるすわー笑
やぱこの歳なったら友達とかとそゆ話する機会多くなりますよね苦笑
ってかやぱ嵐山は夏気持ちいいすよね!
まあ言うて冬でも好きなんすけどね笑
続きがんばってください!
<Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 4_2_1 like Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0.2 Mobile/8C148 Safari/6533.18.5 @KD124211076168.ppp-bb.dion.ne.jp>
you
- 10/12/25(土) 22:21 -
ひんさん、みやびさん、なりさん、タクさん、そしてダイスケさん
コメントありがとうございます。
ずっと、更新できなくてすいませんでした。
今日はクリスマスですけど、返上で描いてみました。
読んだ方、どうでしたか。
新たな登場人物に、繋がってきた人物図、
そして、今後を匂わせる布石をおいときました。
年末までに終わらせてやる!!
は、どうも予定的に無理そうになったので。。。
まさかこんなにも物語が進むと思っていなくて(笑)
これからも長く(かな?)お付き合いくださると、光栄です。
軽いコメントでもやる気出るんで、お待ちしております。
では、メリクリ!!
Toダイスケさん
いつもコメントありがとうございます。
僕も、昨日ショックなことがあったんですけど、逆に今日はよい事がありました!!
ですんで、明日は明日の風が吹く!じゃないですけれども、そんなに落ち込まずにやっていきましょう(^_^)
ごめんなさい、ポジティブすぎて(汗)
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.13) Gecko/20101203 Firefox/3.6.13 ( .NET CLR 3.5.30729) @FLH1Adl010.szo.mesh.ad.jp>
you
- 10/12/25(土) 21:39 -
「人多いなーー。」
ここは、市立図書館。
夏休み中ということもあって、勉強をしにきている中高生や、紙芝居を読んでる親子や難しいそうな文献と睨めっこしている老人などで、寂れた図書館も賑やかだった。
俺は、実家での生活があまりにも暇すぎて、家にいても親が何かとうるさいので、
よく高校生の頃に受験勉強しに来ていた図書館に来ていた。
いくつか気になる小説を立ち読みし、机へと持っていった。
高校のときに良く使っていた席に座った。
この席は、窓の景色が良く見える。
とても懐かしい気持ちになる。
ミーンミーーンミン・・・・。
ミンミンゼミの鳴き声が外の景色をより鮮やかにしてくれる。
昔、誰かに聴いたことがある。都会にはミンミンゼミは少なく、アブラゼミが多いと・・・。
確かに、京都じゃアブラゼミの泣き声しか聞いたことないよな。
なんて考えながら、外の景色を見ると、大きな入道雲が夏を喜んでいるかのように広がっていた。
(夏だな〜〜〜〜。)
小説を読みふけっていたら、もう二時間経過していた。
俺は、借りない本を戸棚に返しに向かった。
すべての本を戸棚に返し、席へ戻ろうとしたとき、旅行雑誌コーナーに目が行ってしまい、立ち止まった。
そこには『夏の京都』と題された雑誌が何冊か置いてあった。
ふと、表紙に目が止まった・
嵐山の竹林がアップになっていた。
「夏の嵐山、二人でいこうな。」
「そうっすね!!!夏の嵐山、俺好きなんですよ〜〜。竹林の雰囲気が。」
孝太さんとの会話を思い出してしまう・・・。
(心配してるかな・・・孝太さん・・・。)
そう思い、携帯を開く。
でも、やはり電話もメールもできなかった。
俺は、目の前にある嵐山が表紙のガイドブックに手を伸ばした。
まるで、孝太さんに触れるように・・・。
と、その時、同じタイミングで同じ雑誌を取ろうとした人と手が重なってしまった。
「す、すいません。どうぞ」
俺は赤面して、下を向きながらその本を先に譲った。
しかし、その人も
「いや、ただ興味があっただけなんで、どうぞ。」
そんなこと言われたら、どうぞどうぞな状況になって困るじゃんか
なんて思いながら、とりあえず顔を上げた。
そこには見覚えのある顔があった。
「あ・・・。もしかして、磯崎コーチ!?」
その人も顔を上げると、驚いたように
「おお!!昇じゃないか!!」
「コーチ、久しぶりです!!めっちゃ久しぶりですね!!」
「ホントだな。お前が中学校卒業していらだから7年ぶりくらいか・・・。
大人になったな〜〜〜。うん。」
「コーチこそ、全然変わりませんね!!今でも続けてられるんですか?」
「もちろん!!もう昔みたいにスイスイ泳げないがな・・。」
そう照れ笑いする姿も昔と全然変わっていない。
磯崎コーチは俺が、小中と通っていたスイミングスクールのコーチで、
特に中学校の三年間はこのコーチにみっちりと扱かれた。
外見は、白熊のように白くて、水泳のコーチなのでそこまで絞まっておらず、
よく「白クマさん」と言って、からかっていた事がある。
垂れ目でいつもニコニコしているだけあって、性格も超温厚で、
スクール引退式のときに、スクール生よりもワンワン泣いていた。
そんなコーチが俺は大好きで、コーチからもとても可愛がってもらった。
俺らは、近くのベンチに座って昔話に花を咲かしていた。
「昇、なんで高校でも続けなかったんだよ」
「やだな〜〜、何回も言ったじゃないですか。新しい競技に手を出してみたくなったって。教えてくださった磯崎コーチには悪かったですけど。」
実際、もう俺のタイムは県レベルでも通用しないとこまで下がっていた。
本当は、磯崎コーチのもとで続けたかったのだが、これ以上 タイムがあがらないまま泳ぐのも嫌だったし、タイムが出る度に磯崎コーチが一生懸命メニューを作ってくれるのも、それでも結果が出ず
「次、がんばろうな」
と笑顔で励ましてくれるコーチの顔を見るのが辛くて仕方なかった。
だから、中学卒業とともに辞めた。
相当、コーチからは止められたのだが・・・。
と、コーチの薬指にキラリと光るものが見えた。
「コーチ、結婚されたんですか??」
おぉと気づき、指輪を遠い目で見るように話した。
「俺ももう29歳だからね。いつまでも独り身は寂しいし。子供もできた。」
「子供まで!?てか、磯崎コーチ29歳だったんですか!!全然見えない!!」
「そうか〜〜。もう世間ではオッサンの年だよ(笑)
そうだ、昇、いつまでこっちにいるんだ?」
「え、まだ決めてないですけど。そんなに長くないっすよ。」
「じゃあ、近いうちに飲もう!!家に呼んでやるよ!!」
「いいすね!!ぜひ、飲みましょう!!俺、コーチとお酒飲むのが夢だったんですよね!」
「うれしいこと言ってくれるじゃないか!てか、昇がお酒飲める年とか、俺も老いたな〜〜」
「やめてくださいよ、夏に合わない湿っぽい話(笑)」
「そうだな!!」
コーチはガハハと笑い、俺も一緒になって笑った。
帰り際に、連絡先を交換して俺は図書館を後にした。
バスで来たが歩いてもいける距離なので、俺は歩いて帰ることにした。
7月の下旬ということもあって5時を過ぎているのに、まだ明るい。
少年たちが、笑いながら自転車をこいでる。
「いつまでも独り身は寂しい・・・か。」
磯崎コーチの声が頭をよぎる。
いつからだろう。。。
祖母の老いを感じてから
就活をしてから
両親の見えない圧力を感じてから
周りの友達と将来について話すようになってから
今後の人生について考えてしまう。
俺は、あと数年後何してるんだろう?
子供は?
そもそも、こんな不安定なセクシャリティの奴が結婚なんて考えていいのか、、、
そんなことを考えながら、少年たちを見つめる。
あの頃に、
なんにも不安なんて、将来なんて考えてなかったあの頃に戻りたいな・・・。
立ち止まり、空を見上げる。
まだ空は明るく、雲が伸び伸びと動いていた。
「やめた!!!!こんなこと考えたら、鬱になるわ!!
とりあえず、目先の問題から解決しなっ!!」
俺は、リュックをしっかりと背負って、家まで思いっきり走り出した。
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.13) Gecko/20101203 Firefox/3.6.13 ( .NET CLR 3.5.30729) @FLH1Adl010.szo.mesh.ad.jp>
ダイスケ
- 10/12/25(土) 18:50 -
すっげー(読者的には)おもしろいことになってますね!今日は凹んでたんで、ちょっと元気出ました!
<SoftBank/1.0/831SH/SHJ003/SN359401022391483 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 @w51.jp-t.ne.jp>
you
- 10/12/25(土) 18:27 -
最近、俺の周りの様子がおかしい。
「ただいま!!」
彼女は、づかづかと廊下を歩いてきて、ダイニングで掃除機をかけている俺を横目に
ソファにドサッと倒れこんだ。
うつ伏せに倒れながら、彼女は右手だけ上げると、
「拓斗!ウーロン茶!!」
「美咲姉、ちょっとは自分でやれよ。俺は、あんたの召使じゃないんだから・・・」
といいつつも、俺は掃除機を止め、冷蔵庫から麦茶を出し、コップに注ぎ美咲姉の所までもってきた。
「はい。」
「サンキューーーー。」
グビグビと飲み干すと、また、バタンとソファーに倒れこんだ。
「ひでー顔。なんかあったの??」
「うっさいわね。24才にもなれば、いろいろとあんのよ。」
と意味不明なことを言い放ち、着替えに部屋へと戻っていった。
俺は、大学三回。京都で大学生している。
もともとの出身は関西ではないんだが、大学進学とともに京都にやってきた。
で、先に京都で大学生していた美咲姉ちゃんと、安上がりだからということで
マンションを借りて、一緒に暮らしている。
本当は一人暮らしをしたかったし、第一 さほど仲良しでもない姉ちゃんと一緒に暮らすなんて嫌だった。
しかし、一回一緒に暮らしてみると、姉ちゃんは勉強で忙しくほとんど家にいないし、
俺もバイトやらサークルでほとんど家にいないので、お互い干渉することなく過ごせている。
そして、マンションを借りているので二人で使うには十分の広さなので、友達を呼んだりして宅飲みもできるし、案外この生活も気に入っている。
ただ、炊事洗濯は美咲姉がやってくれるはずだったんだが、大学院に進学してからは
「忙しい〜〜、むりーーー」
とかの連発で、掃除も洗濯も炊事もほとんど俺がやっている。
といっても、食事の時間は二人ともバラバラなので、あまり作ることはないが・・・。
そんなダメダメな美咲姉なんだが、最近 さらにダメダメ(結して嫌いなわけではない)になった気がする。
たぶん、男関係である。
弟の俺が言うのはかなり恥ずかしいんだが、美咲姉はめちゃくちゃキレイである。
大学時代もカットモデルを頼まれて、何回もホッ@ペッパーに載っていた。
そんな美咲姉もどうやら恋愛に苦戦しているみたいだ。
この前も、家に泣きながら帰ってきて
「コウタのばかやろ〜〜〜。アタシのどこが悪いのよ!!ちくしょ〜〜〜」
と、恐ろしいわめき声で部屋で泣いていた。
どうやら振られたらしい。
とうとう見た目だけじゃ通用しない人に出会ったのだと、俺は逆に安心してしまった。
と、姉ちゃんが着替えて出てきた。
「あんた、今日の予定は??」
「特に。」
「そう。私、帰り遅くなるから。」
「どっかいくの?」
「傷心女子会!!忘れてやるわ!!え〜〜、忘れられますとも!!
あんたも変な女にひっかかるんじゃないわよ!じゃあね!!」
と、鼻息荒く家から出て行った。
「・・・」
むしろ、あの姉ちゃんをあそこまで本気にさせた「こうたさん」という人に俺は会ってみたくなった。
(いったい、どんな人なんだろう・・・)
チャラチャラ〜〜♪
携帯が鳴った。
表示を見るとショータからだった。
ショータとは唯一仲良くしているこっちの友達だ。
SNSで仲良くなり、大学は違うものの同じ回生といこともあって、よく遊んだりしている。
とても明るい面白い奴なんだが、最近、こいつの様子もおかしい。
ノンケに恋をしているのだが、どうやらそれに、あんまし宜しくない進展があったらしい。
「もしもし。。」
「あ、拓斗?あのさ、今日暇??」
「まあ、暇っちゃあ、暇だけど。。。」
「じゃあ、買い物付き合って。てか、話聞いて!!最悪なんだって!!」
「まあ、いいけど・・・」
「じゃあ、決定!!今から30分後に高島屋前で!!」
「ちょ、ショータ!!」
既に通話は切られていた。
「どいつも、こいつも、なんだよ・・・・。」
俺は、髪の毛をセットしに洗面所へと向かった。
<Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.9.2.13) Gecko/20101203 Firefox/3.6.13 ( .NET CLR 3.5.30729) @FLH1Adl010.szo.mesh.ad.jp>
「えー、年齢は裕司と同じ19でいい?」
「いえ、僕は誕生日が過ぎましたので20歳です。」
「20歳ね。飲食の経験は?」
「はい、高校の3年間居酒屋でバイトしてました。」
「いいねぇ。住んでいるところは?ここ11時半閉店なんだけど、閉店作業なんかがあって大体12時前後に終わることになるけど、終電は何時かな?」
「住んでいるところは大森なので終電は1時近くまであります。」
「じゃあ給料は・・・」
気付くと俺はちゃっかり面接を受けていた。
面接というのは予め日時を電話で決めて、写真付きの履歴書を持ってようやく行われると思っていた俺は戸惑っていた。
しかしなかなか行動できない自分を知っているからか、これでいいとも思っていた。
むしろ自身にうっすら関心していたかもしれない。
こんな突然な場面でも受け答えはできているし、楽しんでいた節もある。
まさか冗談半分でついていった友人のバイト先で即日に面接されるなんてなかなかない体験だ。
「よし。以上。合格。」
対面に座った店長は笑顔で言い放った。
まさかその場で合格が言い渡されるとは。今日はまさかの連続だ。
「あと髪の毛だけど…秋山くんは問題ないね。体育会系のような髪型だけどなにかスポーツやってる?」
「あぁ、小さい頃から高校まで野球やっていました。大学入ってからはなかなか出来ないですが、運動は好きです。」
「へぇ、甲子園は?」
「行きましたが、二回戦まででした。」
「成る程ね。俺も高校まで野球部だったよ、もしかしてキャッチャー?」
「はい、キャッチャーでした。」
自分が野球部だったと言うとたまに聞かれる質問で、何故だかは想像が付く。
「やっぱりね。どおりでガタイが良いわけだ。」
店長は得意気だった。
「身長も高いし…制服はLLかな。用意しておくけど、もし首回りや肩幅が狭いようなら言って、3Lもあるし。」
「はい、ありがとうございます。それで出勤はいつからですか?」
「んー、22日の火曜日の17時かな。どう?問題あるかな?」
俺は手帳を開き5日後の22日の火曜に問題は無いか確認した。
そこには『18時 横浜 澄乃』と殴り書きをしてあった。
しかし俺は「その日で問題ないです。」と了承した。
「じゃあ22日の17時によろしく。その日は同じ時間に裕司も入ってるから秋山君も一緒に来るといいよ。」
「はい。そうします。」
そう言った後店長は思い付いたように口を開いた。
「そうだ、秋山が二人になるわけだから下の名前の方がいいな。確か耕一って言ったね。耕一はどう書く?」
一瞬「どうかく」の意味がわからなかったが、すぐに何を聞きたかったのか理解した。履歴書を出していないから字体を見せていないのだ。
「耕すに漢数字の一です。」
「耕すに一で耕一な。よし、耕一これからよろしく。」
少し声を張った店長は手を差し伸べ握手を求めた。
「はい、こちらこそよろしくお願いします。」
握手をすると力強く握られた。案外店長も体育会系なのかもしれない。
「あっ、そうだ。悪いんだけど写真付きの履歴書を明日にでも出してもらえないかな?手続きに必要だからさ。あと給料の振込先の通帳と印鑑。出勤の当日はメモとボールペンと革靴と笑顔をよろしく。」
「はい、わかりました。」
気さくな人だと俺は笑った。
「裕司ー!耕一が合格したぞー!」
店長がそう叫ぶと奥から裕司が顔をだした。
「おー!おめでとう!頑張ろうぜ!」
喜んでくれている裕司の向こうにフロントで煙草を吸ってパソコンをいじっているもう一人の秋山が見えた。
帰り際、相変わらず愛想笑いを撒く秋山に俺ははっと思い出したことを思わず口にした。
「そういえば僕、秋山さんと同姓同名の友達がいました。」
秋山一平。小中と同学で出席番号でそいつがいるときだけは俺は二番だった。
別に悔しかった訳ではなく、印象的だった。
そしてそいつ自体も印象的だった。
いつも一人で本を読んでいて、だけど苛められているわけでもなく、誰とも関わろうとしなかった。
端正な顔立ちで女子からもモテてたっけ。そんなのあいつは全く相手にしていなかったが。
しかしその大雑把な部分しか覚えていなかった。大した関わりもなかったからだ。
「端正な顔立ち」と言ったわりに顔が思い出せないのは、そんな話を耳にしたという記憶だけだったからだ。
しかし目の前の秋山一平は自分と同い年ではない。
ましてやここは東京で、俺の地元は北海道だ。
ありえない。
そう俺が思ったのをわかったかのように秋山は言った。
「そうですか、でも私には秋山耕一という友人はいないですね。」
「そうですよね。いや、すいません、変なこと言っちゃって。」
俺は苦笑しながらわざとらしく後ろ髪を手で押さえた。
<Mozilla/3.0(WILLCOM;KYOCERA/WX340K/2;3.0.0.11.000000/1/C256) NetFront/3.4 @P061204003216.ppp.prin.ne.jp>
裕司のバイト先に着いたのは16時過ぎだった。
看板が点灯していないところを見るとまだ開店時間になっていないらしい。
改めて看板を見ると深い青に白い字体で『ギルド』と書いてあった。
「店は階段上がるとすぐある。店長がいるはずだからとりあえず紹介すっか。」
そりゃそうだ。と思いながら裕司の後を歩き、階段を上がったところにある扉を通るとスーツ姿の小柄の男がいた。
思っていた以上に早い店長らしき人との対面に思わず笑ってしまった。
向こうも知らない人間がなにくわぬ様子で入ってきて少し戸惑っているようだった。
「高尾さんおはようございます。」
「あぁ、おはよう。」
高尾と呼ばれた男はこちらを気にしながらも裕司に挨拶を返した。
「あの、こいつ俺の大学の友達で秋山耕一っていうんですけど、バイト探しててそれでうちにどうかって話してて…あっ、耕一、こちら店長の高尾さん。」
俺の方に向きなおった店長は俺が「はじめまして」を言う前に「マジで!?」と目を大きくして言った。
「はじめまして秋山です。」
ようやく挨拶が出来た俺は店長を観察した。
黒のストライプのスーツに紺のグッチのネクタイ。髪は短く整髪されていた。黒い地肌は二重の大きな目を目立たせた。
歳は30代後半のようだが、口調と見た目は若い。若作りしているわけではなく、落ち着きと言うものを好んでいないのだと思った。
「そっかそっか。秋山君。うちで働こう。うん、そうしよう。」
「いえ、あのまだ決めたわけでないんです。というか急すぎてなにがなんだか…あっ、急に伺ってしまって本当に申し訳ないです。」
「いいんだよいいんだよ。見たところしっかりしてるし、いやぁほしいなぁ。
聞いてるかもしれないけど、今うち人足りなくてさ、本当に猫の手も借りたい状態なんだ。実際働くとしたら週どれくらいシフト入れるかな?だいたい17時から入ってもらうと思うんだけど。」
「そうですね…月曜は6限があるので無理ですが、それ以外なら。」
展開の早さに慌てつつも落ち着いて返答した。
店長は裕司の方をちらっと見た後、笑顔で「完璧。」と俺の目を見た。
あれ、俺これでいいのか?
と疑問に思っている時に店の奥から人影が現れた。
「高尾さん、私先に休憩いただきますよ。」
下は黒いパンツに上は白いシャツと黒いベストを着た男が姿勢良く歩いてきた。
シャツの第一ボタンを外し、ネクタイを緩め、腕捲りという格好は丁寧な姿勢と言葉遣いとアンバランスだった。
髪は短く整髪されてはいるが店長と比べるとラフだった。
歳は20代半ばといったところだが、頬が痩けているところを見るともう少し上かもしれない。
「おう、裕司おはよう。」
挨拶がてら胸のポケットから煙草を取りだし火を着けた。
「おう。」と一言返した裕司に俺は違和感を感じた。
年上に対して余りにも言葉が軽すぎるからだ。
同じ元野球部としては年上や目上の人は敬うことは当たり前だとお互い身に染みているはずなのに。
この職場はそういった部分も良い意味でラフなのかもしれないが、俺はあまりそういうのは好きではなかった。
少し懸念を感じた俺にその男はすぐ気付いた。
「これは、失礼しました。裕司、その方は?」
男は火を着けた煙草を然り気無く背中に隠し愛想笑いをした。
「これから一緒に働く秋山君。裕司と同じ大学なんだ。」
そう答えたのは店長だった。
「あの、まだ働くと決まったわけでも決めたわけでもないんですが…」
「大丈夫だって。面接は俺がやるし、落とす気はさらさらないよ。あっ、それとこっちは…あっ、…こっちも秋山君。秋山一平。このビルのリーダーなんだ。」
半ば強引な店長に押されながらも、俺は何かを思い出そうとした。
「・・・同じ秋山ですね。僕は秋山耕一といいます。もし一緒に働くとしたらお世話になります。よろしくお願いします。」
まだ採用されたわけでもないのでなんとも不思議な挨拶だが、こうとしか言いようがなかった。
「秋山耕一・・・?」
一平と呼ばれた同じ秋山は、微かな声で疑問に思ったように俺の名を復唱した。
しかしまた先と同じ愛想笑いで「秋山さんがよろしければ是非一緒に働きましょう。待っています。」と言った。
俺はその秋山にあまり良い印象を持たなかった。
なんだか全てが他人行儀で、壁を感じた。
他人だから当たり前なのだが、徹底されたあの態度が、今まで俺が関わったことの無い人間の部類なのだと思わせた。
<Mozilla/3.0(WILLCOM;KYOCERA/WX340K/2;3.0.0.11.000000/1/C256) NetFront/3.4 @P221119006221.ppp.prin.ne.jp>
寺田りひと
- 10/12/25(土) 4:20 -
カップル皆破裂白。マジ乙マジ乙マジ乙wwwwwwwwwwwSHINE!
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 6.0; Trident/4.0; YTB730; SLCC1; .NET CLR 2.0.50727; Media Center PC 5.0; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 3.0.30618; .NET4.0C; Sleipnir/2.9.6) @202.146.254.254>
大学に入学してから1年が経った。
大学生というのは意外と忙しいということを学んだ一年だった。
「なぁ耕一、バイトしないか?」
大学も二年目になり授業数も減り、時間に余裕ができアルバイトでもしようかと考えていることを友人の裕司は知っていた。
「実は俺のバイト先、この時期だから就職で辞めちまった人多いんだ。んで人が足りないから誰か紹介してくれって言われてて。」
裕二が働いている店は品川にある居酒屋だった。
若い女性をターゲットにしたような洒落た酒や料理を出している店。
一度行ったことがあるので知っていた。
広い店内、女性が喜びそうな装飾、ジャズが流れていかにも都会といわんばかりの雰囲気だった。
「んー、面白そうだな。」
飲食店の経験はあった。
高校時代部活の傍ら居酒屋で働いてコツコツと貯めた金で部活用のシューズを買ったくらいで、自分は飲食に向いているとさえ思った。
「もしその気なら今から面接に来ないか?」
そう言ったのは帰宅途中の山手線内、ちょうど五反田駅に着いて扉が開いたところだった。
「今か?急だなぁ。そんな連絡もしないでいいのか?」
「それくらい必死なんだってよ。いつでも連れてこいって店長から言われてる。これからなにか用事あるなら無理にとは言わないが。」
この後用事と言える用事は無かった。
帰ってから3日後提出予定のレポートを纏めて、タウンワークとにらめっこして、最近たるみがちな身体を気にしての筋トレを考えていたくらいだった。
勢いがなければなかなか行動できない俺は緊張しながらも裕司のバイト先についていくことにした。
<Mozilla/3.0(WILLCOM;KYOCERA/WX340K/2;3.0.0.11.000000/1/C256) NetFront/3.4 @P061198163135.ppp.prin.ne.jp>
「なぁ、淋しいと思う時ってどんな時だと思う?」
―――ひとりでいるときじゃないか?
「半分正解。」
―――じゃあ正解は?
「ひとりになった瞬間だ。」
そう言ってあいつは笑った。
<Mozilla/3.0(WILLCOM;KYOCERA/WX340K/2;3.0.0.11.000000/1/C256) NetFront/3.4 @P061198163135.ppp.prin.ne.jp>
はじめまして!!
めっちゃ楽しみで待ってました☆
凄い大好きで、一日に何回もアクセスしちゃいます!!!
頑張ってくださいね★
<SoftBank/1.0/932SH/SHJ003/SN353700020805709 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 @w32.jp-t.ne.jp>
コメントありがとうございます。嬉しいです。
ずっと続けてと言われても終盤ではありますが
最後まで頑張って書いていきますんで
またなんかあったらコメント宜しくお願いします
HのH告白というわけわからん言い回しの次の日。
いつもと変わらないHがいた。
いつも通り接してくるH。
俺はHのHについて触れられなかった。Hも特別言ってこなかった。
その日久しぶり遊ぼーと誘われた。久しぶりで嬉しかったし、女とダメだったと勝手に確信してテンションも上がってた。
いつも通り女二人とHと俺。
何も無かったように遊んでた。
Hと俺んちに一度行き、Hもした。そん時
H『俺の玉炎症起こしてるから優しくしてねっ』と可愛いH
優しく攻めてあげ、大量に射精したHのを見て
女と出来なかった事が分かった。
H『テルーうますぎ。久しぶりにしたねー。超きもちよかったよ』そう言いじゃれてくるH。
俺もそんなHを見て大満足だった。
女んち行って何もなかった様にはしゃいでた。
いちゃいちゃしながら幸せだった。
俺は残りHは帰っていった。
何時間か後。
Hからメールが来た
Aちゃんて可愛いよね、俺の事どう思ってるか聞いてみてねっ。俺の事どうも思ってないなら諦めるからさー
Aちゃんとは、一緒に遊んでいる女。俺が泊めてもらっている女の友達。
確かにキャラはかわいいけど
Hがそんな風に思ってたとは。
女とHできる言ってたのはAの事か考えたが、HいないときもAはいたから違うことはわかった。
うまくいかなかったから今度はAなのか…。わからん。
俺はどうすればいいんだ。
Aが何とも思ってないならそれまでだし、Hの事恋愛対象に見てないっぽいから…
言い聞かせた。
言わなきゃな、Aに。
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ダイスケ
- 10/12/24(金) 0:23 -
待ってました!
また読めてよかったです!更新ほやほやなところにアクセスできたみたいで、うれしいです!
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車窓からみる富士山はとてもきれいだった。
富士山は冬のほうが雪化粧していてキレイという人がほとんどだが、
俺は夏の富士山のほうが、まんまの姿で、どっしりした感じがして好きだ。
ホームにつくと、夏休みということもあり浮き輪などを持った家族連れが目立っていた。
駅からバスに乗り継ぎ、家に着く。
「ただいま〜」
靴を脱ぎ、ダイニングへと向かった。
「あら、おかえりなさい。こんな時間につくんだったら、言ってくれたら駅まで迎えにいったのに。」
洗濯物を畳みながら、母親が言った。
「いいよ、別に。ちょうどバスがあったし。」
こんな田舎じゃ、車も一人一台が当たり前。よって、バスの本数も限られており、たまたまバスがあったので、久しぶりに乗ってしまった。
「そんなことより、あんた。おばあちゃん、部屋にいるから挨拶してきなさい!!」
「あ〜、そうだった。了解。」
俺は、荷物をとりあえず、その場に置くと廊下の奥にある祖母の部屋に向かった。
「ばあちゃん、ただいま〜〜〜!!昇だよ!!今、帰ってきた!!」
俺は、大きい声で話しかける。
部屋の真ん中にある椅子に座りながら、外の景色をボーっと眺めていた祖母は、こちらを向き、にっこりと笑った。
「昇ちゃん、おかえり。よお、帰ってきたね。」
「ただいま、ばあちゃん。体の調子はどう?」
久しぶりに合った祖母は、急に老け込んだ感じがした。
それもそのはず。今年の冬に癌の手術を受けたため、体の肉も大分落ちてしまい、前にまして小さくなった気がした。
「うんうん。大丈夫。ばあちゃんは元気だよ。」
「なら、良かった。じゃあ、俺二階に荷物もってくから」
「はいはい。
ばあちゃん、足が悪くて行けなかったから、お母さんに言って、
昇ちゃんの好きなかりんとう用意しておいたから。」
「・・・ばあちゃん。・・・ありがとう。」
小さいころ、共働きだった親にかわって俺の面倒を見てくれた祖母。
そんな祖母の老いを、最近つらく感じてしまう。
誰しも年をとって、死んでいく。
祖母も俺も。
いつまでもこの環境で過ごせたらいいのに、なんて本気で考えてしまう自分がとても悲しくなってしまう。
俺は、荷物を持ち二階の自分の部屋に向かった。
直前に空気を入れ替えてくれたのか、こもった嫌な感じはしない。
俺は、ボストンバッグを床に置くと、ベッドにダイブした。
「あ〜〜、やっぱ実家は落ち着くな〜〜」
寝返りをうち、仰向けになって天井を見上げる。
あの日、そう、まだ昨日のことである。
俺は涙をこらえながら自転車をこぎ家へと帰った。
孝太さんからは、何回も着信や「話したいことがあるから、誤解なんだ」とメールが来たけれども、すべて返さなかった。
そして、その晩、ちょうど母親から電話がかかってきて、ばあちゃんが会いたがってるから帰ってきたらと言われた。
実家には半年も帰ってなく、テストも終わり夏休みに入ったし、
なにより、孝太さんにも会いたくなかったので、その場で明日帰ると返答し、今日に至る。
携帯の画面を見る。
着歴には、昨日だけで孝太さんから10件はきている。
俺は、通話ボタンを押そうとした。
「無理だ・・・」
俺は携帯をベッドに置いた。
まだ、自分のなかで整理ができていない状況で孝太さんに電話するなんて
悪い方向にいってしまうに違いない。
「・・・とりあえず、かりんとう食べるか」
俺はベッドから起き上がると、一階へと降りていった。
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おー、自分も少し日本いなかったらこんなに進んでるとは( °Д° )
しかも孝太さんまさかそんなことするなんて!
あとベンツの人も気になりまーす笑
とりあえず忙しいと思いますが続きがんばってください!!
<Mozilla/5.0 (iPhone; U; CPU iPhone OS 4_2_1 like Mac OS X; ja-jp) AppleWebKit/533.17.9 (KHTML, like Gecko) Version/5.0.2 Mobile/8C148 Safari/6533.18.5 @pw126229001207.25.tik.panda-world.ne.jp>
おもわず一気に読んでしまいました。
過剰に卑猥だったり無駄な要素がなくて、すごく素敵な話だった。
読んでる人はたぶん、なんかあったまったんじゃないかな。
それと、ちょっとそれぞれの想いに対する想像をかきたてるようなエロいニュアンスもあったりして面白かったです。…ありがとう。
<SoftBank/1.0/943SH/SHJ001/SN359302031114330 Browser/NetFront/3.5 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1 @w42.jp-t.ne.jp>