恋愛に関する投稿の場です。
以下は削除されます。
・仲間探し(出会いのコンテンツや「いろいろ募集 」へ)
・悩み相談(「悩み相談 」へ)
・疑問や質問(「Q&A 」へ)
・内輪話(チャットや「雑談 」へ)
・否定的なコメント
※ここはゲイサイトです。
返信は記事右上 のメールマークより匿メールをお使い下さい。
詐欺被害の報告が多発しています。 売り専の勧誘、薬物・物品販売などのメールは無視して下さい。
管理人を騙ったメールが送信されていますが、当サイトから警告や通報のメールを送ることはありません。
サポの書き込みはサポ専用掲示板 に。18禁、マジメ、写真での募集投稿は削除します。
お話の内容がすごく楽しいし文章も丁寧で読みやすいです!思わずコメントしちゃいました。
ゆっくりでも全然気になりませんので、続き楽しみにしてます!
<Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 10_0_2 like Mac OS X) AppleWebKit/602.1.50 (KHTML, like Gecko) Version/10.0 Mobile/... @p73a27cf4.tubems00.ap.so-net.ne.jp>
タカさん
りょうたさん
まさか「図書館での恋」を読んでいてくださったとは、、、、本当にうれしいです!実は、明日は仕事をお休みいただき、今、実家でまったりしています。
日本酒飲んで、ほろ酔い気分です。
このお休みの期間に一話でもアップできるようにしたいと思います。
引き続き、皆様からのコメントお待ちしております。
you
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edg... @M014011161192.v4.enabler.ne.jp>
りょうた
- 16/11/2(水) 14:36 -
更新ありがとうございます!!
ゆっくりでいいので更新待ってます。
『図書館での恋』も読んでましたー。久々に読んでみます!
<Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 4.1.2; ja-jp; GL07S Build/HuaweiU9700L) AppleWebKit/534.30 (KHTML, like Gecko) Version/... @p1255018-omed01.osaka.ocn.ne.jp>
更新ありがとうございます
相変わらず面白いです
図書館での恋と同じ方だったんですね
孝太と昇との恋の顛末の続きがずーっと気になってました
もし機会があればそれもお願いします
仕事やプライベートに無理がない時間に続きを期待してます
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/46.0.2486.0 Safari/537.36 Edge... @ntaich007090.aich.nt.ngn2.ppp.infoweb.ne.jp>
you
- 16/10/30(日) 21:50 -
みなさん
更新が遅くなってしまい、申し訳ないです。
今日は一話アップしてみました。
情景がわかるように実際にある場所を記載しながら書いてみましたが、いかがでしたでしょうか。
次の更新はまた週末になってしまいそうですが、引き続き、お楽しみいただければと思います。
さて、今回は皆さんにお知らせがあります。
実はこの「けやき物語」は、僕が随分前にここで投稿していた作品『図書館での恋』のアナザーストーリーになります。
この『図書館での恋』は未完のままですが、、、わけあって、続きを書かず、アナザーストーリーという形で続編を書くことにしました。
もし、お時間あるようでしたらこちらの作品も読んでいただくと幸いです。
【図書館での恋】
http://www.coolboys.jp/bbs/c-board.cgi?cmd=one;no=13683;id=love#13683
you
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edg... @KD119104122027.au-net.ne.jp>
you
- 16/10/30(日) 21:39 -
【17:00】
夕方に近づくと社内の空気が一気に週末モードにかわる金曜日。
午後を過ぎると、すでにオフィスは金曜日の夜に向けて、そわそわし始めていた。
そんななか、俺はといういと、もの凄い勢いでキーボードを叩いていた。
普段もこのくらいの勢いで仕事ができてたらいいのにと考えてしまう。
「堀川君、今夜デートかなんか?」
「さ、榊部長!急に驚かせないでくださいよ」
榊部長。40前半にして女性で部長になった、所謂キャリアウーマン。
『自分が信じたことは喧嘩してもいいから、最後まで貫き通しなさい!責任は私がとるから!』と男勝りな榊部長は、社内でも浮いた存在であり、敵も多い。
しかし、女性だけではなく男性部下からは絶大なる信頼と人気を誇っている。
もちろん、独身である。
「タイピングの音がいつもより強いわよ。
キーボードを強くたたくほど焦る仕事も、私の把握している限りじゃないはずだし、、、今夜の用事のために一秒でも早く仕事を終わらせたい。そんな感じかしら」
「さすが、榊部長。。。降参です。」
「でも、堀川君にしては珍しいわね。その調子だと相当楽しみな用事みたいね。」
「え、、、いや、ただの飲み会ですよ」
「そう。これ以上聞くと、パワハラって言われちゃうから、何も詮索しないけど、
、、酒には飲まれちゃだめよ。それじゃあ」
そういうと、カツカツと軽快に音をたてながら去っていった。
「(仕事だけじゃなく、プライベートもお見通しとは、さすがだな〜)」
そう、今日は悠吏と二人で飲む日。
先週、親友のショータに相談した後、思い切って飲みに行かないかと誘ってみた。
「もちろん、いいよ!」
二日もかけて考えた「お誘いメール」に、ものの一分で返事が返ってきて、拍子抜けしてしまった。
そこから一週間、どこの店がいいか、なんの話をしたらいいのか、聞いちゃダメなことはなにか、ショータに相談する日々が続いた。
「なんか女子高生の恋愛話聞いてるみたい」
と、ショータには馬鹿にされるのも、恥を捨て耐えてきて、とうとうその日を迎えた。
ピロン♪
スマホを見ると、悠吏からのラインだった。
『お疲れ様♪
今、研究室出たから、新宿には18時には着きそう!』
『お疲れ様。19時には新宿駅につくようにするから。待たせちゃうね、ごめん。』
『大丈夫。買い物してるから、ゆっくりどうぞ!仕事頑張って』
そうメッセージが来たのを確認すると、視線をパソコンに移した。
「よし、あと2時間。がんばるか!」
【20:30】
『ごめん!まだ出れない』
そう悠吏に送ってから、ずっと返信もなく未読が続いている。
「あら、堀川君。まだ残ってたの?あなた用事は大丈夫なの?」
相変わらず、パソコンに向かってキーボードを打っている俺に榊部長が驚いたように話しかけてきた。
「実は、A社から届いたサンプルが、うちが指示出したものと全然違うデザインで先ほど届いて、今、A社に確認しているところなんですよ。」
「あー、あの例のフライヤーね。予定、大丈夫なの?」
「それは、大丈夫です。」
それを聞くと、榊部長は何も言わず部長席に戻っていった。
表情には出ないように言ったつもりであるが、
大丈夫ではない。
なぜ、あれだけ打ち合わせを重ねたのに、こんなものができるのか。
担当者は俺がまだ2年目の平社員ということも知っており、「あ〜、すみません」と完全に見下される始末。怒りを通り越して感心してしまうレベルだ。
しかも、こんな日に限って。。。
すると、
「堀川君!!A社の担当って営業2課でいいのよね?」
遠くの部長席から、名刺帳をパラパラと見ながら堀川部長が大声をだして、俺に聞いてきた。
静まり返ったオフィスでまだ残っている社員が、何事かと一斉に俺の方をみる。
俺は赤面しながら「そうです!」と答えるのが精一杯だった。
「あそこの営業部、昔一緒に仕事した奴がいるから、あたしから電話して発破かけとくわ。あなたは、レイアウトで他にミスがないかもう一度確認して頂戴!」
「はい!」
俺は、部長に向かって感謝の意味も込めて大声で返事をした。
【21:30】
「部長、最後まで掛け合ってくださいまして、ありがとうございました。」
俺は、帰りがけの部長を捕まえ、頭を下げた。
「いいのよ。堀川くんこそ、お疲れ様。今回の件で、あなたの仕事に対する熱心さ、改めて伝わったわ。さ、あなたも早く上がりなさい!」
「はい、お疲れ様でした。」
もう一度、頭を深々と下げ、顔を上げると、もう榊部長はオフィスの出口に向かって歩いていた。
俺はスマホを取り出し、
『今終わった、ごめん!今から新宿駅に向かう。』
とだけ送り、オフィスを後にした。
エレベーターに乗り込むと、スマホをひらく。
悠吏からの返信はなく、俺から送ったすべてのメッセージが全て未読だった。
俺は、新宿駅に向かいながら悠吏に電話を掛けた。
着信はするものの、出ない。
不安が大きくなる。
怒って帰ってしまったんではないか。
そんなこと考えながら10分もたたないうちに、待ち合わせ場所に指定した新宿駅サザンテラス口についた。
新宿駅新南口は、ずっと行っていた工事がこの春に終了したばかり。
テラス口の前は『SHINJUKU』のモニュメントが設置されており、その周りはベンチが置かれ、新宿サザンテラスを一望することができる。
この時間は、一杯飲み終わったカップルが、所狭しと座っている。
そのカップルをかき分けながら、悠吏を探すが見当たらない。
望みをかけ、もう一度、悠吏に電話をかけた。
「だめか、、、、」
それもそのはずだ。
集合時間が19時なのに、22時近くまでこんな外で待つはずがない。
急に力が抜け、その場にあるベンチに腰掛けた。
NTTビルの隣には大きな満月が何かを俺に語り掛けるように、輝いていた。
「あ〜、うまくいかないなー」
目をつぶりかけた瞬間、背後から
「拓斗!」
俺は、声をかけられた気がして、後ろを向いた。
「!!」
そこには、コンビニ袋を持った悠吏が立っていた。
「よかった、会えた!仕事遅かったんだね」
「悠吏!、、、ごめん!遅くなった。
てか、、、なんで、ここにいるの」
俺は困惑しながら聞くと
「なんでって、ここ待ち合わせ場所でしょ」
と、何変なこと聞いてるの?と言わんばかりに返してきた。
「いや、待ち合わせ時間3時間近く遅れてるし、、、携帯も繋がらないから、もう怒って帰っちゃったかと思ってた、、、」
「あ〜。電話してくれた?
それがさスマホを研究室においてきちゃって笑」
そういって、俺の隣に悠理が腰をかけた。
「え、、もしかして、ずっと待ってたの!?ここで!?」
「うん。もちろん。」
「もちろんじゃないよ。普通帰るでしょ。変だと思わなかったの?こんなに待たされて。」
「でも拓斗、来てくれたじゃん。
それに、ここの席からすごいきれいに満月見えたから、それ眺めてたらアッという間だったよ。
まあ、漫画も読みながら待ってたんだけどね。」
満面の笑みで俺に答えた。
戸惑っている俺を横目に、悠吏はコンビニ袋から肉まんを取り出し、半分に割ると、片方を俺に差し出した。
「食べよ。
待ってる間にさすがにお腹すいて、買ってきちゃった。肉まんは一つだけど、ビールは二缶あるから。」
俺は、今にでも悠吏を抱きしめたくなったが、その気持ちをぐっとこらえ、ビールを受け取った。
「悠吏、信じてくれてありがとう」
「もちろん!」
「、、、、乾杯するか。」
俺と悠吏は同じタイミングで蓋を開けると、満月をバックに缶ビールで乾杯した。
「乾杯!」
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edg... @KD119104122027.au-net.ne.jp>
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; WOW64; rv:49.0) Gecko/20100101 Firefox/49.0 @ntaich007090.aich.nt.ngn2.ppp.infoweb.ne.jp>
あ、続きが書かれてた。
めっちゃ待てましたよ!
いきなりエロにならないところが良いですね。
先も楽しみにしています。
<Mozilla/5.0 (Linux; Android 6.0; SO-03H Build/32.1.F.1.67) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/53.0.2785.124... @p15183-ipngn5701hodogaya.kanagawa.ocn.ne.jp>
しの
- 16/10/16(日) 14:39 -
僕は夏休み、興味もありましたし、お金も欲しいということもあり、このサイトで、サポをしてもらうことにしました。どうせ、冷やかしばっかりだろうと思ったけど、たくさんメールが来ました。
そして、お尻無しで三万円という佐藤と名乗るがいて、お金に目がくらみ佐藤さんと会うことになりました。それが大きな過ちでした…
それから数日後、とある公園のトイレで待ち合わせをして、そこでサポートをしてもらうことになってました。待ち合わせ場所にいたのは、優しそうで少しかっこいい系のワイルドな人でした。そしてトイレに入り、さっそくズボンを脱がされました。ここまではメール通りで、気持ちよくしてもらいました。しかし、フェラをされて逝った瞬間、体を押さえつけられ、縛られてしまいました。逝ってすぐなので、抵抗が遅れてしまい、完全に身動きが取れなくなりました。そして、佐藤さんは僕の服をすべて脱がし、身体中にローションを塗ってきました。そして、カメラをセットし、撮影するからと一言言って、また始まりました。まず、乳首を両方いじられました。20分くらい乳首攻めが続き、その次は手こきをされました。2分くらい手こきされて、僕がいきかけたとき、急にフェラされ、そのまま逝って30分くらいフェラされながら乳首攻めされました。頭が真っ白になり、声すら出ませんでした。そして、69をして、お尻をいじられ始めました。最初は人差し指を入れられ、その次に、中指も入ってきました。人差し指と中指で、ものすごく激しく出し入れされて、逝ってしまいました。そして、その人のチンコがお尻に入ってきました。ものすごく大きいからめちゃくちゃ痛かったけど、耐えられる痛みで、段々気持ちよくなってきました。バックで突かれながら、乳首攻めをされ、逝くまでに5分ともちませんでした。もちろんゴムはありません。中に何回も出されて、そのうちその中出しまでもが気持ちよくなり、佐藤さんは、ひとまず休憩に入りました。その間僕はチンコにオナホールと電マをつけられ、お尻には動くいて、振動が伝わってくる棒のようなものを入れられ、10分くらい放置されました。またその人が戻ってきましたが、一つだけ違うことがありました。それは、佐藤さん以外に2人入ってきたんです。そして、その人は、「これ、俺の友達だから1人ずつ三万円出すからいいよな?」と言い、僕に有無も言わさず4Pが始まりました。その2人はそれぞれ、陰西、武田と名乗り僕に襲いかかってきました。まず、武田のちんこを咥えさせられ、陰西はいきなり挿入してきました。前からも後ろからも突かれ、佐藤は、乳首と、ちんこを攻めてきました。ほんとに頭がおかしくなり、気を失いました。そして、気づくと服を着ていて、ポケットには9万円と手紙が入っていました。その手紙には、「気持ちよかったよ、これ俺のLINEだから、追加したら一言ちょーだい」と、だけ書かれていました。そして、LINEを追加してひとこと送ると、5時間もの動画が送られてきました、その中身は僕が気を失う前と、失った後の犯され続けている動画でした。そして、一言「これからも、よろしくね」とだけ送られてきました。
<Mozilla/5.0 (iPod touch; CPU iPhone OS 9_3_5 like Mac OS X) AppleWebKit/601.1.46 (KHTML, like Gecko) Version/9.0 Mobil... @p133232-ipngn200203tokusinwcc.tokushima.ocn.ne.jp>
まさし
- 16/10/10(月) 23:42 -
毎日楽しみにしていましたよ。
次の展開も楽しみにしています。ゆっくりでも良いですから更新お願いします。
<DoCoMo/2.0 N01G(c500;TB;W24H16;ser352000053894139;icc8981100022310621871F) @proxyag007.docomo.ne.jp>
you
- 16/10/10(月) 20:33 -
お待たせしました。(待っていた方がいたかは、さておき)
仕事であたふたしていたら、久しぶりの更新となってしまいました。
前話とは違い、今回はリアルなゲイライフを描いてみましたが、いかがでしたか。
また、ショータという登場人物も出してみました。
まだまだ終わらせませんよ笑
皆さんからのコメントは、本当に書く力の源になっていますので、
引き続きお待ちしております。
you
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edg... @KD106161206252.au-net.ne.jp>
you
- 16/10/10(月) 20:24 -
「その子、絶対にこっちの子だよ!!」
「うーーん、そうかなぁ、、、。」
「どう考えたってそうでしょ!ノンケがそんな態度しないって!!」
新宿三丁目にあるスペインバルで、親友のショータは場に合わない声で興奮気味に俺に言ってきた。
「お待たせしました、燻製肉の盛り合わせです。岩塩つけてお召し上がりください。」
大学生だろうか、まだウェイターに慣れていない感じが初々しくてかわいく感じる。
「ありがとうございます」
まるで、そのウェイターの手でも取ってしまうんじゃないかってくらい、まじまじと見つめてお皿を受け取るショータを見て笑ってしまった。
ウェイターが席から離れると
「ショータ、今の人、タイプでしょ?」
「え!なんでわかった!!」
「分かりやすすぎだよ」
笑いながら、岩塩をつけすぎた肉を赤ワインで流し込んだ。
金曜日ということもあり、他のテーブルを見ると、明らかにカップルもいれば、職場のメンバーで来ている客、俺らのように同性同士の客もいて混みあっている。
ここ東京では、
金曜日の夜に男二人が丸テーブルに向かい合って、肉をつついてても何も違和感がない。
いろんな人間がいて溶け込んでしまい、そして、皆、自分のことしか見ていないからだ。
「そんなことより、そのけやき君のこと!」
「変なあだ名つけんなよ。」
「だって、男の名前なんて『タグ付け』しないと、すぐに忘れちゃうもん。たくさんいすぎて、、、。
だから、けやき君!!」
一瞬、くぐもった表情をしたショータの顔を見逃さなかった。
ゲイ特有の悩みなのかもしれない。
ショータは、すごく単純そうな人間であるが、非常に繊細な感覚を持っている。
自分自身も、普段は社交的な自分を演じている。もちろん、昔のように「ゲイであること」に悩みもしていない。
しかし、ふと、今後の人生を考えると、とてつもなく怖くなるときがある。
それは、友人の結婚式に出席したときや、実家帰省した際に感じる親の老い、様々なところで感じる。
明らかに、学生のころよりも、そう感じる機会が増えている。
俺やショータだけではなく、
彼氏がいて幸せそうな奴、休みの度にツイッターで毎回キラキラした投稿をしている奴、こんな悩みを相談したら一喝してくれそうなゲイバーで働いているママだって、、、同じような悩みを持っているんじゃないだろうか。。。
「ちょっと、拓斗。俺の話聞いてる?」
ワイングラスを持ったまま、ボーっと外の景色を眺めていた俺の目の前に、ショータの視界が入ってくる。
「あー、ごめんごめん。なんだっけ」
「なんだっけじゃないよ。だから、そのけやき君。ホントにノンケなの?」
「うーん、、、多分。」
「アプリで調べてみた?」
「うん、一応。でも、大学の近くも、彼の家の近くも出てこなかった。」
「そっかぁ。。。もう少し、様子見てみなよ。」
「そのつもりだけど、、、、」
「つもりだけど、なに。」
「もしノンケだったら、俺虚しいだけじゃん。」
「拓斗、、、、」
ショータは、肉を刺したフォークを一度、皿の上に置いた。
「なあ、拓斗。それを恐れていたら、いつまでたっても恋愛できないよ。
拓斗って、いつもそうじゃん。
相手がゲイだったとしても『でも、あの人は俺には興味ないと思う』って、そんなんじゃいつまでたっても恋できないよ。
拓斗が少しでも気になったのなら、頑張ってみたら良いじゃん。
少なくとも俺は、そのけやき君も拓斗に興味があると思うけどな。」
そういうと、ムシャムシャと勢いよく野菜を食べ始めた。
本当に俺は、良い友達を持ったと思う。
「そうだな。少し頑張ってみるよ」
俺も、食べかけの肉を口に運んだ。
「そうこなくちゃ!てか、この後、どうする?
せっかくだし、クラブ行かない?」
「君は、本当に忙しい奴だね。
でも、ワインでほろ酔い気分だから、久しぶりに行きますか!」
「そうこなくっちゃ!すみません、お会計お願いします!!」
遠くの方で
「は〜い」と、さっきのウェイターが爽やかに答えるのを、目をキラキラさせて見つめている拓斗の表情に、また笑ってしまった。
ふと、外を見ると、今にもスキップしそうなサラリーマン・OL達がネオンの中を行きかっていた。
「今夜も長くなりそうだな」
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edg... @KD106161206252.au-net.ne.jp>
こうさん
コメントありがとうございます。
更新が滞っておりましたが、今か描き始めたいと思います。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edg... @KD106161204235.au-net.ne.jp>
とても面白く拝読しています。
プラトニックな感じが、とても良いですね。
続きが楽しみです。
<Mozilla/5.0 (Linux; Android 4.4.4; SHV31 Build/SA301) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/53.0.2785.124 Mobi... @KD182251248002.au-net.ne.jp>
まさしさん
僕もまさしさんのコメント期待しておりました。笑
こういうふうに感想かいていただけると、嬉しいですし、書きたい!という気持ちになります。
ぜひ、これからもよろしくお願いします。
▼まさしさん:
>土日辺りには更新されるかなと期待していたのですが、早めの更新ありがとうございます。
>すぐに身体の関係になるよりも、長く楽しめると思います。
>二人の心が表現されていて奥の深い物語になりそうですね。
<Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/53.0.2785.124 Safari/537.36 @KD182251250004.au-net.ne.jp>
この書き込みは投稿者によって削除されました。(16/10/21(金) 3:58)
かずまささん。
早速、コメントありがとうございます。
ツリーの整理をしようとしたら、間違えて消してしまいました。(違うところに保存しておいてよかった、、、)
これからも、よろしくお願いします。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edg... @KD106154061110.au-net.ne.jp>
「ちょっと、トイレ〜」
とフラフラした足取りでトイレにいった悠吏が、かれこれ10分以上戻ってこないので、さすがに心配になってトイレのほうにいくと、トイレの対面にある寝室のドアが少し開いていて、そこから光が漏れていた。
寝室に入ると、そこには立ったままの悠吏が、ある一点をずっと見つめていた。
「ねえ、これ何」
その視界の先には、壁一面に貼られた世界各国の写真があった。100枚以上ある写真は、白い壁一面を埋め尽くしていた。
「あー、これ。
俺、大学生のころ、一眼レフもって海外旅行するのが好きで、長期休みの度にバイト代費やして、いろんな国いってたんだよ。その写真。」
「すごい、こんなに、いろんなところの写真。いったい何か国まわったの」
「国でいうと、30は周ったかな〜。
悠吏と違って、俺は文系だったし、お金はなかったけど時間はあったからね。」
「いや、それでもすごいよ。こんな趣味持ってたんだ。感動した。。。」
「なんか、照れるなぁ」
ふと、悠吏がある写真に目をとめた。
「この写真に拓斗と一緒に写ってる人は誰?」
建物や街並み、山や海の写真のなかで、唯一、人が写っている写真を、悠吏が聞いてきた。
「え、、、あ、、それは、一緒に旅した友達」
「ふーん、ここどこなの」
「そこは、北パキスタンにあるフンザってとこだよ。」
「すごい、景色だね。
、、、なんていうか、風の谷のナウシカの世界みたい」
「よくわかったね。風の谷のナウシカは、ここをモチーフにしてるって聞いたことある」
「へー、そうなんだ。」
フンザ。
パキスタンの北西部に位置する絶景の山岳地帯。
俺はそこに【あの人】と一緒に一か月近く旅をした。
その旅で、唯一、二人で撮った写真。
忘れたくても忘れられない俺の過去。
それがこの写真に全て詰まっている。
何度も、何度も捨てようと努力したが、できなかった。
捨ててしまうと、記憶もなくなってしまうような気がして。
「さ、もう遅いし、明日、俺も仕事だから、寝よう」
「確かに、もう12時回ってる。」
「寝室にいるから、ちょうどよかったよ」
そういいながら、俺はクローゼットから来客用の布団を出し始めた。
すると、悠吏は慌てて俺のところに近づいてきて
「え、何してるの」
「何してるのって、出してるんだよ、布団。俺、この布団で寝るし、悠吏はベッドで寝ていいよ。」
鼻でベッドに行くよう指示をした。
「ベッド広いし、二人で寝ようよ。」
「いやいや、何言ってんだよ」
「大丈夫だって、俺、寝相良いし」
そういいながら、俺が出そうとしている布団を必死に戻そうとする。
「なに、やってんだよ。布団あんだから、別々に寝る」
俺も必死だった。
一緒になんか寝たら、俺が気が気じゃない。
「大人しくベッドに寝ろ」
俺は無理やり布団を敷くと、悠吏の腰を掴んで、ベッドまで連れていった。
すると、ベッドの前でするりと、反転し、俺の方を向き、逆に俺の腰を掴んだ。
「絶対にダメ?」
上から、悠吏が覗き込む。
腰同士、というより股間同士がくっついている。半ば抱き着かれているのと一緒だった。
「絶対にだめ。」
俺は股間に熱が籠らないようにするのが、精一杯だった。
悠吏は、ずっと俺を見つめていた。そして、俺は、目をそらす。
「分かったよ。
でも、さすがに、家主差し置いてベッドで寝れないから、拓斗がベッドで寝て。
じゃないと、一緒に寝よってまたゴネるよ」
「分かったよ。そうしよう」
俺は、悠吏から離れるとベッドにダイブした。
それを見届けると、悠吏も布団に大人しく入った。
「電気消すよ、おやすみ」
「うん、おやすみ」
夢をみた。
時々見る、同じ夢。
テントから出ると、そこには青空とともに、山岳が続く。
その前に立っている人物がいる。
こちらに気づき振り返る。
「拓斗、起きたんだ。」
「うん」
すると、そのひとはまた前を向く。
「すごい、きれいな空だな。、、、なあ、拓斗」
「なに」
「国が違くても、見ている空はどこでも一緒んだよね。そう思わない?」
目を覚ます。
いつも同じところで終わる夢。
もう、何度もみてきた。でもここ最近は見ていなかったのに、なぜ。
ふと、目覚まし時計を見ると、7時を回っていた。
(やば、もう起きなきゃ)
と、ベッドから出ようとして気が付いた。
俺の胸に、俺じゃない腕がのっている。
右を向くと、すぐそばに悠吏が、こちらを向きながら寝ていた。
「おい!なにやってるんだよ!」
悠吏の腕をどかすと、むにゃむにゃと悠吏が起きた。
「おはよ」
「いや、おはよじゃなくて、なんでベッドにいるんだよ」
「え。あー。なんか夜中に悠吏がうなされてたから、落ち着かせるために、一緒に寝たんだよ。なんか怖い夢でもみた?」
「、、、みてないし。」
俺は、ベッドから立ち上がると、急いで洗面所に顔を洗いにいった。
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edg... @KD106154061110.au-net.ne.jp>
いつも読んでます
楽しみにしていますので頑張って下さい
<Mozilla/5.0 (Linux; Android 6.0.1; SCV31 Build/MMB29K) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) SamsungBrowser/4.0 Chrom... @KD182251244046.au-net.ne.jp>
今日は、仕事が休みなので続きを更新してみましたが、思いのほか長くなってしまいました。汗
読んでいただている皆さん、いかがでしたか。
そんなに、すぐには体の関係にはなりませんので、あしからず(笑)
何人の方が読んでいただいているか分かりませんが、引き続きお楽しみいただければと思います。
you
<Mozilla/5.0 (Windows NT 10.0; Win64; x64) AppleWebKit/537.36 (KHTML, like Gecko) Chrome/51.0.2704.79 Safari/537.36 Edg... @KD106154061110.au-net.ne.jp>