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さよならの向こう側には…【涙の受験編、中編】41〜43
 長編編集部φ(..)  - 07/6/29(金) 11:37 -
光「早く夏にならないかな」
確かにこの時期の自転車通学は寒い。先を急げば急ぐほど風が当たり寒さが身に凍みてくる。
なんとかヒカルの家に着き、部屋に入って小さなストーブに手をかざした。
ヒカルが煎れたてのコーヒーを持ってきてくれた事と、エアコンの暖かさが部屋に広がり、30分くらいでようやく体温を取り戻してきた。
さすがに食べ過ぎたせいか、ヒカルはコーヒーもほとんど飲んでいない様で、カップは手の平を暖める道具にしかなっていない様だ。
温まるまでの間ヒカルはベッドに寄りかかり、足を投げ出した形で座って何かを考えている様子で、ほとんど話もしないままでいた。
光「こっちに来いよ」
しばらく経ってから、自分の太股をパンパンっと手で叩き、俺を促す様に合図をした。
俺はヒカルの横に座り、左腿に頭を乗せ横になった。今日はあまり目を合わせたくなかったので、ヒカルの爪先の方を向く様にした。
ヒカルも俺も制服を着ていたが、そんな俺の学ランのボタンに左手を伸ばし、ゆっくりと外し始めてくる。
光「そう言えば新しい制服はどうなった?」
ボタンの上3つを外したところで俺に聞いてきた。

実は今年4月の新1年生から制服が新しくなる事が決まっていた。いわゆる『紺ブレ』だ。薄いブルーのYシャツに紺のブレザー、チェックのスラックスといった感じ。もちろん新1年生は100%この制服になるが、既存の1年2年は今までの学ランだけでなく紺ブレを着ても良い事になっている。ただ女子はともかく、ほとんどの男子生徒は誰に聞いてもそのままの学ランでいるっていう事だった。俺もそのままのつもりだったが、ヒカルの「どうしても着てる姿を見たい」っていう希望で勝手に決まってしまい、紺ブレの制服を親に頼み込んで購入する事になった。もちろんヒカルもだ。

俺「親は1年しか着ないから辞めろって言ってたけど、何とかOKが出たし、近いうちに買いに行く事になってるよ。ヒカルは?」
光「もう準備できてるよ」
俺「もう?俺が着なかったらどうしたの?」
光「絶対に着させるし。ダメなら俺がおまえの親に頼みに行くつもりだったから」
なんともヒカルらしい強引さだが、多分ヒカルの勢いからいって俺の親でも押し切られていたかも知れないと思った。
話しながらも手はシャツの首の部分のボタンを外し中に入ってきて乳首を探し出した。
冷たい手に思わずビクっとしてしまう。ただその冷たさがヒカルの今日の心を表している様な気がしたので、俺も片手を入れてヒカルの手を握り温めてやる事にした。
ヒカルも温かさを感じたのか、俺の肌と手に挟まれて手を動かさないでいたが、指先だけは乳首を弄んでいる。
しばらくして一旦手を抜き、抜いた左手で強引に俺の両頬を掴んで、自分の方に顔を向けさせた。
光「制服とシャツのボタンを全部外せよ」
かなり乱暴な言葉で言った。掴まれている顔の痛さと言葉の刺々しさに、ヒカルの気持ちが反映されている様だ。
俺は黙って自分の着ているもののボタンを外した。全部外すとヒカルは俺の顔から手を放し、学ランとシャツをゆっくりと左右に広げて上半身を露わにさせた。すでに部屋がかなり暖かいので寒さはそれほど感じない。
光「下も脱げよ。膝までな」
何を考えているのか分からないし自分だけ脱ぐのは恥ずかしいが、大人しく言うことを聞きベルトを外しズボンを膝まで下ろした。
光「全部脱ぐに決まってるだろ」
その言葉に合わせ、悪戯している乳首をちょっと意地悪く抓った。
痛さに顔を歪めながらも、少し腰を上げ履いているボクサーも膝まで下ろした。
じっくりと観察する様に上から見下ろしている。
光「あ〜あ〜情けない格好になっちゃってるな。半分着てるって姿がマジイヤらしいぜ」
そう言って俺の頭を右手で軽く持ち上げ、肌けた姿をわざと俺に見せる。
ヒカルの左手は露わになった胸から腹を撫でていて、その動きのイヤらしさに俺のモノが段々と反応して起き上がってくるのが見えた。
光「感じてんのかよ。なんだか前より男らしい身体になったみたいだな。鍛えて誰かに見せ様とでもしてたのか?」
まるでカズヤの事を言っているようなキツい言葉に心苦しさを感じてしまう。
光「勃ったみたいだな。自分でシゴいてイカせろよ」
その言葉に顔を背けながらも黙ってシゴき始めた。
一方的に脱がされた姿を見られる恥ずかしさに、除々に俺の身体にも快感が湧き上がってくる。感じてペースを速める手のスピードに合わせ、乳首を攻める激しさにも度合いが増してきて絶頂へと誘導されていく。
俺「ヒカル…そろそろヤバい」
俺が無意識に握った手の力と速さを加えた時、いきなりヒカルに右手を捕まれてしまった。イク寸前だっただけに虚しさが心に広がる。
光「自分だけ先にイク気かよ」
そう言いながら俺のヒクついたモノを眺めて、イカなかった事を楽しむように笑った。
ヒカルは自分でベルトを外し膝まで脱ぐと、再度俺の頭を太股に乗せた。
光「しゃぶれよ。奥までな」
俺のシャツの中から背中に左手を回し、自分のモノに近くなる様に身体を手繰り寄せ、右手で髪の毛を鷲掴みにして咥えさせた。
不自然な体勢に首や肩が痛んだりする事や、ヒカルの右手で強引に奥まで咥えさせられ咽る寸前までいく事にも耐えしゃぶり続けると、ヒカルの口からも快感の吐息が漏れてきた。
光「…やべぇ」
髪を掴む右手も乱暴になり、左手も俺の背中からケツまでを掻きむしる様に爪を立てている。
今日のヒカルには全く優しさが感じられなかった。俺を乱暴に扱い落としめる事と、快感を登り詰めていく事だけを考えている様に思えてならなかった。


光「もう我慢できなくなってきた。起きあがれよ」
俺を起こし、今自分が座っていたところに俺を座らせた。
ヒカルは立ち上がって下を全部脱ぎ捨て、俺の上に跨いで立った。
光「上を脱げよ」
自分でも学ランとシャツを脱ぎながら俺に指図する。俺は上半身裸になりベッドに凭れかかった。
まっすぐ伸ばした俺の足の上に座り俺と向かい合わせになると、一睨みした後右手で2本掴んで一気にシゴき出した。
力づくでシゴいていくだけで、その他の部分は全く触りもしない。考えてみたら今日はキスすらしていなかった。
ただ俺もヒカルもさっきまでの攻めで限界近くになっていた為、イクまでにそれほど時間がかからなかった。
光「クっ…そろそろイクぜ、いいな?」
俺「…俺も」
ヒカルの手に力が入ったところで、俺はヒカルのケツの割れ目に右手を添え、左腕は首に回してヒカルを引き寄せた。
俺とヒカルの頬同士が密着したところで2人とも絶頂に達した。
光「ウっ…ウゥゥっ」
ヒカルは俺の耳元で絞り出す様に低い声を出した。それと同時に俺も果てた。
どっちの物か分からないが、幾度となく胸や腹に精液がかかる感覚が続く。
その感覚がなくなった後、ヒカルは精液が着くのも気にせず俺に凭れかかってしまった。呼吸の荒さが密着した身体を通してはっきりと伝わってくる。
少しして息も整ってきてから言った。
光「あ〜いっぱいくっついちまったな」
ようやく身体を離して、自分の胸や腹に着いた精液を虚し気に見た。
急いで2人の身体をきれいにする。
光「なんか感情剥き出しでやっちゃったか?」
そう言って俺の顔を覗いてキスをしてきた。今日初めてのキスはいつもより新鮮に感じられた。しばらく2人でキスの味を確かめあう。
俺「ヒカルとずっと一緒にいたいから」
光「当然だろ。俺だってさ。勝手におまえに貴重な時間を潰されちゃ困るからな」
俺「うん、時間がなくなっちゃうからね」
光「なんだよその言い方は。もう一度言ってみろよ」
俺「はい、俺達には時間がない!」
光「それだよな」
キスをした辺りからいつものヒカルの感覚に少し戻った様な気がした。肌で感じる温もりとは別の、心からの温もりを感じ出す。
光「もう一回しようぜ?今度はケツに…」
俺「ダメだよ。今のだってヤバいと思ってたのに、家族いるんでしょ?バレちゃうじゃん」
光「なんだよつまんないなぁ。今度必ずな」
そう言い俺の頬を引っ張る。渋い顔をしながらも俺は少しだけ気が晴れたように思えた。


光「春休みにおまえン家に行っていいか?」
帰りがけにスニーカーを履いている時に、背中越しにヒカルが呼び止めてきた。
俺「うん、いいよ。でもラブホの方がいいかな」
光「おまえイヤらしくない?」
俺「そうかなぁ。家だと声が聞かれちゃうしラブホなら気を遣わないかなと思って。最近ヒカルが激し過ぎるからさぁ」
光「そんな事はないだろ?今までのなんかまだまだ序の口だよ」
まだ今まで以上があるって言うのか…。溜め息が出てくる。
俺「ヒカル最近少しだけ怖い」
光「どんなトコが?」
俺「うーん、前は乱暴なトコと優しいトコが混ざってたけど、最近エッチしてる時は乱暴なだけみたいな…」
光「そうかぁ?別にそんなつもりはなかったけどな。なら少しは優しくするよ」
ヒカルの顔が若干曇った様だったので、明るくしようと思い、薄笑いしながら探るようにヒカルに聞いてみた。
俺「俺もまた入れていい?」
光「えっ?冗談だろ?」
俺「本気だけど?あの時はやってみてヒカルに悪いって思ったけど、やっぱり時間が経ってみるとまたやってみたくなってきた」
光「おまえ、俺が断れない事を知ってるんだろ」
一瞬『そんな事はないはず』って思ったが、よく考えてみると、俺の事に関しては自分の考えを無理強いするが、俺がヒカルにお願いした事に対してはあまり拒否した事がない様に思えた。確かに断れない性格なのかもしれない。
俺「そういうわけじゃないけど、ヒカルの激しさを体験してる分、逆にしたくなるっていうか…」
そう言って少しヒカルの様子を窺ってみる。
光「まぁ、なんかあった時のご褒美にって事ならな」
条件付きでも割合簡単にOKが出た事にちょっと驚いたが、ともかくヒカルに笑顔で答えた。
俺「じゃ楽しみにしてるから」
そう言って手を振りヒカルの家を出た。

バスで家に向かう。すでに5時を過ぎていたが、少しずつ日が延びてきたようで、この時間でもまだ充分明るい。
ヒカルにカズヤの事を話した同じ日に、ヒカルに入れる事をお願いしたのは無謀だったかもしれないが、すんなり受け入れてくれた。
カズヤの事を話してどうなる事かと思ったが、とりあえずは最悪の状況にはならなかった事に心からホッとした。
ただ今後のつきあい方が複雑になっていく事は想像がつく。特にカズヤとの関係が難しくなってくる。
『帰ったらカズヤにメールしなきゃ』
富士山に沈んでいく夕日を見ながらそう思っていた。


引用なし

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Re(2):さよならの向こう側には1〜7 カズ 07/6/23(土) 11:28
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