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続・俺の彼氏は元ノンケ54
 悠太&霧斗 WEB  - 09/8/26(水) 21:48 -
篠「悠太さん。」

きいちゃんが見えなくなるのを見計らったかのように、篠塚さんは俺の隣に座って、耳元に口を近づけてきたから一瞬ドキッとした^^;

篠「(絶対に別れたりしないで下さいね。)」
俺「え・・・。」
篠「(悠太さん達みたいなカップルはホントうらやましいですから。)」
俺「あ・・・はい・・・^^」

篠塚さんも・・・俺達の幸せを願ってくれてるんだな・・・。

篠「あ、ちょっとトイレお借りしても・・・」
俺「あ、はい。そのドア出てすぐのとこです^^」
篠「すいません^^」

篠塚さんがトイレに立ちあがるのと入れ違いに、きいちゃんが寝室から出てきた。

霧「トイレ?」
俺「そ。」

俺はさっき篠塚さんに言われた「お願い」をきいちゃんに言おうかなって思ったけど、わざわざ耳打ちした位だから、俺の心の中に大切にしまっておくことにした。

霧「お茶飲む?^^」
俺「あ、うん。ありがと^^」
霧「つかメンドいからボトルごと出しちゃうか。」
俺「そだね。」

冷蔵庫からボトルのお茶を持って、また隣にぴったりとくっついて座った。

霧「なあ・・・」
俺「ん・・・?」
霧「学科試験さ、明後日にしろよ。」
俺「ん?いや別に良いけど・・・何で?」
霧「明日ゆうとまったりしたいんだ。」
俺「あ・・・うん・・・*^^*」
霧「もちろんまったりだけじゃなくて・・・」

きいちゃんの目は明らかにあの目。俺の太ももを擦りながら妖艶な表情を浮かべてる。

俺「・・・ヤラシイな・・・*^^*」
霧「ゆうだって・・・可愛い顔して・・・」

心なしか、太ももの上の手が、徐々に上に上がってきていた。

俺「きいちゃん・・・篠塚さんまだいるんだぞ・・・」
霧「だから・・・?」

きいちゃんの手は内ももを行き交って、たまに指先が中心部にツンツンと当たって来る。

俺「頼むからヤメて・・・勃っちゃう・・・」
霧「まだ篠塚がいるのに・・・?」
俺「だからヤメて・・・ヤメロって・・・」

もう我慢の限界って時、ようやくトイレの流し音が聞こえたから、俺はきいちゃんの手を払いのけて、何事もなかったかの様に身なりを整えた。

霧「すっきりした?」
篠「え・・・やだそんな事聞かないで下さいよーっ^^;」
俺「そうだよきいちゃん、女の子相手に^^;」
霧「わりいわりい^目^」

きいちゃんってジェントルマンなのかおバカさんなのか未だにわかんないな・・・^^;
いや、2つを併せ持った、味の深い男なのかな。
そういうところに、俺は惹かれたんだろうな。

篠「あ、もうこんな時間。」

時計をふと見ると、もう9時過ぎ。
テレビでは紳助さんがいつもの様にチリチリ東野をいじってスタジオを笑かしていた。

篠「私そろそろ帰りますね^^」
俺「あ、わかりました。お気を付けて^^ あとネックレスありがとうございました。」
篠「いえこちらこそ、美味しいご飯ごちそうさまでした^^」
霧「また連絡すっから^^」
篠「わかりました^^ あ、後片付けホントに・・・」
霧「ああ、気にすんな^^ 俺達でやるから。」
篠「すみません^^; じゃあおやすみなさい。」
俺「おやすみなさい^^」

挨拶もそこそこに、篠塚さんはヒールをカツカツ言わせて帰って行った。

俺「さ、後片付け。」
霧「よしっ。あ、どうする?俺が洗うかお前が洗うか。」
俺「ん〜・・・」
霧「あ、いや、俺が洗うわ。ゆうは食器棚にしまってくれる?^^」
俺「良いよ^^」

=====

ちいさなホームパーティの欠点って、後片付けがいつもの倍以上な事。
皿の数も多ければ、使った調理器具も多い。
作りながら少しは洗っておいたけど、それでも多めだ。

俺は残り物を簡単に整理しながら、流しにお皿を入れ、それをきいちゃんがせっせと洗っては洗いかごに並べてく。
その洗いかごに並んだ皿たちを、俺がふきんで丁寧に拭いて、食器棚の元の場所に戻していった。

ちいさなホームパーティの欠点+すすんでお手伝いしてくれる綺麗好きの優しい彼氏=仕事がてきぱきと進む。

この方程式が大正解な様で、あっという間に片付けも終わった。

俺「ふぅ〜・・・」
霧「お疲れ^^」
俺「お疲れぇ・・・^^」

綺麗になったダイニングテーブルを見た途端、どっと疲れが出て、椅子にどっしりと座り込んでしまった。

霧「今日はありがとね。」

疲労困憊の俺のおでこに、きいちゃんはそっとキスしてくれた。
これが何よりも効果的な癒しなんだなぁ。

霧「今日はもう風呂入って寝よ^^」
俺「うん・・・そ〜するぅ・・・^^;」
霧「じゃあ風呂沸かしてくんね^^」
俺「うん。」

きいちゃん・・・ありがとう・・・。

=====

一緒に風呂でくつろぎ、ベッドの上で変わりばんこでマッサージをして、俺はきいちゃんの運転疲れを癒し、きいちゃんは俺の料理疲れを癒してくれた。

マッサージした後は2人ともウトウト一直線。

霧「アラーム何時にする・・・?^_−」
俺「つけなくて良いじゃん・・・?^_−」
霧「・・・そうだな・・・^_−」

明日は一日きいちゃんと自由に過ごすんだしね。

霧「ゆうぅ・・・」
俺「ん〜・・・?」
霧「寝る前のキス・・・*^_−*」
俺「ん〜・・・^_−」

優しいキスをして、俺たちはあっという間に夢の世界へと旅立っていった。

<続きます。>

引用なし

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続・俺の彼氏は元ノンケ53
 悠太&霧斗 WEB  - 09/8/26(水) 21:46 -
今日は3つに分けます。
文字数10000字制限マジウザいですね^^;

<続き>

7時頃、篠塚さんをきいちゃんが迎えに行ってる間に、俺は全ての料理を仕上げ、テーブルの上に見た目良く並べた。
サーモンのクリーム煮もイメージ通りの仕上がりで、ご無沙汰の角煮も圧力なべの魔法で柔らかくなってる。
ふわふわ卵の浮かんだスープも、柔らかくなった春雨が美味しい味を吸いこんで美味しくなってた。
サラダも彩りよく出来たし、ご飯も炊けてるし、後は2人が戻って来るだけだな。

一旦やる事も無くなった俺は、新しくなったTVをチラチラと見てみた。
今までの14型のアナログTVとは違う、綺麗な画質のTVで見る鉄腕DASHは一味違うな。

ソファに腰をかけようとした時。

霧「ただいまぁ。」

タイミング良く、きいちゃんが戻ってきた。

篠「おじゃまします。」

篠塚さんも一緒だ。

俺「お久しぶりです^^」
篠「あ、お久しぶりです^^ すいません、ご飯ごちそうして頂いて。」
俺「あ〜いえこちらこそ、きいちゃ・・・霧斗に車貸して頂いちゃって^^」
篠「それはもう断る理由がありませんでしたから^^」

篠塚さんってやっぱり普通に良い人じゃないか。

霧「ほらほら、かたっくるしいのは無〜し^^ つかマジウマそ〜♪」

きいちゃんは、テーブルの上の料理達を見て、無邪気に喜んでる。
このままだとつまみ食いしそうだったから、早速こじんまりとしたパーティを始める事に。

篠「これ全部悠太さんが?^0^」
霧「そうだぞ〜^^ ゆうが一生懸命作ってくれたんだ。な〜?^^」
俺「ん、うん^^」

俺をほめながら、肩を抱いてほっぺにキスしてきた。

俺「ちょい!篠塚さんの前でハズい・・・!」
篠「やっぱりラブラブですねっ^^」
霧「そりゃあな^^ ゆうも恥ずかしがんないで良いじゃん^^ 篠塚は俺らがラブラブしてるとこ見たいんだよ。」
俺「ん・・・だけど・・・*−−*」
篠「先輩っ、悠太さんが恥ずかしいなら無理にしなくても。」
霧「無理にじゃないって^^ いつもはもっとスゲーもん。」
俺「きいちゃん・・・!」

俺はもう顔が真っ赤っかで、暖房が要らない位暑くなってた。

俺「ほ、ほら、食べよ?冷たいお茶で良いですか?」
篠「あ、はい。ありがとうございます。」
俺「きいちゃんもお茶な?」
霧「うん^^」

きいちゃんの暴露過ぎる暴露を煙に巻いて、深呼吸をし、グラスにお茶を注いだ。

霧「何だかお茶で乾杯って変わってるよな^^;」
俺「だって篠塚さんこの後運転なんだから。」
篠「あ、良いですよ。私に気遣わなくてもお酒召し上がって下さいって。」
霧「ああ、いや、別に酒飲みたいってわけじゃないから良いさ^^」
俺「僕も今日はやめときます^^」
篠「そうですか^^」
霧「よし、じゃあ俺が乾杯の音頭を取らせて頂きますっ!」

きいちゃんはお茶の入ったグラスを片手におもむろに立ち上がった。

俺「短くね^^;」
霧「まあまあまあ^^ コホン。え〜、この度は愛する悠太君が無事免許合宿を終え、僕の元に無事戻って来てくれた事を盛大に祝おうと思います。そして篠塚には、今回僕

のサプライズに協力して頂いて感謝してます。ホントにありがとう。そしてゆう、ホントにおめでとな^^」
俺「・・・うん*^^*」

長々と語っているきいちゃんの言葉は、不思議と心に沁み入った。

霧「そしてもう一つ、僕とゆうが永遠にお互いを変わらず愛していける事を心から祈ります。」
篠「ステキですよ〜!」

クサすぎるセリフ。篠塚さんにはツボの様だ。

霧「ゆう、俺の目見て。」

俺は言われるがままに、常にキラキラしていて力強いきいちゃんの目をじっくり見た。

霧「これから就職して、毎日忙しくなるけど、俺はケツから血が出てもお前を大切にしていくから。」

きいちゃん・・・

俺「・・・うん。」
篠「BL小説みたい!^^」
霧「篠塚っ^^;」
篠「あ・・・すいません・・・つい^^;」

すごく照れくさくて、目線を合わせてるだけで精いっぱいの俺の脇で、篠塚さんはきいちゃんの愛の告白にはしゃいでる。
さすが・・・腐女子・・・^^;

霧「では、かんぱ〜い!」

俺・篠「かんぱ〜い!」

=====

篠「悠太さんってホントに幸せですよねっ^^」
俺「え・・・あ・・・はい・・・アハハ^^;」
霧「ゆうこのサーモンメチャクチャウマい^^」
俺「そ?^^」
篠「ていうか全部美味しいですよ^^」
俺「良かったです^^」
霧「篠塚も彼氏作んなら料理が出来るヤツにしたら?^^」
篠「ん〜、実は今気になってる人がいて^^」
俺「え?どんな人なんですか?」
篠「サークルの同い年で、優しくてカッコ良くて、池上先輩みたいな人なんです。」
霧「俺?」
俺「やっぱそういう人が良いですよね^^」
篠「はい・・・でも片思いみたくて・・・」
霧「篠塚^^ 片思いでも、思い切って告ってみたら成功するかもだぞ?な?ゆう^^」
俺「え・・・うん^^」
篠「・・・そう・・・ですよね・・・^^ 先輩達がその成功例ですもんね^^」
霧「そ〜ゆ〜こと^^」

3人で食事するって、こんなに楽しいものなんだ・・・。
御飯がすごく美味しく感じるし。

笑いの絶えない食卓って、幸せな証拠だよね。

=====

テーブルに並んだたくさんの料理も、跡形なくきれいに無くなり、ソファの上で黄金比率プリンを食べながら3人でくつろぐ。
若干食べすぎて、動くのが少しメンドいな^^;
でもそれだけお腹も満足。

篠「ホントごちそうさまでした^^」
俺「いえいえ^^」
霧「マジうまかったよ^^」
俺「ありがと^^」

2人とも満腹で幸せそうな顔をしてた。
自分が手間暇かけて一生懸命作った料理を褒められるってこんなに嬉しいんだ。

篠「あ、そうだ・・・先輩、悠太さん」
俺「はい。」
霧「ん?」
篠「渡したいものがあるんです。」

篠塚さんは、ヴィトンのバッグを漁ってる。
なんだろ・・・?

すると出てきたのは、2つの小さな袋。

霧「何だ何だ?」
篠「開けて見て下さい^^」

その小さな袋を開けて中身を空けると、それはアクセサリーだった。

レザーネックレス。クロスと2リングとコインのやつだ。
一目見て、すごくカッコいいって思った。

篠「大したものじゃないですけど、就職おめでとうございます^^」
俺「これ自分たちに?」
篠「はい、それにおそろですよ^^」
霧「マジ?^^」

きいちゃんの手を見ると、確かに同じネックレスが。

俺「ありがとうございます!^^」
霧「ホントありがとな!^^」
篠「どういたしまして^^」
霧「これメチャカッコいいな!な?ゆう!」
俺「うん!スゲー気に入りました!」
篠「着けてみて下さいよ^^」
俺「あ、はい^^」

早速2人で首にかけてみると、やっぱり凄くカッコいい。
レザーネックレスは持ってなかったからすごく新鮮なんだ。

霧「似合ってんじゃん^^」
俺「そっちこそ^^」
篠「あ、写真撮りましょ!肩組んで下さい。」
霧「肩だけで良いのか?^目^」
篠「え・・・じゃあ・・・肩組んだ写真と、先輩が悠太さんをハグしてる写真の2枚、良いですか?」
霧「はいはい〜^^」
俺「何だかやっぱ恥ずかしいな*^^*;」
霧「ダイジョブだって。別に俺たちがエッチしてるとこ撮りたいなんて」
俺「きいちゃん!」
篠「先輩!そんな事思ってませんってっ!」
霧「ハッハッハ〜!ウケる2人の慌てっぷり!ハッハ〜!!」
俺「もう!・・・ク・・・ハハハハッ!」

パシャリ

篠「良い写真^^」
霧「あ!隠し撮り!」
篠「シャッターチャンスって言って下さいっ^^;」
霧「見せて^^」

篠塚さんのデジカメを受け取って、撮れた写真を見ると、そこには楽しそうに笑ってる俺ときいちゃんが写ってた。
自然な感じの2人。
まさにシャッターチャンスだった。

俺「この写真くれませんか?」
篠「もちろんですよ^^」
霧「今パソコンにコピっちゃって良い?」
篠「良いですよ。」
霧「じゃちょっと借りるわ。すぐ戻ってくるからな^^」
俺「うん^^」

きいちゃんはカメラ片手に寝室へと入って行った。

引用なし

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続・俺の彼氏は元ノンケ52
 悠太&霧斗 WEB  - 09/8/26(水) 21:33 -
みなさんこんばんわ。
続きUPしていきます^^

そして前回、イラマチオを間違えていましたね。
かるさんありがとうございました。
また凡ミスがあったら教えて下さいね^^;

青さん、カズさん>
一応公認教習所で合宿すると、実地検定は免除されて、免許センターでは学科試験受けてからだったんですよ^^
もし教習所で免許もらえてたら、もちろん運転交代してたと思います。怖いですけどね^^;

<続き>

川口のパーキングを出てから、大渋滞に巻き込まれて半ば飽き飽きしながらも、カーステレオから流れるLinkin Parkを聞きながら、きいちゃんとのドライブを楽しんでる俺。
車がほとんど動かなくても、きいちゃんは終始表情も柔らかい。
さっきのマッサージと、仕上げのアンメルツが充分効いてるみたいだ。

俺「にしても混んでるね〜・・・^^;」
霧「う〜ん・・・^^; 日曜だもんな。この道使えばお台場も行けるし^^」
俺「繋がってんの?」
霧「みたいだよ^^ 湾岸線ってやつに繋がってるって。」
俺「へぇ〜・・・。」

東京の首都高速の事、未だに良く分からないよ・・・だってクモの巣みたいだから・・・!^^;
俺が馴染みのある高速道路なんて東名くらいだし。

「♪〜 間もなく、高速道路、出口です。」

便利なカーナビの案内で、何とか大橋っていう出口で渋滞だらけの高速から下道に降りると、さっきの微々たる動きとは正反対に、車は順調に進み始めた。
確実に高速道路よりも高速で走れてるのが皮肉なもんだな。

霧「あ、そういや今日篠塚に夕飯御馳走してくれるんだろ?」
俺「うん。」
霧「冷蔵庫だいぶ空っぽなんだよね・・・^^;」
俺「え〜・・・^^; 買い物してなかったの?」
霧「うん・・・1人だったし・・・^^;」
俺「じゃあ帰る前にヨーカドー行かなきゃ。」
霧「そうしようか。つか今日車だから楽じゃん^^」
俺「そうだね〜・・・^^; つか聞いてなかったけどさ、どんな食生活で過ごしてたの?」
霧「ん〜・・・まあ普通に米炊いて、豚肉と野菜炒めたり?お酒もあんまし飲まなかったし。」
俺「まあ一応ちゃんと食べてたんだな^^」
霧「へッ^^ 俺も一応自炊は出来んだよ^^」
俺「でも毎日野菜炒めじゃ飽きたろ?」
霧「う・・・ん・・・ぶっちゃけな^^;」
俺「じゃあ今日はゴチソウ作ってやんね^^」
霧「うん!何作るの??」
俺「それは買い物しながら決めるよ^^;」
霧「うわ〜気になるぅ♪」

高速を降りて、また少し渋滞に捕まりながら、ようやく船橋駅前までたどり着いた。
イトーヨーカドーで買い出しを済ませ、そのまま自宅へと直帰。
ありがたい事に家賃に含まれてる駐車場に車を入れて、重いビニール袋と冷凍餃子を手分けして運んだ。

住み始めてから3日目に合宿に行ってしまったため、このマンションで過ごした時間は2週間前で止まってる。
そしてその部屋は・・・新しいTVとネットモデムと電話機が置かれてる以外は、2週間前と一切変わらない。

綺麗好きなきいちゃんは、掃除もちゃんとしてくれてたみたいだ。
しっかり者の彼氏を持って、俺は本当に恵まれてる。

俺「ありがとね・・・」
霧「え?何か言った?」
俺「ん・・・?いや・・・疲れたねって。」
霧「あ〜、そーだなぁ^^; 少し昼寝する?篠塚来るの7時頃だし。」

時計は3時過ぎを差してた。7時過ぎなら、5時から支度しても全然間に合う。

俺「そーしよっか^^」
霧「じゃ、こいつら冷蔵庫に詰め込んでからな^^」

今夜のごちそうの食材をしまい込んで、Tシャツとボクサーの恰好で俺たちはベッドに横たわった。

霧「5時前にアラームかけとくね。」
俺「うん。」
霧「おやすみ。」
俺「おやすみ。」

きいちゃんは優しくキスしてくれて、あったかい毛布を肩までかけてくれた。
きいちゃんの愛だけでもあったかいけど、更にぬくもりが増してきて、徐々に睡魔が姿を見せてくる。

霧「あ、ゆう。」
俺「ん・・・?^_−」
霧「さっきの返事。どういたしまして^^」
俺「ん・・・???」
霧「さっきありがとうって言ってたのはっきり聞こえてたから。」
俺「え・・・あ・・・そ・・・っか^^;」
霧「さ、ゆっくり休みな^^」
俺「うん・・・。」

聞こえちゃってたんだ・・・^^

=====

俺「良いからゴロゴロしてて。」
霧「手伝うよぉ^_−」
俺「良いって。運転疲れたろ?^^」
霧「良いのぉ・・・?」
俺「良いって良いって^^」

約2時間ぐっすり寝た後、きいちゃんはそのままくつろがせて、俺は3人分の夕飯の支度にとりかかった。
買い物しながら考えたメニューは、豚の角煮、中華春雨スープ、サーモンのクリーム煮、生ハムとアボカドのサラダ。
こんなごちそうを1人で作るのは初の試みだ。

豚バラ肉と大根を切って下茹でして圧力なべに放り込んで煮込みながら、別の鍋に中華スープの素を入れて、細切りニンジンと共に火にかける。
春雨を水の中で戻し、サーモンを食べやすい大きさに切って軽く塩コショウ。ブロッコリーも簡単に湯通しして氷水で引き締める。
やがて圧力なべはシュッシュと音を立て始める。レタスをちぎって、トマトを切り、アボカドを丁寧にスライスしてレモン汁をまぶす。
スープも十分温まったところで一旦火を止めて、水戻し春雨を入れて蓋をする。

久々に腕を振るった。
角煮なんて東京に来てから作った覚えもない。便利だからって上京の時に母が送ってくれた圧力なべは、4年近くもの間キッチンのキャビネットに眠ったままで、引っ越しの時に思い出した位だった。
そしてサーモンのクリーム煮なんて見よう見まね。グラタンのホワイトソースを緩めに作って、ソテーしたサーモンとブロッコリーをちょっと煮込めば良いんだろうなって程度の考えで^^;
生ハムとアボカドのサラダは、何となく良さそうな組み合わせだったから。

何でこんなに張りきったかって、きいちゃんと篠塚さんに喜んで欲しかったから。
わざわざ栃木まで迎えに来ちゃうきいちゃんと、それに賛同して快く車を貸してくれた篠塚さんには、スンゴク助けられたし。

だから俺が美味しいご飯を作って、3人で楽しく食事がしたいって思ったんだ。

篠塚さんは一時期敵だったけど、それでも彼女を受け入れられているのは、俺がきいちゃんを心底信じてるからかも知れない。
2人の間には一切やましい事が無いからこそ、2人が連絡を取ったりしても全然嫌な気持ちにはならないんだ。

霧「良い匂いだぁ^^」

色んな事を考えながらバターで小麦粉を炒めてると、きいちゃんが少し眠そうな笑顔を浮かべて、寝室からノソノソと出てきた。
キッチンには、バターと醤油と中華スープの香りが上手い感じにハーモニーしてる。

俺「お腹空いたろ?^^」
霧「うん^^ 匂いにやられちったよ。」
俺「スープ味見してみる?」
霧「するする!^目^」

俺はスープの鍋を開け、小さな深皿にお玉で少しすくってあげた。

俺「ふーふーしてやろっか?」
霧「え〜^^; めちゃ子供扱いじゃん^^;」
俺「ジョーダンだよ^^ ほら、火から下ろしてたから丁度良い温度だよ。」

きいちゃんにお皿を差し出すと、嬉しそうに両手で受け取った。
可愛らしい子供みたいじゃん。

霧「うん!ウマい!*^^*」
俺「ンフ*^^*」
霧「でもこれ・・・澄まし汁じゃないよな?」
俺「違うって^^; 人参と春雨入り。後でふわふわ卵も入れるつもり^^」
霧「ゴージャス〜^^ んで、あと角煮とサラダ?」
俺「クリーミーサーモンもね。」
霧「あ、それメチャ気になってたんだけどさ、作れるの?」
俺「ん〜まぁダイジョブだろ。要はクリーミーに仕上げれば良いんだから。」
霧「ムズそ・・・^^;」
俺「ダイジョーブ^^ ほら、TVでも見てろよ。」
霧「ホントに手伝わなくて良いの?」
俺「良いのっ^^」
霧「・・・ありがとうね。」

きいちゃんはそう言うと、俺を抱き寄せて、俺の大好きなハグをしてくれた。
しょっちゅうハグされても全然飽きないし、むしろずっとハグして欲しい。
凄く癒されるんだ。

俺「きいちゃん・・・ソース焦げちゃう・・・」
霧「俺はお前に焦げ付いて剥がれないよ。」
俺「ん・・・バカ・・・何言ってんだよ・・・*^^*」

焦げ付いてるのは俺の方だろ・・・?
俺の焦げ付きは重曹でも絶対に落とせないんだから。

俺「きいちゃん・・・マジで小麦粉焦げちゃうって・・・」
霧「・・・そっか。分かった^^」
俺「あの・・・さ・・・夜・・・またハグして欲しい・・・」
霧「ん、ンフ^^ 分かってるよ^^」

ちょっと照れちゃってる俺のほっぺに、きいちゃんは軽くキスして、ニコニコしてた。

霧「俺ちょっとネットしてるわ。」
俺「うん。」
霧「何かあったらすぐ呼ぶんだよ?^^」
俺「分かった^^」

笑顔のきいちゃんは、パソコンの置いてある寝室に消えた。

俺はそれを見届けて、気を取り直し、フライパンの小麦粉をまた練り直していった。

<続きます。>

引用なし

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Re(1):続・俺の彼氏は元ノンケ51
 YOU E-MAIL  - 09/8/25(火) 13:03 -
はぁ〜(>_<)オレも免許合宿行くことになりましたf^_^;
今から緊張⊃⊃

こんなラブラブなご褒美が待ってるならがんばれるのにな♪♪笑っ

引用なし

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Re(5):背中4
 ゲンキ  - 09/8/25(火) 2:18 -
すっげー気持ち共感できました!!
実際俺も今よしさんの経験した恋愛の真っ只中なんすよね。でも、俺は中途半端に気持ちを伝えてしまって相手から連絡が微妙に途絶えてしまってる状態なんです。
でも、よしさんの話読んで決心付きました!しっかり伝えて後悔は絶対ないようにします!頑張ります!
そしてありがとうございました!!

引用なし

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<DoCoMo/2.0 SH906i(c100;TB;W30H20;ser358034010190301;icc8981100010644618283f)@proxyb103.docomo.ne.jp>
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Re(1):続・俺の彼氏は元ノンケ51
 かる  - 09/8/25(火) 1:34 -
毎回楽しく拝見しています(*´ω`*)

因みにイマラチオではなく、イラマチオですょノ

引用なし

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<SoftBank/1.0/913SH/SHJ001/SN353695012761086 Browser/NetFront/3.4 Profile/MIDP-2.0 Configuration/CLDC-1.1@w31.jp-t.ne.jp>
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Re(1):続・俺の彼氏は元ノンケ51
   - 09/8/25(火) 0:36 -
え〜合宿っていうものは
終わると免許交付されるもんじゃないの???
しかしラブラブだねぇ〜

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 8.0; Windows NT 5.1; Trident/4.0; YTB720; GTB6; .NET CLR 1.0.3705; .NET CLR 1.1.4322; YJSG3)@FLA1Aat047.hrs.mesh.ad.jp>
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Re(1):続・俺の彼氏は元ノンケ51
 カズ  - 09/8/24(月) 20:31 -
そっか。
まだ学科試験残ってたんだよね。
もう免許持ってるものと勘違いしてた(^_^;)
なんで交代しないんだろう?って。あはは。

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 7.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 2.0.50727; .NET CLR 3.0.4506.2152; .NET CLR 3.5.30729; .NET CLR 1.1.4322)@119-171-64-5.rev.home.ne.jp>
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続・俺の彼氏は元ノンケ51
 悠太 WEB  - 09/8/24(月) 20:02 -
お待たせ致しました。
続きです^^

またHシーン・・・こっちの掲示板に移したのって間違いだったのかも^^;
でもあっちじゃ荒らしがひどかったし、こっちの掲示板の方が居心地が良いです。

「僕たちの合体目的で読んでる」っていう方もいた様な気もするし、それに甘えちゃいますね♪

<続き>

翌朝。
目が覚めるときいちゃんは既に起きていて、昨日コンビニで買ったお茶を啜りながら携帯をいじってた。
ふとこちらを見て、俺と目が合うと、いつもの柔らかな笑顔を浮かべた。

霧「おはよ^^」
俺「おはよ・・・^_−」
霧「良く寝れた?」
俺「うん。」
霧「つか俺起きた時お前にキスしたの気づいてないだろ?^^」
俺「え・・・うん・・・分かんなかった・・・^^;」
霧「やっぱな^^;」

寝てる時に唇を重ねられるのには慣れてるけど、今日はより幸せな気分だった。

俺「今何時?」
霧「9時ちょっと前。」
俺「もうそんな時間・・・」
霧「チェックアウト10時だからまだ余裕あるよ^^」
俺「そっか。」

会話もそこそこに、俺は天井を見上げてぼーっとした。
すると突然視界にきいちゃんの顔が現れる。

俺「うわ・・・!」
霧「うわって何だよっ^^;」
俺「いや・・・ぼーっとしてたからいきなりでビビって・・・^^;」
霧「・・・可愛いな・・・。」

そう言うと、きいちゃんは上から覆いかぶさるようにキスしてきた。
舌も入れて来て、徐々にねっとりさが増してくる。

キスをしながら、きいちゃんの手は俺のTシャツをまくり、腹筋の辺りを撫でまわし、そのまま乳首あたりで円を描くようにまさぐってきた。

俺「ンン・・・!ハァア・・・!」

きいちゃんは乳首を攻めながら、いったんキスを止め、感じまくってる俺をじっくりと眺めていた。

霧「感じてるゆう凄く可愛いよ・・・」
俺「アア・・・!ジロジロ見んなよ・・・ンンン・・・・!!」

すると今度は首筋を吸ってきたもんだから一気に快感度も増してきた。

俺「ンハアア・・・!!アアン・・・!!」
霧「フェラしていい?」
俺「アア・・・うん・・・。」

既にギンギンになってた俺のモノをボクサーの上からまさぐり、そのまま俺を全裸にすると、きいちゃんは間髪入れずに俺のモノを口に含んだ。
タマも手でゆっくりと弄ぶ様に愛撫され、舌で裏筋や先っぽをチロチロされるだけでもうスゴク気持ち良すぎて・・・
亀頭をまるでアイスキャンディーを舐める様にされると今すぐにでも昇天しそうになった。

俺「アアアア・・・!!ハァ・・・アン!」

昨日も思ったんだけど、きいちゃん今日でフェラ3回目なのにスゴク上手だ・・・。
いつも俺にやられてるのをそのままやっているだけなんだろうけど、ホント上手。

そんな事を考えてる間にきいちゃんの口淫は一気に激しくなって、部屋には俺の喘ぎ声とジュブジュブが響いてたと思う。
かなり長い時間、速くなったりゆっくりになったり、攻め方を変えて来て、もうすごくヤバイくらい感じちゃってる。

俺「アア・・・!!アアンン・・・・!!ンンアア・・・・!!ア!ダメ!!きいちゃ!!イク!!口・・・!!ハアアアン!!!」

俺がイキそうなのに、きいちゃんは一切口を離そうとせずに攻め続けてくる・・・。

あ・・・!このままだときいちゃんの口の中にイッちゃう!

俺「アアアア!!!ダメ!!!口!!離して・・!!!ダメアアアン!!」

ギリギリまで我慢したけどもう限界。
俺は思いっきりきいちゃんの口の中で果ててしまった。

相当ヤバいくらいの快感がガツンと来て、俺のモノが何度も痙攣して、大量の液を放出した。
イクのをギリギリまで我慢していたおかげで、その弾丸の勢いも相当だったと思う。

俺がイクのをきいちゃんは口の中で受け止めながら、最後の弾丸をしっかりと吸い出してくれた。

俺「ハァ・・・ハァ・・・。」
霧「気持ち良かった?」
俺「うん・・・あ・・・!きいちゃん飲んじゃったの・・・?!」
霧「う・・・ん・・・あまり美味しくないな・・・^^;」
俺「無理しなくても良かったのに・・・」
霧「モノは試し^^ でも・・・次は飲まなくても良い?」
俺「え・・・いや全然飲まなくて良いって^^;」

まさか・・・飲んじゃったなんて思わないよ・・・。

俺「気持ち悪くない・・・?」
霧「いや、ダイジョブだよ。お前のだったしな^^」
俺「・・・*−_−*」
霧「あ、そういや1階でおにぎり食えるらしいから、行く?」
俺「え・・・うん・・・でもきいちゃんは良いの?」
霧「何が?」
俺「俺だけしてもらっちゃったから・・・きいちゃんも。」
霧「・・・してくれるの?」

俺は黙ってうなずくと、きいちゃんはニコッとして、俺の眼前に股間を持ってきた。
軽く半勃ちなのか、不自然にボクサーが持ち上がってる。

早速ボクサーを脱がすと、やはり少し芯が入って持ち上がってる。
俺はそれを掴んで、軽く上下にピストンすると、その芯が更に強度を増してきた。

俺「して欲しかったんだろ・・・?」

きいちゃんの表情は、気持ち良さそうだ。

霧「うん・・・でもゆうから誘うまで我慢しようかなって。」
俺「ったく素直じゃねえよな・・・。」

俺はそう言い捨てて、先っぽを舌でチロチロすると、ピクピクっと反応し、80%くらいだったモノが一気に充血して完全体になった。

俺「うわ・・・いきなり来たな・・・」
霧「先っぽ気持ち良いから・・・」

一気に堅さを増してカッチカチになったモノにやたら興奮。
亀頭をすっぽりと口で包んで舌先で鈴口をいじり、タマを手のひらで転がす。
急にフクロがキュっとなったりして、モノもピクピクしてる。

霧「アアアア・・・!!!」

かなり感じてる。
我慢汁がジュルジュル出て来て、きいちゃんの声もエロい。

霧「アア・・・!気持ちいいよ・・・ンアア!!ハァアア・・・!!」

口でしばらくピストンをしてると、更にきいちゃんが喘いで、突然俺の頭を掴んで自ら腰振ってきた。
いわゆるイマラチオ。
デカマラが容赦なく俺の喉をつついて、俺は思わずえづいてしまった。

霧「ああ・・・!ゴメン・・・!」
俺「俺に任せて。」
霧「うん。」

仕切り直し、再度俺のペースできいちゃんのモノを舌と口でヤラしく愛撫する。ぶっといモノで俺の口がいっぱいに。ディープスロートは絶対出来ないけど、とにかくきいちゃんが一番感じるところを把握してるから、そこを中心に攻めていく。

霧「アア・・・!!ゆう、イキそう・・・ンン!!アア!!ハッ!!!イック!!フアア!!!」

いつもみたいに、また大量の愛液がビュルビュル発射されるのが口の中でわかる。
ホント毎回量が多い。

俺はそれを全部受け止め、残りを優しく扱いて吸い出してあげると、発射直後の敏感なきいちゃんの声が若干上ずっていた。

霧「アア・・・ふぅ・・・ありがと・・・」
俺「気持ち良かった?」
霧「うん・・・相変わらず上手だよ・・・*^^*」
俺「きいちゃんも結構上手だったし*^^*」
霧「そうか?^^ あ、さっきゴメンな。喉つつきまくっちゃって。」
俺「ああ・・・良いよ。」
霧「俺一度イマラチオしてみたかったんだ・・・^^;」
俺「でももういきなりのどちんこグイグイされんのイヤだからな^^;」
霧「ゴメン^^;」

もう少しきいちゃんのモノが小さかったら別に良いんだけど・・・その大きさでされたら喉突き抜けて後頭部に穴が開いちゃうよ^^;

俺「荷物まとめてもう出る?」
霧「そう・・・だな。もう9時半過ぎか。」
俺「1階でおにぎり食えるんだったら、10時までそこで時間潰せば良いじゃん^^」
霧「だな。よし。じゃあ支度して来いよ^^」
俺「は〜い^^」

俺は膝まで下がってたパンツを穿き直し、ベッドから飛び降りて、洗面所に向かった。


朝から・・・気持ち良かった・・・。

ホント俺もきいちゃんもすぐ欲情しちゃうよな・・・。


でも大好きな相手だからしょうがないか・・・^^;


奇跡的にも、案外良い感じの寝癖を軽く直しながら、歯を磨いて、心の中でボソッとつぶやいた。

=====

サービスのおにぎりと味噌汁を腹に収め、コーヒーを飲みながら朝のひとときを過ごす。

きいちゃんはフロント近くの椅子に座って、篠塚さんと電話で何か話してる。多分車のことかな。

やがて電話を終えたきいちゃんがこっちに戻ってきた。

俺「篠塚さん何て?」
霧「ん、ああ、車の事。今日の夜船橋まで取りに来てくれるってよ^^」
俺「わざわざ??」
霧「うん。」
俺「え、じゃあ夕飯誘ってあげようよ。」
霧「え・・・?良いのか?」
俺「だって篠塚さんに車借りるのこれで2度目だし。わざわざ船橋に来てくれるならそれくらいしなきゃ^^」
霧「・・・お前ホント優しい・・・^^」
俺「そ・・・っかな・・・*^^*」
霧「じゃあ・・・誘うか^^」
俺「そうして^^ あ、ちなみにウチで食事ってことで。」
霧「マアジで??!@0@」
俺「マアジで^^; 俺が作る。」
霧「・・・お前やっぱ大好き^^」

きいちゃんは小さな投げキスをしてきた。
公共の場での精一杯のキス。

投げキスって結構照れるよね。

=====

一人4000円という、ネットカフぇに比べるとかなり割高な宿泊料を支払って、これまたちょっと高い駐車料を払い、車は宇都宮駅からグングンと離れて行った。
もちろん冷凍生餃子のお土産も。
実は昨日行った宇都宮餃子館っていう店、朝の6時半からやってて、超ラッキー。
保冷梱包もちゃんとしてくれたし、すごく良い店だった。

俺「高速乗んの?」
霧「うん。乗らなきゃスゲー長旅だぜ^^;」
俺「そっか。あ、高速代足りる?」
霧「多分。つか俺の財布お前が握ってて^^」
俺「分かった。ちゃんと半分払うからな。」
霧「ありがと^^」

車は宇都宮インターから東北道に乗り、ビュンビュン走る車の流れに難なく入って行った。
まだ俺には難しそうだな・・・。
ていうか免許センターで試験合格しなきゃ免許交付されないんだし^^;

霧「学科試験はいつ受けに行くの?」
俺「明日か明後日。まあ学科試験は楽勝かな^^」
霧「油断するなよ^^;」
俺「分かってるって^^」

=====

霧「あ〜・・・気持ちいい〜・・・」

途中、川口あたりのパーキングで軽く昼飯を取り、長時間の運転で張ったきいちゃんの肩や首をほぐしてあげると、きいちゃんは凄く心地よさそうにしてた。
揉むという動作に結構自信がある俺は、まだ運転が出来ない分、こうやって少しでもきいちゃんの負担を軽くしてあげないとな。

俺「もう埼玉だし、あとちょっとだな^^」
霧「うん〜・・・あと1時間チョイかな〜・・・あ〜そこ・・・ひぃ〜・・・」

相当ほぐれてきたみたいだ。
でもやっぱり高速道路での運転って疲れるんだろうな。

じっくり揉みほぐして、実地教習の時の肩コリ対策に持ってたアンメルツを仕上げに塗ってあげた。

霧「ひや〜ん!」
俺「変な声出すなよ^^;」
霧「だってアンメルツ冷たいし^^;」
俺「そうだけど^^; ・・・これでよし。乾くまでこのままで我慢ね。」
霧「何だかハズい*^^*」

車の中だけど、他にもたくさんの人と車が存在する場所で、上半身裸でいるのはやっぱり恥ずかしいのかな。
恥ずかしがる体じゃないのにね。

それにまだちょっと肌寒い。
きいちゃんはカーエアコンの風速を1段階強めた。

霧「ゆう。」
俺「ん?」
霧「お願いがあるんだけどぉ・・・」
俺「どんな?」
霧「・・・ポカリスエットみたいなの飲みたいなぁ^^」
俺「プフッ^^ 分かったよ。俺が奢るからね。」
霧「じゃあペットボトル買ってきて、半分こしよ^^」

Your wish is my order.
<あなたの望む事は何でも致します。>

何かの映画かドラマで聞いたセリフ。

きいちゃんの望む事なら何でもするよ。

大好きだもん。

<続きます。>

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Re(1):親友
 尚輝  - 09/8/24(月) 19:18 -
こんにちわ、読ませて頂きました。読んで羨ましいなって思った。あなたにも彼にも。僕には友達はいるけど正直親友と言える人はいません。あと人見知りもあってそれも原因かもしれない。だからあなた達の事が羨ましいです。もし輪廻があるのなら、また逢えるかもしれません。

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Re(1):親友
 ゆぅや  - 09/8/24(月) 15:14 -
悠生さんの気持ちは樹さんに届いてるよ


オレにはまだ経験した事ないけど
もし親友が…って考えたら
辛くなる…
それが親友じゃなくても
友達だったとしても…

死って怖いよね…
オレも怖くて眠れなくなるし

でも友達が言ってたんだ

いつか会えるって

死んだら会えるって
だから
それまで思い出話しをいっぱいいっぱい作ろうって

引用なし

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Re(1):親友
   - 09/8/24(月) 2:36 -
こんばんわ。
そして、はじめまして。始めから読ませてもらいました。
辛かったよね、、。
悠生くんは泣かずに頑張ったのに、俺はこの投稿を読んで涙がとまらんかった、、、。
悠生くん、すごく樹くんの支えになれたんじゃないかなぁ。
樹くんが、頑張ってこれたのも、悠生くんがいてくれたからだと思う。
俺は、親友を亡くした経験はないけど、親を癌で亡くした、、。二十歳になるときでした。
しばらくは時が止まったようでした、、。
うちは親戚がみんな癌で早くして亡くなっています、、。そう考えると俺も癌になるのかな、、と考えてしまいます、、。だからこそ、今を大事に精一杯生きよう!て思いました。
長々とすみません。
失った人は違うけれど、精一杯がんばろう!

引用なし

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Re(1):親友
 カズ  - 09/8/23(日) 23:49 -
充分樹さんに悠生さんの気持ち伝わってると思いますよ。
最後の最後まで生きる希望になってたんじゃないかなと思います。
樹さんのためにも、少しずつでも前向きにこれからの人生楽しんでください。
樹さんのご冥福をお祈りします。

引用なし

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Re(1):親友
 悠太 WEB  - 09/8/23(日) 23:04 -
悠生さん、初めまして。
悠生さんの投稿、初めから読ませて頂きましたよ。

恋愛とは違いますが、お互い親友として凄く好きだったんでしょう。
樹さんはきっと最後まで悠生さんの事を思いながら天国に旅立ったと思います。

僕は、今まで親友を失った経験がないので、軽々しく『あなたのお気持ち分かります』なんて事は言いません。
本人の悲しみって、そう簡単に他人には分からないです。

でも、悠生さんが樹さんに約束した様に、樹さんの分も精一杯生きて下さいね。

彼は今頃、邪念も不幸も無い、ゆったりとした天国で好きな事して過ごしてると思います。
これから何十年も経って、悠生さんも旅立ったら、きっと樹さんが笑顔で待ってますから。

長々とごめんなさい。
たくさんの思い出と、使い込まれたニット帽子、いつまでも大切に。

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親友
 悠生  - 09/8/23(日) 22:00 -
二週間経った今…気持ちの整理がついてようやく立ち直れそうです。
いつ死ぬかわからない…
わかっていたハズなのに
ホント突然逝きやがって。
最後までアイツは自分勝手だった。
まぁ振り回されるのは小さいトキからだから慣れとるケドな…もぅその自分勝手に付き合えんのは…ちょっと寂しいわ俺。俺…お前になんかしてやれたかな?ちょっとでも役に立てたかな?
俺…樹が生きれんかった分…ちゃんと生きるけェ…
ダサい言われようがきたねー言われようが…毎年毎年…何年経っても冬にはお前のニット被るからな。
だからどっかで俺んコト見守ってくれよな。

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親友
 悠生  - 09/8/23(日) 21:46 -
8月某日
俺はバイト中にバイト先に電話が入った。かけてきたのはオカン。
俺「…ぇ………?」
そう…樹がなくなった…
一瞬理解できなかった…
俺ゎバイトを早退。
急いで病院にかけつけた
俺「樹…なぁ」
呼び掛けてももちろん返事ゎ返ってこない。
両親は静かに泣いている…
俺ゎ…涙が出ない…というより未だに信じられない
というか信じたくなかった。もぅ話すことも悪ふざけすることも何もできない…?
んな…おととい笑ってばいばいしたぢゃん…なのになんでだよ…
翌日に通夜…
その翌日に葬儀が行われた。葬儀が一段落した矢先、
「悠生くんちょっといい?」
樹のお母さんから呼ばれた。「樹ね…いつも悠生くんの話してたの。まぁ悠生くんと樹親友だもんね…。あの子あたしに言ってたわ。悠生と友達でよかったって…ニットの帽子もね、絶対コレがいいって…洗濯するのもいやがってたの。ホントに…あの子…いっぱい迷惑かけてホントゴメンね…。ニット帽…悠生くんに持っててもらえないかな?」
俺「俺が持ってていいんですか?」
樹「悠生くんに持ってて貰ったほうが喜ぶと思うの…」
お母さんからニットを預かった。よく使い込まれとる…アイツ…ボロボロにしやがって…

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親友
 悠生  - 09/8/23(日) 21:00 -
樹は話し始めた
「俺…お前とダチんなれてよかったと思う。なんていうか…俺…わかるんだよ…もぅ長くないッてコト。だからこうしてお前に言えるコトはいっときてぇなぁて。俺さ…病気になったのは後悔しとる…ケド悠生に出会ったコトは…後悔してない。コレは自信持って言える。俺なんかのタメに何年も見舞いきてさ…このニットだってお前が買ってきてくれて…俺いいダチもったなぁ〜。俺のダチで…サンキュ〜な…。」
俺ゎ…樹をだきしめた。ギュッて…。樹のぬくもり体に焼き付けとこう…そう思った。
樹「なんだよ悠生…」
俺「うっせ〜なぁ…こんなクソだりぃやつとダチになるんじゃなかった。ったく…そんなん…いわれんでも分かっとるけェ」
樹「…グズ…う゛…悠生…俺…死ぬんが怖い…いつも寝るとき…怖てなかなか…寝付けん…」
俺ゎギュってすることしかできなかった…なんて言えばいいかわからなかった…こういうときに…なんも言えんから俺はダメなんだよな…

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親友
 悠生  - 09/8/23(日) 20:36 -
俺は…決めたハズだった
樹と笑ってすごそうッて。
けどさ…俺やっぱ心弱いわ…
たまに見舞い行って樹の顔見ると涙が出そうになる…
なんでコイツがこんな目に合わなきゃなんないのか…
コイツ…なんか悪いコトしたか?
故意に誰かがそんな目にあわしてんなら俺ゎ絶対そいつをゆるさね。
樹「…今日学校どうだった?」
俺「まだまだ知識詰め込むばっかで美容師らしいコトなんもしてないよ!」
樹「そうか……。俺も髪生えんかな?」
俺「はげのがカッコェェよ!笑」
涙が出そうなトキはいつも樹に見えないようにドコか思いっきりつねったり…唇が血が出るくらいまで噛み締めて我慢した。泣いちゃいけん。樹が泣かないで頑張ってるのに俺が泣いたら…。
だから我慢した。
5月の後半。いつものように見舞いにいく。体調がいいのか起き上がっていた。
俺「よ!来てやったぜ〜?」
樹「なぁ…悠生…話ある」
…なんだ?

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親友
 悠生  - 09/8/23(日) 20:19 -
12ページ前に親友を書いた悠生です。
2週間前に俺の親友の樹は息を引き取りました。
2月の時点ではあと一か月持つか持たないか…と言われたのに8月まで…。頑張って生きたと思います。
 
4月。俺は専門学生になった。樹はまだ頑張って生きている。やっぱお前…すげェよ。
樹は髪も既になく、自分で起き上がったりするのもツラそうだ。
俺ゎバイトや勉強で一週間に二日しか見舞いにいけない…病院にいられるのも20分くらいで
「もぅ…帰るのか…?」と言われるコトも度々だった…
「樹わりぃな!また来るからな!お前が好きなブドウ持ってくるからさw」
俺は病室を出るトキにいけない想像をしてしまう…今日が…最後なのかもしれない…と

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Re(5):背中4
   - 09/8/23(日) 15:01 -
とても心に来ました。
俺は今大学1年なんですけど、浪人中に同じような経験をしました。というか今も続いてます。

だからすごい気持ちわかります!相手の行動を信じてしまって好きになったのにって勝手に思ってしまうんですよね。

いろいろこれから辛いと思いますが頑張りましょう(^O^)

引用なし

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