俺は思わず、上から下まで舐めるようにして見てしまった。
長い脚には脛毛があっても不潔な感じではなく、むしろ男らしさを感じる。
ふくらはぎや太ももには泳いでるから当然のように筋肉がついていて、どこぞの彫刻のように綺麗だった。
水着の股間はいやらしく膨らんでいて、先輩のモノが大きいことを想像できる。
上半身は腹筋や胸筋も発達して逞しく広かった。
綺麗な小麦色の素肌にほんの少し、臍のあたりに見える毛がエロい。
そして、そんな完璧な肉体の上に乗ったイケメン顔がこっちを笑顔で見ている。
その身体に抱かれたいと誰しもが思うんじゃないか……。
と一人で目の前の景色に惚けていると、
「何うっとりしてんだよ?」
コウ先輩がそういって笑っていた。
「いや、その、あまりにもかっこよくて……」
「ホントか!ありがとな〜!」
喜んだ先輩はまた俺に抱きついてきた。
「せ、先輩、近い近いっ!」
俺のあそこはもう痛いくらいにギンギンだ。
「あぁ、すまんすまん。って……あれ?」
「え?」
先輩の視線にドキッとした。
俺の股間を見ている。
「なんでこんなんなってんの?」
先輩はいたずらっこみたいな顔して、俺のあそこをやさしく握ってきた。
「んっ……いや、これは」
どうしてかなぁと言いながら、分かってるくせに先っぽをくりくりと擦る。
その刺激に思わず変な声が出そうになりながらも必死に抵抗した。
「あれー……もしかして、俺の身体みて興奮しちゃった?」
もう顔面数十センチのところで先輩が俺に問いかける。
そのあたたかい吐息はちょっとお酒くさいが甘くて良い匂いだ。
「正直に、言えよ?俺にどうしてほしいの?」
水着のイケメン先輩が俺をエロイ目で見つめてくる。
俺はもうたまらず、
「エッチなこと……したいです」
ぼそりというと、先輩はにやっと笑って、
「カワイイ」
と言ってキスをされた。最初は優しいキス。あとから深いキス。
ぬるりとした先輩の舌が俺の口内を刺激する。
「んっ……はぁぅ」
くちゅくちゅとした卑猥な音が鳴る。
「やば、ソウタの唇、やわらかいよ」
そういって、指で口元を弄られる。
そのまま俺は先輩のその指をぺろぺろとしゃぶった。
「うわ、エロイ。俺のことそんなに好きなの?」
指を抜き差しされながら問われる。
まるで催眠術にでもかかったように、こくりとうなずいた。
「俺のどこをしゃぶりたい?」
その問いに俺は思わず、「全部……」と答えた。
先輩は、オッケーと言ってすくっと立ち上がると、両手を組んで頭の上に乗せ、
まるでモデルのような挑発ポーズを取って俺を誘惑してきた。
「ほら、しゃぶりたいとこしゃぶれよ。」