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Re(6):太陽のような人3
 西川峰子  - 08/12/15(月) 19:27 -
みんなは何も言わない。あー、俺もう今の言葉で認めちゃったよ、しらばっくれるのでうまくできないかな〜とか考えてたのにもう無理だw
俺はそっからカバンをもって、帰る事にした。クラスを出た瞬間周りは野次馬ばかりで俺が出た瞬間道がスッって開いた。優が何かいってたような気がしたけどもうどうでもよかった。
もうこの学校には用はねぇ!そう思った、昇降口で海先輩に逢う。
海「おい?五十嵐どうした?その顔。」
俺は何も言わずに学校を出る生活指導になんか追いかけられたけど完全にシカト。タクシーに乗って俺は駅まで行った。
そこから俺はひたすら泣いた。俺と亮は本当に親友と呼べるような仲で家もお互い歩いて3分くらい、何かあるたびに相談し、亮も俺もお互いをなんでも受け入れてきた。その亮にあんな事言われるなんて・・・・。
昼の昼に電車で泣いて、口から血を出してる高校生をみてどんな風に思ったんだろう。お昼なのにギュウギュウな車内。地元の駅ついて周りは好機な目で俺を見る。
俺は家ついてからベットに横なりそのまま寝てしまった・・・・。
気づいたらもう夜の11時・・・。携帯の不在ランプが光っていたので見ると。メール18件、着信37件と膨大の数が。それは優と一樹先輩が占めていた。
留守電に優と一樹先輩の声が・・・。
優「おい!樹!大丈夫か!?」「早く連絡しろ!お前が帰ってからクラス大変だったんだぞ?」
一樹「海がお前血だらけで学校でてったって聞いたけどどした?連絡しろ!」「おい!お前何があったんだよ!(一樹先輩!と優の声がした)あぁ?お前は・・・。樹とりあえず連絡しろ。じゃぁな」
メールも同じような内容だった。
クラス大変って何があったんだろ、生活指導に尋問でもされたのかな・・・。もう退学かな?暴力事件起こしちゃったし。。。。はぁ・・・。
ちょうど母ちゃんと父ちゃんは旅行いってるし、他の兄弟もいないみたいだった・・・。
あー、どうしたんだろ。学校・・・・。


そのときだ、優から電話があったのは
♪〜〜〜♪ 優
樹「はい。」優「やっとでやがった!おせぇよ!本当に心配かけやがって!」
樹「ごめん、もう俺もやばいなって感じだった。久々にあんな切れた」
優「お前が帰ったあとクラス本当にやばかったんだぞ?生活指導はくるわ、さえちゃん泣いちゃうわ(サエチャン=うちの担任の26歳女教師独身w)亮も帰っちゃうわ、男女が喧嘩するわ、一樹先輩がクラスに乗り込んできちゃうわで。ここはどこかの学園ドラマの撮影現場ですか?って感じだったよ」
樹「そうか・・・・。ごめん。」優「いいよ。あ、掲示板の内容消えてるから確認しとけ?俺が書いた奴割り出しといて消させたから。噂はしばらく残るかもしれねぇけどこれでちょっとは安心だろ。でももう安心しろ。お前の事なんか言う奴はもういねぇと思うよ。」
樹「なんで?」
優「そりゃ〜秘密♪」
樹「なんだよ、それ。」
優「お前の為に活躍してくれた人が多かったって事だなwあー、お前今度俺にラーメンおごりな〜。今日本当に疲れた。あ、そうだ代わりたい人がいるって」
樹「え?」
?「ちょっと!あんた!何帰ってんのよ!もう心配させないで!」
樹「あー、お前か。悪かったな・・・。」
?「悪かったじゃないわよ!もう本当女の子も大変だったんだからね?優と一樹先輩とアタシに感謝しなさい?」
樹「なんでお前になんだよ?」
?「まぁ聞けばわかるよ。私も頑張ったんだからw」
この?の人物、聞けば本当に活躍してくれたらしい・・・。この解決した理由とかはノチノチわかる事になる・・・。


次の日、俺はどうも学校に行くのが嫌で、家を出てもののどうしようか考えていた。駅まで歩いて(とりあえず、渋谷までいってそっから考えればいいか・・・。東海道線にでも乗って熱海でもいこうかな・・・。)そう思って駅の改札を入ろうとしたその時。後ろから誰かに手をつかまれた。
誰だよ!と思ってみると。コワイ顔をした一樹先輩がそこにはいた・・・・。
一樹「なんで昨日電話かけてこなかった?俺がどれだけ心配したと思ってるんだよ」と先輩は怒っていながらも悲しそう。
樹「昨日はちょっと色々あって・・・・。でもなんで先輩が?」
一樹「今日6時半からずっと待ってた。お前が心配で眠れなかったよ・・。言わなくていい。全部聞いたから、俺のせいでごめんな?」
樹「先輩は平気だったの?」と俺は疑問に思って事を言ってみた。
一樹「2年の裏サイトはもうこないだなくなったんだよ。2年でもデカイ事件が起こってな。それ以来ないから俺には何もなかったし。みんな普通だった、、まぁ1年でデカイ事件あったってみんな言ってたから。知られちゃったかもしれねぇけど。まぁ平気だ」
先輩はそれから何もいわずに、ただただ俺を見つめてた。
一樹「今日学校行かないつもりだろ?乗る時間がいつもより全然遅いし。学校はもう平気だから逃げないでいこう?昼過ぎまで俺んちでゆっくりしようぜ?5時間目から学校いこう、このまま逃げたら学校いけなくなるからな・・・。」
確かに今日学校行かなかったら俺はこのままずっと学校には行ってなかったかもしれない・・・・。


そこから俺は先輩の家に行く事になった。9時前についてお母さんとかいるんじゃないな?と思いながら家へ入る。
樹「おじゃまします」
一樹「誰もいねぇよ。母さんも父さんも仕事で兄貴も大学いった」
兄貴いるんだー、まぁ確かに男兄弟いそうな感じ・・・。
それを考え終わった瞬間。目の前が暗くなる・・・。
先輩に抱かれているのがわかる・・・。
一樹「樹?辛かったな?本当にごめんな?俺ももうちょい注意はらとっけばよかった・・・。歌舞伎町のあんなとこに誰かいるなんて思わなかった・・・。でももう平気だよ。お前の事なんか言う奴いたら俺が・・・・」
そこで俺は言葉をさえぎる。
樹「俺も男だから自分の身くらい自分で守るから。平気だよ。」俺は先輩に守られてる感っていうのが嫌だった。男なのに守られるっていうのが・・・。
先輩は言う。
「そうかもしれねぇけど。俺はお前が大事だから守りたくなるんだよ。さっきから涙ためてないで泣いていいんだぜ?」って先輩は俺を見つめながらキスしてくる。
それはHの時のキスとは違い、ほんの触れるキス。それで俺は薬が効いたみたいに涙がボロボロでてきた・・・。
本当に辛くてつらくて、、、先輩に抱きついた。
先輩は何も言わずに抱きしめて、頭をなでてくれる。こんなに安心する時間があるのだろうか・・・。まるで子供がお母さんに慰められてるみたいだった・・・。
しばらく先輩に慰められて、昼をうまいラーメン屋につれていけれて食い。
とうとう学校に行く事になった・・・。
一樹「大丈夫!俺がついてるから、クラスまでいってやる」
樹「いや、だって1年のとこきたら先輩が・・・。」
一樹「大丈夫、今他の1年は学年集会のはずだよ。お前のクラスは昨日のことあったからクラスで話合う時間になってるはずだ。」
よくもまぁそんな事知ってるなとか思いつつ。クラスまで先輩と歩く。先輩は俺の手を離そうとしなかった・・・。
授業中という事もあり誰もいなくてシーンとしてる校舎。1年は学年集会だったから本当に何もないって感じだった・・・・。


1−9組の看板があり俺はそこで止まった・・・。
一樹「心の準備はできたか?」
ちょっとしか時間準備を整え。俺達はドアノブに手を掛けた。
一樹「んじゃ行くぞ?」
もう時間遅いんでここまでにします。もうこの事件だけは本当にドラマみたいな感じでした・・・・。まぁネタバラシをするとほんのちょっとだけもってますwwwただ亮との殴り合いとか色々な人が俺の為に動いてくれた事は事実・・・。
本当に俺は友達に支えられています。絶対友達はここは見ないと思うけど、本当にありがとう・・・。みんな本当に大切な仲間です。

一樹先輩の声に俺はうなずいた。
ガチャというドア特有の音がし、そのままドアが開く。中には神妙な顔をしたクラスの奴ら、前には学級委員の優と元カノの美雪がいた。
俺達が入った瞬間、クラスの目線は俺達に向けられる、みんなの顔はとても微妙な顔をしていたのがわかる。
先輩は前の教卓に向かって歩く、優と美雪は何もいわずにそこから動く。
教卓に歩くまでの間俺達の手はしっかり握られていて、教卓の前ついた時先輩の握る力がました。
一樹「昨日は俺らの事で騒ぎになって本当に悪かった。」と先輩は深く頭を下げる。
一樹「俺が昨日このクラスにきて話した事、覚えてるよな?こいつは何もわるくねぇんだ。だからこいつを責めたりするのはやめてほしい、何かあるなら俺だけにしろ。もし今後こいつに何かしたらわかってるよな?俺はそいつをどうするかだなんて。それほどこいつが大事だって事だ、認めてくれとは言わねぇ。以上。あ、斉藤?ちょっと来てくれねぇか?話がある。サエちゃんごめんね〜!こいつをよろしく」と俺の頭をポンってたたく。
サエちゃんは一樹先輩を見つめていた。
サエちゃんは元々帰国子女なんでそういう同性愛とかについては何も思ってなかったみたいだった、ただ今まで学年でもイジメもなく仲良しで有名なクラスでのこの事件に信じられなかったみたい。
サエ「五十嵐、席につきなさい?よかった・・・。学校きてくれて、もう来ないと思ったよ。生活指導の先生にも事情聞かれると思うけど、私に話あわせなさい?」と先生は笑顔だった。
一樹先輩は俺の手を離す、目を見て大丈夫だ!と訴えているようだった。

俺は自分の席へ向かう。窓際の後ろから2番目、俺の後ろはカズ。
カズと一瞬目があった、カズはすぐ目線をそらす。
俺の席へと着いた瞬間、一樹先輩は笑顔で優に何かを言って教室を後にしようとしていた。
「斉藤、ちょっとついてこい」と先輩は亮に言った。亮はしぶしぶって感じで教室を出る。

そこから、優が話しだす。
優「みんな、俺達本当はこんな事したいなんて誰も思ってなかったろ?夏休みにクラスみんなでやったバーベキュー、あれクラスのほぼ全員が参加したのはクラスがすきだからだろ?そんな仲よかったクラスが、こんなんでいいのか?昨日散々話あったじゃんか?」
優は俺のところへ来てこういう
優「俺はお前が誰と付き合ってろうが、お前の事が嫌いになったりなんかしないから。俺は人としてお前が好きだよ。お前の仲間思いなところや困ってる人ほっておけないところも。お前と俺はこれからも友達だ」
俺はなんていい友達をもったんだろう。俺は涙がとまらなくでてきた。
美雪「そうだよ?女の子もみんな最初は興味があって色々ヒソヒソしてたけど、私達は何気に勘付いてたのよ。だから樹がキモイだなんて思ってないよ?私はあんたが高橋先輩好きなの無自覚すぎて腹たってたんだからねw」
そういうとクラスの女の頭が出てきた。
「私、五十嵐君の事気になってたのよ?勘弁してよー。高橋先輩相手じゃかなわないじゃないのー。ねー美雪?」と笑いながら言う。
美雪「そうよねー。私達何気にライバルだったのよ?もう本当にこんな男じゃなくて今度は2組の安藤君にしよ?」なんて笑う
「樹、悪かったな。俺もキモチワルイって思ってけど、昨日の高橋先輩見てたらなー。もう認めざるおえないwかっこよかったぞ?俺も胸がキュンってなったもん」とヒロが出てきていう。

クラスの誰かが「本当昨日の高橋先輩見てたら、かっこよすぎてちょっとやけちゃったよ〜」って言ったら、みんな大爆笑だった。
そして誰かが言う「樹、おかえり〜!9組is最高〜!」
みんなが「最高ー!」と言って笑う。
サエ「ほらほら、まだ生活指導の先生の事情聴取があるでしょ〜?気抜かないでよ〜?」と先生も笑う。
このクラスは俺と一樹先輩が付き合ってるっていうのを誰にも言わず、まだ俺が色々な目でみんなが見るのを守ってくれた。本当にいいクラスだった。自然と俺と先輩が付き合ってるっていう噂もなくなったのもこのクラスのおかげ。
今でも9組の奴なら誰でも色々な相談ができるし、みんなもそうしてる。男女関係なく仲良しな9組は何処の学校のクラスにも負けない団結力があるって思います。
一樹先輩が何を言ったのかはしばらくはわからなかったけど、それ聞いた時俺は先輩がまたさらに好きになった。

引用なし

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Re(1):太陽のような人 08/12/14(日) 11:32
Re(1): tomo 08/12/21(日) 5:25
Re(1):太陽のような人 今更ですが、、、 08/12/31(水) 0:22



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