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こんな時、いつも達也との思い出にひたる・・・笑
1年生の冬に達也と一緒に帰っていた
達也がハイチュウを取り出した
達也「あげる!」
俺「ありがと!」
そして俺は手袋を脱ごうとした
すると・・・
達也「あ!いいよ。俺が食べさせてあげる!」
俺「え!???」
すごく幸せだった・・・笑
2週間、毎日メールをした時もあった
夜中いきなり電話してきて「いつもの場所にきて!!!」
いつもの場所ってどこだよ・・・
とりあえず公園へ
そこには達也がいた。あってた・・・笑
すると「お菓子とってきた!笑」
袋には大量のお菓子。
達也「リョウお菓子すきだからさ!」
え?そのために呼んだのか・・・?笑
髪をクシャクシャにしてじゃれあったり
一緒に映画を見たり
またあの頃に戻りたい・・・泣
この頃、バスケ部の友達からある話を聞いた
達也はまだ別れていなかった・・・
彼女がバスケの応援に来ていたらしい
ずっと別れたと思っていた
複雑だー・・・
もう諦めよう・・・
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ふみさん、レスども〜
翌年2月あたりだったろうか。俺はとあるヴォーカルオーディションのエントリーのためにカラオケに出向いた。
「○○○(オーディション名)のエントリー手続きしたいのですが・・・」
「はい、少々お待ちください」
俺には歌手になるという夢があった。それが形として現れ始めたのは高1の三学期頃。この夢だけは誰にも侵させない。そんな思いさえある。
「あれ?」
待っているとそこに聞きなれた声が。
「りゅうじ?何でここに?」
俺の恋人であるりゅうじだ。顔はEXILEのATSUSHIに激似。だからなのかは知らないけど、坊主である。体格は俺よりも一回りも二回りも上だ。そんなだから全然後輩に見えない。こんな16歳絶対間違ってる。
「てるこそ何してんの?」
「俺はオーディションのエントリーにきたの」
何か驚きに満ちた顔をする。俺はそんな表情にさせる発言をした覚えはない。
「俺もだよ、てるも出るんだ〜」
俺がオーディションに出るのがそんなに意外か?
「りゅうじも?」
「うん、一緒に出ちゃう?」
そんなことできるのか?丁度店員が戻ってきた。早速聞いてみた
「出来ますよ」
というわけで俺たちはデュオって形でエントリーすることになった。何を歌うかは決まってないからアーティスト名と曲名は空欄にして書類に記入する。エントリー料金は1000円だけど、二人一組になって出るわけだからここはお互い500円ですむ。無事エントリーが終わり、俺たちは軽くヴォイトレして店をあとにする。
「何歌おうか?」
「二人が共通してよく聞く曲でしょ?りゅうじ、AAAとかTRFって聞かないでしょ?」
「いや、聞くけど、歌えない。どれも高いし」
確かに・・・でもそれを言ったらEXILEも充分高い気がするのは気のせいだろうか。
「EXILEか」
結局これしかない。曲も一応決めた。冬に歌うのはどうかと思うサマーソングだ。
まあ、審査員もそこまで気にしないか。そしてりゅうじと俺は第一審査通過を目指し翌日から毎日カラオケで練習することになった。
続く
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くちすち
- 07/7/21(土) 10:23 -
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達也も店を出ようとしていた・・・
達也「あ!・・・。」
俺は言葉がでなかった・・・
その場から逃げた!
バカだ・・・俺はバカだ・・・
その店はよく達也と一緒に行っていた
後ろにはまだ達也がいる・・・
このままじゃ余計に気まずくなる!
そう思い、達也がこの店からいつも帰っている道に入った
何度も後ろを振り向いたけど達也は来なかった
たぶん違う道から帰ったのだろう・・・
避けられた・・・
でも先に避けたのは俺だ・・・
俺はかなりの後悔に襲われていた↓
帰って考えた・・・
よし!達也にメールしよう!
「さっきは避けちゃってごめんね・・・。」
達也「いや、大丈夫だよ!」
俺「いきなりは気まずかったからさ・・・」
達也「そーだよね!笑」
やっぱ気まずいんだな・・・泣
でも怒ってなくてよかった・・・。
それでも、やっぱり学校では話さない。
目が合うたびにドキドキしてしまう
何回も達也を諦めようとした
けど、気づけば達也のことで頭がいっぱいだった・・・笑
いつになったら達也と元に戻るんだろう
もしかして、もう戻らなかったりするかな・・・?泣
そんなのやだよ↓↓
でもチャンスが訪れた!
選択体育だ!!
俺はテニスを選んだ。達也もテニスだ・・・。
最初の時間はグループ決め!
先生には3人組みを作れと言われた
周りを見ると
俺・達也・じゅん・たく・その他のクラスの人たち
あ・・・俺が外れるしかないじゃん・・・泣
俺とじゅん・たくは仲は良かったけど達也の方が仲がよかった
他のクラスの人たちとグループ組まなきゃな↓
はぁ。最悪だ↓泣
すると達也が「先生!俺ら4人でいい?」
え!!??なにを言っているんだ達也・・・笑
メッチャ嬉しかった!
見事4人組みになれた↑
達也・・・大好きだ・・・笑
でもやっぱり話すことなんて出来ない・・・
テニスの練習をする時、自動的に達也の隣になってしまう・・・
転がってきたボールを渡すのも渡されるのも無言だった↓
もーテニス選ばなければよかった・・・泣
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くちすち
- 07/7/20(金) 17:56 -
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Tさんなんかあったんですか??
もー後悔だらけですよ・・・笑
この後は気まずくなりバイバイした
誘わなければよかった・・・
次の日の学校では一言もしゃべらなかった
余計にきまずい・・・
そんな感じのまま春休みになってしまった
春休みに俺は大阪に結婚式に行った
結婚式も終わりお土産を選んでいた
達也に買おうかすごく悩んだ・・・
どうしよ・・・絶対に渡せない!
でも買って渡したい!
色々と見て回った
でも何を買っていいかわからない
ずっと悩んでいた・・・
すると目の前にリストバンドがあった
達也はバスケをしている。
これにしよ↑
ここで俺は勝負にでた・・・笑
好やねん!と書かれたリストバンドを手に取った
どうしよ・・・俺こんなの渡せるのか・・・?笑
買ってから後悔・・・
大阪から帰宅
春休みの間は1回も達也に会ってない
メールもしてない・・・
寂しすぎる↓
春休みも終わりもう3年生になった
早いなー!
学校に行ってみんなにお土産を配った
残るは達也のみ・・・
あーー絶対無理!
渡せないよ↓
するといつの間にか教室には達也と2人になっていた・・・
チャンス!!
達也と目が合った!
俺「はい!!」
達也「なにこれ?」
俺「お土産・・・たいした物じゃないけど。。」
達也「ありがと!」
俺は教室を出た・・・
はぁー。もう心臓がやばかった・・・
その日の夜に達也にメールした
俺「お土産みた?」
達也「見たよ↑ありがと!」
やっぱメッセージは伝わるわけがない・・・
この後もメールは続いていた
今度のバスケの試合でつける約束をした
約束を守ったかは結局わからなかったけど・・・笑
メールをしてもやっぱ学校では一言も喋らなかった↓
なんで・・・達也のバカ!
学校で話さなくなってもう何ヶ月だろう・・・
もーやだ↓絶えられない・・・
そんなある日
俺は買い物に出かけた
色々と見て回って店を出ようとした
後ろを振り向くと・・・
達也がいた!!!!!
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まじゃばい![[!]](c-board.cgi?cmd=mji;id=love;name=/e_f9a7.gif)
めっちゃぇえゃん。あったかすぎ。
Tさん、続きょろ★
<DoCoMo/2.0 P903i(c100;TB;W24H12;ser359482001123717;icc8981100020576359582F)@proxy3123.docomo.ne.jp>
最近あまりあってないけど、きっと君のことだから毎日たのしくすごしているでしょう〜
ずっと友達でいたかったな〜
もしまだオレの事きらいじゃなかったら、遊びにきてくれ〜
大好きだ!
<DoCoMo/2.0 P902iS(c100;TB;W24H12;ser357664006864591;icc8981100010577957013F)@proxy1137.docomo.ne.jp>
ある日、俺は親と喧嘩した。もちろん、進路についてだ。この時にはもう、親に監視され、管理されてる感覚が身体に染み付いてた。だから、俺はパニック症状に陥った。このことについてはりゅうじに秘密にしていたが、とうとう知られてしまうことになった。それは夏休み初日だった。りゅうじは特に責めることはしなかった。それどころか、優しく抱きしめてくれた。
「・・・いいんだよ。俺の前では無理しなくていいんだよ」
胸にしみた。痛いくらいに。ベッドの上で俺はりゅうじに腕枕される形で横になっていた。りゅうじは俺の視線に気付くとキスをしてくれる。
「眠れない?」
「・・・うん」
「それじゃあ、子守唄代わりに俺が歌ってあげる、そしたら、寝よ?」
俺は黙って頷く。そしたらりゅうじは静かに歌い始めた。りゅうじが歌ったのはエグザイルのtogetherだ。聞いてると何だか心地よかった。歌が終わると、りゅうじはまたキスした。
「寝よ?」
「うん」
続く
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@59-171-10-15.rev.home.ne.jp>
「はい」
たっぷりとコップに注がれたコーラを手渡す。りゅうじは黙ってそれを受け取る。
「・・・(じ〜)」
「・・・何か凄い楽しそうだな」
「うん♪」
うなだれたが、気を取り直してコーラを一気飲み。かなり苦しそうな顔をしたが、それはそれで男らしくて画になってた。
「・・・もう絶対にやんねえ」
と一言。ちょっと勝ち誇ってみせたり。
「その顔、すんげぇむかつく」
「うけけけ♪」
そんなこんなで罰ゲームも終わり、速やかにカラオケが退散することにした。コーラ一気飲みがよほどこたえたのか、ゲーセン行こうという提案は出されなかった。それどころか、帰ろうという始末。そんなにきつかったかな〜
「あ、そうだ、服見てっていい?」
「ん〜・・・いいよ、俺も見たいし」
そんなこんなでいつも行ってるアパレルショップへと足を運ぶ。そこでまず向かったのはサングラスのコーナー。
「サングラスかけるんだ」
「ん〜俺がってのもあるんだけど〜りゅうじっていう人間にかけさせてみたいという好奇心がうずいてるんだよね〜」
「え?」
ふと手に取ったサングラスを身動きされないうちにかけさせる。そんで鏡の前に立たせる。
「お〜〜〜〜〜」
りゅうじはかなりはにかんだ様子で鏡に映る自分を見る。
「やっぱり似てるな〜、誰かさんに」
あえてここでATSUSHIという名を出さないのも俺の手。あ、外しちゃった。
「何か知らないけど、似てるって言われるんだよな〜。似てないっつうの」
「しかしまんざらでもないりゅうじ君なのでした」
「うっさい」
あ、図星だな。可愛い。
「ん〜これにしようかな〜」
「地味なの選ぶな〜、これなんか似合いそうだけどな〜」
りゅうじが持ってきたのは確かに俺が着ても不自然さが出ない服だった。しかし、そういう服に限って値が張るっていうのが相場だ。
「貧乏なわたくしにそんなの買うお金ありません」
そんな俺に一言。
「しょうがねえな〜、俺が買ってやるか」
値段を見てみる。ひゃっ、4990円。
「何でそんな金あんの?」
とここでジェスチャーで耳打ちのポーズをとった。とりあえず耳を向ける。
「実は〜、年齢を伏せて〜深夜に働いてるんだよね〜」
そういうの年齢偽証罪が成立するぞ、とはあえて言わない。
「時給どんくらい?」
「1100円くらい」
微妙な数字。しかし週1で750円の自分に比べて明らかに収入は上。
「いいな・・・ちょうだい♪」
「誰がやるか!ww」
「ちっ」
何か通りすぎる人々に白い目で見られつつあるから、とりあえず次に行くことにする。りゅうじはどんなの買うのかな〜と手に取る服を凝視する。
「ん〜これかな、これもよさそうだけど」
けっこう迷ってる。
「よろしかったら試着してみます?」
「あ、はい、それじゃあ・・・」
店員に案内されて着替えボックスまで向かう。そこでもぞもぞと音を立てながら着替えるりゅうじ。そして・・・オープン☆
「・・・」
素敵なくらいに似合いすぎていた。身体のラインも強調しすぎない程度にぎりぎりにいかされてるし。しかもよりセクシーに見える。
「あれ?似合わない?」
「・・・いや、似合いすぎ」
そんなこんなで服(+サングラス)を買って外に出る。
「・・・ありがとう」
「ん〜?どうってことないって」
こういうことがあったからってわけじゃないけど、りゅうじのこと、すごい頼もしく感じた。今まで、俺は誰も信じなかった。だけど、りゅうじは違う。信じてもいいって理由とか根拠とかもなく、そう思った。
続く
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・・・やることな〜い。ゲーセンに行こうとか言うけど、それよりも行きたいとこがある。
「え〜カラオケかよ〜」
「いいじゃん、減るもんじゃないし〜」
「じゃあ増えるのかよ〜」
むむ、カラオケよりゲーセンとな?目悪くなるぞ。よし、こうなったら。
「・・・ダメ?」
「う・・・仕方ねえな〜」
この手法、使える。今後は使うようにしよう。そんなわけでカラオケボックスに移動。やってきたのはU−坊系列のお店。
「あれ、てるくんが誰かと一緒に来るなんて珍しいじゃん、学校の先輩?」
話かけてきたのは仲のいい店員さん。この人今上下関係を間違えたな。
「逆、俺が先輩だよ」
だが、疑わしげな目で見られる。嘘だと思うなら思うがいい!!
「けっこう親しげだったな〜」
「うん、だって俺常連だもん」
猶も質問は続いた。
「一人で?」
「いいじゃん別に〜」
何か呆れられた。何かむかついた。まあいいや、さて、何歌おうかな〜と思ってたら曲が流れた。こ、これは・・・まさか・・・。そう、大塚なんとかというアーティストのさくらんぼという曲だ。ATSUSHIに似た顔して可愛い曲を歌うものだ。曲が終わり俺は一言。
「いかつい顔して何かわいらしいことやっての〜」
「いいじゃんかよ〜」
ちょっとここで思いついた。
「採点にして勝負しよっか」
「いいよ、負けたらどうすんの?」
そこまで決めてなかったな。あ、そうだ。
「炭酸飲料を一気飲み。全部飲めなかったらやり直しで」
「お、望むところだ」
そんなわけで採点スタート。りゅうじは十八番だというEXILEのEXIT。おや、うまい。点数は89。むむ、ならばこちらも得意な曲で勝負するしかないか。俺が選んだ曲はtrfの寒い夜だから。点数は90。にやり。
「・・・ま、負けた」
うつむいてるりゅうじをよそに俺はソフトドリンクバーに行き、コップ一杯のコーラをゲットする。
次は罰ゲームのところからなのら〜
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土曜日。俺は朝早くから荷物を抱えてりゅうじの家に向かった。呼び鈴を鳴らす。すると何故か鈍い音の後にいってぇ〜という声が聞こえた。数秒して頭を抑えながら玄関のドアを開けてりゅうじが現れた。
「は、早いな〜」
寝起きの顔で苦笑いした。そして軽くキスをした。家の中に入るが、やはり両親はいない。ま、そのほうが好都合か。と思ってると、りゅうじはおおあくびをする。やっぱり寝たりないのかな。
「一緒に寝ていい?」
「いいよ」
りゅうじの部屋は相変わらず散らかっていたが、あまり気にならなかった。この後俺たちはあんなことをしたりしたのだが、めんどくさいからここは省略
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りゅうじの家に着いた。両親は用事があって遠方まで行っていて、しばらく帰ってこれないらしい。部屋に入ると、かなり散らかってる。まあ、某小説の雪平夏見の部屋よりはマシだからいいか。とりあえず落ち着くと、りゅうじはさっき言いかけたことを言ってくれた。
「・・・俺、てるさんのこと、好きになったんす」
人生初の告白だった。俺はバイだから不快に思ったりはしない。だが、YESと言えない。過去のトラウマが要因となっているのだ。
「・・・」
「・・・嫌っすよね」
「そうじゃなくて・・・」
りゅうじは首を傾げる。
「俺さ、誰かと深い仲になるのが怖いんだ」
俺は裏切られることを多く経験することで、人は信ずるに値しないものだと思っていた。信じても裏切られるだけだって。そのことをりゅうじに話した。
「俺は裏切らない」
そう言って抱きしめてくれた。突き放そうと力を振り絞るが、びくともしない。
「・・・信じて」
温かい。温かくて、涙が溢れる。誰かの温もりに触れられるとは思っていなかった。だからこの時初めて知った。そしてこう思った。りゅうじが俺が信じる初めての人間にしたいと。
「・・・しばらく、このままでいて」
「・・・はい」
りゅうじはずっとそのままでいてくれた。かなり長い時間、そのままだった気がする。
「・・・条件あるんだ」
「え?」
「学校以外では、俺のことさんづけにしたり、敬語ではなしてほしくない。俺も同じようにりゅうじって呼びたいから」
「・・・わかった」
それから俺はりゅうじが作ってくれた冷やし中華を食べて家に帰った。土曜日にりゅうじの家に泊まる約束をして
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茫然自失。保健室での件からずっとそんな調子だった。そんな状態のままその日の最後の授業である総合の時間に突入。俺は複数あるジャンルの中から国際を選択している。最初の授業で班を組んだのだが、この日はもう一度班を組みなおすらしい。めんどくさい!などと思いつつ格技場へ向かう。ちなみに総合は1,2年合同だからジャンルわけされてても人数は多い。なんとも騒がしい・・・黙れ!ひよっこどもが!!と叫びたいのを抑えて指定された場所へと足を運ばせる。教師の長ったらしい説明のあと、班分け開始。て言っても教師が勝手に決めちゃうんだけどね。そして班分けが完了された後何班か発表される。そして班員同士顔合わせすることに。で、そこには・・・
「あーーーーーー!!!」
いた。さっき、いきなりキスして逃げたやつが。その本人は何故か罪悪感に満ちた顔をしてる。よくわかんないな。まあ、何はともあれ、各班、指定された教室へと移動開始。その途中でりゅうじは
「放課後、ちょっといいっすか?」
と言ってくる。別に用事はなかったから頷いた。
「んで?」
放課後になってとりあえず、人が来なさそうなところに移動。
「さっきはすいません、嫌でしたよね?」
キスのことを言ってるのかな。
「何で?」
「え?」
質問に質問で返すのは卑怯だとは思ったけど、実際疑問に思ったのだから仕方ない。
「え・・・と、男にされるのって嫌かなって」
ふと疑問を思いついてしまった。
「何で俺にしようと思ったの?」
何か、段々顔が赤くなってる。可愛い。
「・・・俺・・・」
口を開いたところを手で塞いだ。いいとこで人がやってきやがったからだ。
「場所移そ、どっかないかな」
「んじゃ、俺んちはどうすか?」
場所聞いたら、俺の最寄駅からけっこう近い。とりあえず、移動。
きりがいいから、次へ続く〜
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どきどきしながらも自分のクラスのところに戻る俺。そしてちらっとさっきの後輩君の向かって行ったほうを見てみる。お!いたいた・・・あれ?何か孤立してる。友達いないのかな?いそうな感じだったけどな・・・
彼が出たのは200m走。結果はというと、何と一年のくせに一位だ。頑張るな〜。と思ってたら最後の種目だ。彼も出るのかなと思いながら見てたら、やはり出なかった。この日、俺が彼を見ることはなかった。
そして翌日。あんなイベントがあったのに学校は通常どおりにあったりした。く、世の中不条理だ!なんと思いつつ教室へ。
「てる〜どした〜?顔色悪いぞ〜」
クラスメイトとはそれほど仲がいいわけではないが、こんな風に話すことはある。実はこの日、貧血気味にも関わらず、遅刻しないように頑張っちゃったりしちゃったから誰が見ても顔色はよくない。無理に教室に居座ろうとするも、後にやってきた担任の指令で保健室に強制連行されてしまった。保健室に入ると・・・あれ?珍しく生徒が誰もいない。保健室の先生の質問に答えた後、やはり俺はベッドの中に。まあいいか、静かだから。そう思って。すやすや〜。しばらくして目覚める。「あ、起きました?」
あれ?先生の声じゃない。しかも声の場所はすぐ隣のベッドだ。視線をそっちに向ける。そしたらちゃっかり昨日のATSUSHI似の後輩君がいた。見たところ健康なようだ。さてはさぼりだな。悪い子だ。
「昨日の一年の子かぁ。・・・何してんの?」
答えづらい質問をしてやった。うけけけ
「さぼってます」
あ、あっさりと返された。ちっ
「・・・(じ〜)」
「そんな目で見ないでくださいよ〜」
苦笑いしながら答える。何となくだけどサングラスかけさせたくなった。
「・・・2時間目もさぼっちゃった♪」
あ、今2時間目なんだ。と思ってたら、こっちをじ〜っと見てくる。
「・・・そっち、行ってもいいっすか?」
言い換えると、一緒に寝てもいいですか?ということだ。まあ別にいいか。
「いいよ」
ちょっと奥のほうへ詰める、これで入れるかな。あ、入れた。
「・・・先輩、ほんと可愛いっすね〜」
あ、また言いやがった。
「後輩に言われるとかなり複雑・・・。てか最近の高一はでかいんだね」
「まあ、身長は183くらいですからね」
さらっと言いやがった。しかも自分より20近く高いし。これじゃどっちが後輩に見られるかわかったもんじゃない。
「名前、聞いてもいいっすか?」
突如聞いてきた。
「てるゆきだよ。呼びにくいなら好きに呼んで」
「俺はりゅうじです」
またじっと見てる。視線が反らせない。そして数秒後。俺の唇にはりゅうじの唇が重なっていた。しばらくしてりゅうじの顔が離れた。
「・・・」
「・・・あの、何が起きたの?」
「あ、俺・・・すいません」
そう言ってベッドから飛び出し、保健室から出て行ってしまった。ファーストキスを果たした俺は呆然としていた。
続く〜
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@59-171-10-15.rev.home.ne.jp>
これは俺が高2の頃の話。うちの高校では毎年6月に陸上記録会なるめんどくさいことこのうえないイベントが用意されていた。基本的に面倒くさがりやな俺は得意じゃない競技は一生懸命やらない。特に走り幅跳び。自分の番が終わると芝生に寝転がってみる。意外と気持ちいいかも〜。なんて思ってるとすぐ隣に青いジャージの人が座った。この色は一年の色だ。と思いながら、そのままの体勢で顔を見てみる。とあるグループのATSUSHIに似てる〜なんて思ってみたり。しかもこっち見てる・・・。何だろ?
「こういうの、苦手っすか?」
と聞いてきた。まあ1500m走に比べるとかなりだらけてやってたからな〜
「うん、まあ・・・ね」
起き上がってこの後輩君の全体像を見てみる。んで、まず思ったのは・・・でか!ってこと。
「・・・ほんとに一年?」
俺はこういう疑問は思いついたらすぐに聞いてしまう。すると彼は苦笑いで
「ほんとっすよ。零れ落ちたわけでもないっすよ」
この返答を聞いて自分が大変失礼な質問をしたことに気付く。だが、された本人は特に気にしてないようだ。
「・・・」
何かマジマジと見てる・・・。しかも1mmずつ顔近づけてくる〜。今度は何だろ。
「先輩、よく見たら可愛いっすね〜」
っておっしゃいました。後輩に言われると何か複雑かも。
「あ、戻らないと。また話しましょうね」
て言ってすたすたと次の種目に向かっていった。気付いたら鼓動が少しどきどきしてた。
次に続く〜
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@59-171-10-15.rev.home.ne.jp>
間違えてH体験談のほうに自分の体験談を書き込みしてるTです。タイトルはこんなこともあったなって感じです。
達也君とは今どのような関係にあるのだろうか。後悔のないように行動できたのだろうか。俺は後悔しています、元彼のこと。やっぱり今でもひきずってるし、忘れるなんてできない。俺があの時、りゅうじを呼び出したりしなければ、りゅうじは・・・あんなことにならなかったんじゃないかって
あ、すいません暗い話をしてしまって
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@59-171-10-15.rev.home.ne.jp>
コメントありがとうございます!
最後までみてやってください↑笑
でも、この日は1回も目が合うことはなかった
やっぱ、もうだめか↓
諦めた方がいいのかな・・・
そう思い、忘れようとした。
でも、そんな簡単に忘れられるわけがない
気づけば達也のことしか考えていない自分がいる
そんな自分に腹がたつ
なんで好きになっちゃったんだろう・・・
それからはまたいつも通りだった
目は合うがすぐそらしてしまう
もうそんな関係に耐えられなくっていた
達也に誘いのメールをすることにした
もし、また断られたらもうメールはしないと決めた
結果はなんとOK
急いで準備した
久しぶりに達也と話せる・・・
達也はいつも家まで迎えに来てくれる
この日も来てくれた
嬉しかった・・・笑
遊んだのはいいけど、うまく喋れない↓
どうしよ・・・
達也を見るとイライラしているのがわかった。
俺「どうしたの?」
達也「え?聞きたい?」
俺「うん!」
達也は彼女に浮気をされたらしい
しかも1人じゃないらしい
かなりの人数・・・
達也はそれに怒っていた
しかもそれを知ったのはさっきらしい・・・
すると達也のケータイがなった
どうやら電話みたい
達也はでようとしなかった
俺「彼女?」
達也「うん・・・」
俺「出なくていいの・・・?」
達也「知らない・・・」
どうしていいかわからなかった
なにも言ってあげられなかった
達也も同じことしたんだよ・・・?
すると達也はメールを打ち始めた
達也「別れよう!って送った・・・」
俺「・・・。いいの?」
達也「うん・・・」
するとまた電話が鳴った
達也は今度はちゃんとでていた
達也は怒鳴ってた
聞きたくない・・・
こんな達也みたくない・・・
達也は一方的に電話を切った
<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1)@KD124210005094.ppp-bb.dion.ne.jp>
良い方向に話がいくと願って見ています。頑張って下さい(>_<)
<DoCoMo/2.0 SH902iS(c100;TB;W24H12;ser357666001404521;icc8981100010362288749f)@proxy2104.docomo.ne.jp>
|
くちすち
- 07/7/19(木) 19:20 -
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そして俺は達也をあまりに意識しすぎていた
段々と学校でも話さなくなっていた・・・
最初の頃は達也は話しかけてくれていた
でも、どう反応していいのかわからずそっけなくなってしまう
ついには一言も喋らなくなっていた・・・
このままじゃマズイと思い達也に誘いのメール
でも・・断られた・・・
大丈夫、きっと達也は忙しかったんだ・・・。
そう思うようにした。
でもその後、何回か誘ったけど断られてばかり・・・
あ、避けられてるんだな・・・。
そう思った。
もう、終わった。
嫌われた・・・
もう、何もかもどうでもよかった
毎日、達也のことしか考えられなくなっていた・・・
学校ではよく目が合っていた
でも、すぐにどちらかが避けてしまう
ずっとなんて見てられない
前までは目が合ったら達也は笑わしてくれた
もう、そんなこともないんだな・・・
なんでこうなっちゃったんだろう↓
俺が悪いのかな・・・?
話さなくって2ヶ月たったころ
朝、教室に入ろうとしたら達也がでてきた
目が合った・・・!
なぜかその時はお互い目をそらさなかった
お互いが見えなくなるまで見合っていた
もう、ドキドキがやばかった
その日のお昼休み俺は1人で教室で朝のことを思い出していた
するとものすごい視線を感じた・・・
前を見ると他の男子たちの中に達也がいた
達也がずっとこっちを見ている
それに耐えられなく今度は俺が目をそらしてしまった
家に帰りずっと考えていた
明日は絶対に目をそらさない!!
そう決めた!笑
覚悟を決め俺は教室に入った
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しょーた
- 07/7/19(木) 13:57 -
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クラス替えは前ほど期待はしていなかった。
ゆーやは理系。俺は文系。
クラスは絶対に違うとわかっていたから。
案の定、クラスは別々だった。
それだけではなく、2年生は理系と文系で教室のフロアが違っていた。
俺は4階なのに、ゆーやは5階…。
これまで廊下ですれちがって少し話したりすることはあったが、もうそれもできない。
好きになるってこんなにツラぃ事なんだって思った。
それでも俺はゆーやの事が好きだった。
密かに、誰に告げることもなく、俺はゆーやに恋していた。
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しょーた
- 07/7/19(木) 10:57 -
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弓道部に入ってからは、先輩とも親しくなった。
入部する前に弓以外の用具を一式買い揃えるのだが、もちろん使い方なんてわからない。
特に武道の経験がなかった俺にとって、袴を着るのが一番大変だった。
着付けの練習の時、俺はいつもてこずっていた。
そんな時、背の高い男の先輩が来てくれた。
先輩「着方わからないよね!こぉするんだよ!」
と言って先輩は俺の腰に手を回した。
なぜかドキっとする。
なんで男の先輩にドキっとするんだろぉ…。
俺はいつのまにか男の人を意識するようになっていた。
弓道部には男の先輩が6人位しかいなく、ほとんどが女子だった。
だから男の先輩達とはすぐに仲良くなった。
メアドを交換したり、カラオケやゲーセンに行ったり、勉強を教えてもらったりもした。
……もう、ゆーやとは遊ばなくなっていた。
部活の忙しいゆーやに、遊びに誘うことなんてできなかった。
俺はゆーやと疎遠になっていくツラさをまぎらわすように、他の友達と遊んでいたのかもしれない。
そしてそのまま、二年生になった。
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