まさかの優君と同じゼミとは・・・
僕は息巻きしながらゼミの教室にいった
でもまだ彼はいなかった
ほとんど知らない人ばかりの空間。
本当にこれからこのゼミでやっていけるのかな?
なんて心配してたら、優君が入ってきた
僕は目をあわせることができなくて下を向いていた
すると彼は僕の前の席に座った
そして後ろを向き
「よろしくな」
え・・・?
突然の言動に僕は一瞬戸惑った
「は・はい」
これ以外に言う言葉がなかった
は・初めて会話してしまった
よろしくな
この言葉が僕の頭の中でこだましてる。
そんななか、ゼミの先生が来てさっそく来週から経済のことでグループで調べて発表する課題が出た
そのグループは先生の指定された人たちでまたもや、優君と同じ班になった。
女の子が二人と男が僕と優君とメガネをかけたロンゲ君。
さっそく自己紹介することになった
五人で顔をあわせた
僕はメガネ君のほうばかり見ていた
隣に優君が・・・
「なんて呼べばいい?」
なんかそんな話になった
優君は
「俺は優でいいよ。じゃあそこのおちびちゃんは?」
「ぼ・ぼくですか?(おちびって笑)けんじって呼んでください」
「わかった。ケンジね」
やった!!ケンジって呼んでもらえた
しかも五人でメルアド交換をした
優君のアドレスと電話番号をゲット!!
超嬉しい!!
おまけに今度の発表することを決めるために土曜日に優君の家に行くことになった
まさかの急展開にワクワク!!
こんないきなり発展するとは誰が思っていただろうか・・・