俺はベッドと床の狭い隙間で、息を凝らしじりじりと
現場、つまり俺から見える黒のストッキングに包まれた女の人の両膝と、
Tのたくましいふくらはぎが4本並んでいる場所に、少しでも近づき、
全ての音を聞き取ろうと奮闘努力した。
俺の心の目には、若槻千夏似(あくまで想像)のナースが、口を大きく開いて、Tの巨根をほおばっている
姿がしっかり見えていた。
ん、、ぷ、、
たまらなくいやらしい音が聞こえ、ピンクのキャミソールがゆれる
「はう、ひ、、ひょ、、」
だからなんだその擬音は、Tよ・・。
よっぽど気持ち良いのか?いいんだろうなあ
ぷは、、とわかりやすい口から離す音が聞こえ、今風に言えば、
「ちょwwwwwwwwデカスギwwwwwwwww」
みたいな感じで女の人が笑った。
「両手で握ってもぜんぜん足りないんですけどー、っていうか私の手首より
ふといじゃんwwwwww」
「す・・すいません」
「あやまんないでいいよー。でも、、病院の時よりかなり大きくなってない?っていうか超硬いしまだでっかくなってるんですけどwww」
「すいません・・・」
ごめんごめん、、あれかな、下から見上げてるからもっと大きく見えるのかな、
と言ったあと、カーテン閉めてほしいな、といいながら立ち上がると、女の人は
自分からベッドに乗った。
は、はい・・、とTもベッドに乗った瞬間、もともとギリギリだったベッドの底と俺の左耳がぶつかり、あやうく声を出しそうになった。
安物のベッド買ってんじゃねーよデカイ癖に、、と俺は心の中で毒づいた。
「電気も・・」
は・・はい!とTは小学生のような返事をしていったんベッドから降り、ドアの近くにあるスイッチを切った。俺からは風呂場で見飽きた、Tの引き締まったケツと、痛々しい手術の跡が見える。
Tがまたベッドに乗った。俺の顔にホコリが落ちてきた。
「脚はもう痛くない?」
なんてナースっぽい優しい台詞だ。しゅsるしゅる音がして、キャミソール、Tのシャツ、スカート、ストッキング、ブラジャー、パンツの順番に床に落ちてきて、俺の視界に入った。
つまりあれだ、今数センチの物体を挟んで、19歳のマッチョな男と、27歳の若槻千夏(あくまで妄想)似のナースが真っ裸で絡まりあっているわけだ。
腹筋すぎねー、やら結構大きいでしょ胸、入院してた時興味なさそうだったよねーやらの馬鹿げた会話と、時折キスをするような音が底を通して聞こえてくる。
「あれ、、少し・・」とナースは言うと、緊張してる?笑ってごめんね、と言った。
Tは、いえ、おかしいな、と言っている。どうした!頑張れ!
そのまま、、、とナースは言うと、さっき聞こえてきた、、んぷ、、じゅぷ、、みたいな卑猥なメロディが流れてきた。どういう体勢なのか判らないが、またフェラチオか・・。うらやましい・・。
「あああ、、、ん、、、、、」
Tの情けない声がする。
「なんか、、大きくしすぎたかも、、これ、、無理かも?」
いまさら何をいってるんですかお姉さん、と俺は突っ込んだ。
「ゴム、もってないでしょ?」
「いえ、持ってます」
え?もってるの?とナースは意外そうに言った。俺がネットで調べた店で買いにいったんですよ、外人用のサイズを。
「初めてって言ってなかった?」
Tはなぜかすまなそうに、初めてですけど買いました、と直訳調の返事をした。
ナースは少し笑って、でも、、ゴムつけられたら擦れるからホントに無理、と言い、後で説明するけど大丈夫だからそのまましよ、と嬉しいことを言った。
Tの体重がかかり、俺はガシガシ耳に当たるベッドの底の痛みに耐えていた。
ゆっくり、、、、お願いだからゆっくりね、、、、と少し不安そうなナース
いよいよ挿入ですな。
そこ、あ、、、マジ、、ストップストップ・・・
ナースの声が少し裏返った。すいませんすいません、、と謝るT。
「ううん、ごめん、、緊張しないで、そのま、、ま、、あ、、、、」
苦しそうだぞ?そんなにデカイのか?
「だ、、ダイジョウブですか?」とTの間抜けな声。
ゆっくり、、ダイジョウブ、、あ、あ、、、い、、ん、、、
看護士さん、、エロイっす。
「え?まだ?あ、、ひ、、、、、」
雄の本能で、Tは動き始めた。おねがい、、ゆっくり、、と半分泣き声のナース
言われたとおりにゆっくりのペースで、俺の耳に底を当てるT。ちょうどパイプの
つなぎ目のねじがほおに直撃しだした。
おそらくTが一番深く突いた時に、ナースは、ん、、きゃ、、は、といった声を
あげる。
俺はメトロノームのように、正確にゆっくりとしたペースで腰を打ちつけ続ける
Tのリズム感のよさに感心した。
しかしそれもつかの間、Tは我慢がきかなくなったらしく、段々スピードが上がってきた。
だめ、、だめだめ、、あ、、あ、あ、あ、、おなかに、ささる、、
こわれる、、だめ、、らめ、、あ、、ん、
、
俺はTより早く自分で逝ってしまった。ジーパンが濡れて気持ち悪い・・・。
俺の頬と左耳にガシガシ底が当たり、非常に痛い。
ん、、、というTのうめき声が聞こえ、動きがいったん止まった。
この短時間で、、Tはすっかり27歳ナースの心を奪うことに成功したらしい。
今度いつ会う?とか、他の子には絶対連絡しちゃ駄目だよ、などのちゃらい台詞が
聞こえてくる。はい、、とか、、うん、とかいうあいかわらずのT。
これずっと元気なままなんですけどー、とナースが笑うと、Tが「バック、、でしてもいいですか・・」とおったまげたことをいい始めた。
えらく成り上がったものだなあTよ・・・。
当然のように二回戦が始まった。
あ、、、とくぐもった声をあげたあと、ナースはずっとあえいでいる。
俺は声のする位置から、ナースの頭はさっきと逆、つまり俺の脚方向にあることを
確信した。つまりTは、俺の頭の方向から、四つんばいのナースを攻めているわけだ。
つまり、このまま顔を出しても、すぐに見つかる可能性は低い、と俺は判断した。
音をたてないように、、といっても、ギシギシアンアンやかましいからそれほど神経質にならなくても、と
思い直し、俺はそろそろ底から顔を少しだけ出した。
ナースの白い肩が見えた。白い腰と、突き上げた丸いおしりの右半分が見えた。
腰からお尻、横っぱらから肩のラインが現実的で俺は最高に興奮した。
ときおり腰をつかむTのでかい手のひらと、手を伸ばしてナースの身体をおこして
胸を揉む右手が見えた。こいつ本当に童貞だったのか?才能か?
残念ながらナースの顔は確認できないが、予想以上に白い身体と、キレイなお尻と括れた腰と大きな胸は、俺の目に強烈に焼きついた。
一回戦より何故か少し早く、Tはうめき声をあげ、動きをとめ、そのまま前のめりになりナースとキスをした。
俺は慌てて顔を引っ込めたが、もう、、とか言う甘い声と共にまた底が揺れ始めた。
あ、、あ、、ん、、とナースがあえぐ。ちょうど俺の貧相な持ち物(もちろんジーパンもパンツも下ろしてます)に、パイプの継ぎ目がちょうど当たってしまい、Tの激しい動きにあわせて直撃してかなり痛い。
俺は全身の筋肉を動かして位置を変え、大胆にも、もう一度顔を出すことに
チャレンジした。
そろそろ顔を出すと、今度は白い太ももが、下からTの腰をがっちり挟み込んでいるのが見える。Tのたくましい肩に、ナースはしがみついて、二人は夢中でキスをしている。
角度的に、アゴと口と鼻しか確認できないが、若槻千夏説はそう間違ってはいないとも思われた。
Tはもう遠慮せずに激しく動いた後、いきなり抜いてなんとナースの顔にその
巨砲を向けた。こいつもAVでのトレーニングが長すぎたんだろうなあ・・。
「AVじゃないのよ!」みたいなリアクションが来るかと思われたが、なんとナースは笑って下から握っている。角度が悪くて全容がつかめないが、先は握りこぶしのように
見えた。
Tがそのまま顔に発射すると、私の味だからいやーといいながらナースは下から舌を伸ばして後始末。みんなAV影響受けすぎですよ・・。
次の日は夜勤だからと、飯も食わずに8時頃までやりまくって、二人はやっと部屋を
でた。俺は二人が下に下りる音を聞き、ベッドから這い出てパンツとジーンズを洗いにコインランドリーに向かった。
Tはしばらくそのナースと付き合って、悲しいことに日に日に垢抜けていった。まあいい奴なのは変わらなかったが。
しばらくして保険やら何やらでかなり金が入ってきたTは、少しこましなアパートに引っ越していった。大学では学部も違うので、すっかり会わなくなった。
あの時は本当にご馳走様でした。
おわり