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大学一年生
 Parka  - 09/4/2(木) 1:54 -
初めて書きます。
これは俺が大学1年の時の話です。
多少ずれはありますが、ほぼ実話です。

そいつと知り合ったのは、大学入学前のガイダンスの時でした。
一通りのガイダンスを終え、新入生同士の親睦会ということで、学食で簡単な食事会のようなものが開かれました。
俺は履修方法だけ知れればもういいや、と考えていたので、適当に飲み食いし、すぐに学食を出るつもりでいました。
そいつとは、たまたま同じテーブルでした。周囲が現役組と浪人組に分かれて話をしている中、そいつは人の話を笑って聞いているだけで、積極的に会話に絡んでいる様子はありませんでした。今思えば、顔も体格も決して悪くはない。ちょっと垢ぬけていない印象でしたが、イケメンに属す容姿でした。また、後に本人自身も語りましたが、このときは完全に様子見モード。気配を消しているように思えました。

「じゃあ俺もう行くわ」
適当なところで、俺はそう言って席を立ちました。
理由を聞きたがる周囲に適当に「バイト(苦笑)」と返事をしながら、俺は一直線に出口に向かい、建物を出ると事前に見つけておいた喫煙所を目指しました。
今は喫煙所が学校の隅に追いやられ、その数もだいぶ少なくなっていますが、このときはまだ今よりも多かったかな…。
俺が一人煙草を吸ってしばらく。学食のほうから話し声が聞こえてきました。
どうやら食事会がお開きになり、新入生は解散したようでした。
俺は、こんなところが見つかったら嘘をついて出てきたことがばれてしまうと思い、ちょっと物陰に移動して煙草を吸っていました。

声も遠ざかり、しばらくしてから。
誰かがこの喫煙所に向かってくる気配がしました。
先輩か職員だろうと思っていると、そいつがセブンスターを咥えながら歩いてきました。(便宜上、今後そいつのことはSとします)

S「あ」
俺「お疲れ様です」
S「お疲れ様です」
お互いまだ様子見モード。
俺「終わったんですか?」
S「ええ、でもなんか皆飲みに行くみたいです」
俺「へぇ…行かないんですか?」
S「酒、あんまおいしいって思ったことなくて(苦笑)」
俺「もったいないですね」
S「強いんですか?」
俺「弱いよ。好きってだけです」
S「いいなぁ…そういやバイトは?」
俺「あぁ…嘘です」
S「嘘なんですか(笑)」
俺「はい(笑)」

くだらない話をしているうちになんとなく打ち解けた俺とSは、二人だけで飲みに行くことにしました。酒の苦手なSは、梅酒一杯でだいぶ赤くなっていました。上着を脱ぎ、シャツだけになったSは幼さが減り、もともとの顔立ちの良さもあってかなりエロく見えました。事実、Sが無邪気に笑いながら顔を近づけてくるたび、俺は自分がギンギンに勃起していることを知られまいと必死でした。
ほろ酔いになり、お互い饒舌になったところで、今までの恋愛話になりました。

俺「彼女はいないの?」
S「今までいたことない」
俺「嘘っ!?」
S「そういう反応するなよ」
俺「モテそうだけどなぁ」
S「お世辞だろ?」
俺「いやいや」
S「お前は?」
俺「今いないよー」
S「あー今はね」

Sは少し言いにくそうにしながら続けました。

S「正直さ。よくわからないんだよね、付き合うとか。セックスはしたいけど、そんな好き!ってなったことないし」
俺「何それ、中二病?」
S「ちげーよ。…でもさ、やっぱ気持ちいいんだろうな、彼女にしてもらうのって」
俺「あー、そーね(俺彼女いたことないから知らんけど)」
S「…うーん…」

Sは急に黙り込み、酒をちびちび飲んでいました。俺はその様子を見て、少しからかいたくなってきました。

俺「何想像してんの?」
S「え…?」
俺「起っちゃった(笑)?」
S「起ってねーよっ」
俺「あははー、そのうち思う存分できるよ、たぶん」
S「えー、うーん」

Sは恥ずかしそうに黙りました。俺はそんなSが可愛くてたまらなくなってきました。思いっきり抱き締めたいし、しゃぶりたいし、Sに滅茶苦茶にしてほしい。そんな思いがかなり高まっていました。
でもさ。
これまでの話を総合すると、こいつ明らかにノンケじゃん。
俺、大学入学(前)に駄目ってか危険じゃね?
トイレで先走り液まみれになって張りまくったもんを直しながら、そんなことばかり考えていました。

引用なし

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大学一年生 Parka 09/4/2(木) 1:54
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