▼菱朗さん:
確かに、マスコミで使われているのは、児童虐待による崩壊ですよね。
しかし、専門家の方からお聞きしたのは、母性そのものが、
女性に本能的なものであるという社会通念はまったく根拠がないというものでした。
(児童虐待においても本能的なものであれば、そんなことしないだろう、という意味で
つながっているのかもしれません)
そして、海外の同性カップルの話ですが、僕の書き方が悪かったのか、
誤解を招いたようで。
まず、この海外の同性カップルで証明されるのは、JINGさんがおっしゃるような
母性の欠如が子どもの養育を不安定にするものではないということです。
なぜなら、これは日本においても、海外においても異なることはないからです。
(つまり母親がいないという点で)
そして、菱朗さんがおっしゃることは、母性の話とは別の論点です。
海外の同性カップルの話も、医者の集まりが出していることから、
社会状況がどうこうというのではなく、子どもの成育にとって問題ない
ということを表しているのだと思います。(さすがに医者が社会情勢が
どうのこうのいう権限はないでしょう)
とすれば、あとは、社会状況が同性カップルをどこまで受容するのかという
問題でしょう。ここで、やっと菱朗さんの反論が出てくるのかなと。
だから、海外の同性カップルの話と菱朗さんの反論は少しずれているのかと
思います。ちなみに、実際同性愛者による暴力などの危険は海外の方が大きいこと
を考えると、そっちの方がよっぽど問題かと。
ゲイの私生活については、僕は何も言うことはできません。
これは人によってまったく違うので、ある一定の人たちを
「あれがゲイの私生活」とひとくくりにするのは不適切だからです。
だらしないゲイの人にとっても、むしろ家庭を持てるようにした方が、
より責任感が出て社会にとってプラスかもしれません(笑)
あと、菱朗さん絡みで1つ(笑)
ゲイの人は自分たちを美化しているのではありません。
ゲイの人たちは、確かに暴力を受けているわけではありませんが、
例えば、パートナーの医療上の権利(面会謝絶権)や、住まいなど、
通常の人たちが当たり前のことさえできない状況にあるのです。
そして、ゲイの人たちは基本的な人権が保障されていないことや
正確な知識が伝わらないばかりに、自殺率も通常の数倍と言われています。
何の罪もない人たちが、これだけ自ら命を絶つ状況を考えると、
もっとゲイの人たちは自分たちの権利を主張し、正確な状況が届くような
環境を整えるべきだと思います。