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さよならの向こう側には…【緑の中を越えて編】49

シュウ - 07/7/15(日) 5:59 -

のっちさん、俺も可愛かったりやんちゃな年下は好きだよ！どんなコだろ。グサゆうさん、久しぶり～。3連休は試験勉強ですよ。最近何してたのかな？孝太さん、お帰りなさい。どこに出張だったのかな？あとどこ住み？『ブリーチ』ってそういう事かぁ！あまり漫画読まないからわかんなかったよ～。

濃紺のノースリーブを着たカズヤの後ろ姿を見ていると、男らしい身体である事が改めて認識できる。
広めの肩幅に厚めの胸板、付け根から延びた逞しい腕…。
しばらく冷静に見る事がなかったが、ここ何ヶ月かの内にまた一回り成長した様な感じだ。
食べ終わった夕食の片づけをしているカズヤの背中に近づき、そっと抱きついてみた。
和「なんだ？いきなりどうしたんだよ」
俺「なんとなく大人の雰囲気がしたから触ってみたくなって」
そう言ってキツ目に抱きついた。
和「なんだよ！ほら、片づけができないじゃん」
俺「いいよ。このままで」
段々と抱きつく腕に力を込める。
和「苦しいよ！離れろってば！」
それでもなお抱きしめていた。
和「分かったから！分かったって！5分だけ待ってろって！」
それを聞いて大人しく力を緩める。ただ緩めただけで離れたわけではなかった。
カズヤも諦めた様でそのまま片づけを続けていた。カズヤが動けば俺も一緒に着いていくという感じだ。
和「…ったく」
ウザそうにしていたが、やがて片づけが終わると俺の手を剥がしに掛かった。
ちょっと悪フザケっぽくなんとか背中から離れない様にすると、カズヤも本気を出し、俺の腕を掴んで前に回り込もうと身体を捻る。
やっぱり力でカズヤに叶うわけがない。頑張ったがカズヤが優勢と判断すると俺は逃げにかかった。
キッチンからカズヤの部屋に向かう廊下に向かって逃げるが、カズヤに左腕を捕まれていて逃げきる事ができない。
廊下の真ん中で倒れ込んでしまうと仰向けのままカズヤに馬乗りになられた。
俺「降参！降参！」
和「俺に叶うはずがないだろ？」
そう言うと俺の両腕を頭の上で固定していきなりキスをしてきた。カズヤにしてはイヤらしく大胆なキスだ。俺の口の周りを唾液まみれにして執拗にネットリとしてくる。
俺自身もキスに感じ始め、身体に入っていた力が抜けてくると、一旦固定していた俺の手を離し、強引にＴシャツを脱がしにかかった。
上半身が露わになると再度腕を固定し脇を淫乱に舐めつけてくる。
背中に床の冷たさを感じながらカズヤの攻めに身を捩らせていた。