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こんなこともあったな 07/7/9(月) 12:03
Re(1):こんなこともあったな o(^-^)o 07/7/9(月) 13:13
Re(1):こんなこともあったな けんじろう 07/7/10(火) 0:56
こんなこともあったな2 07/7/10(火) 12:46
Re(1):こんなこともあったな2 名無し 07/7/10(火) 17:51
こんなこともあったな3 07/7/10(火) 22:32
こんなこともあったな4 07/7/11(水) 1:06
こんなこともあったな5 07/7/11(水) 11:08
Re(1):こんなこともあったな5 ゆう 07/7/11(水) 12:06
こんなこともあったな6 07/7/11(水) 18:38
Re(1):こんなこともあったな6 07/7/13(金) 1:52
こんなこともあったな7 07/7/13(金) 13:06
こんなこともあったな8 07/7/16(月) 20:05
Re(1):こんなこともあったな8 07/7/20(金) 1:57
Re(2):こんなこともあったな8 07/7/20(金) 2:10

こんなこともあったな
   - 07/7/9(月) 12:03 -
これは俺が高2の頃の話。うちの高校では毎年6月に陸上記録会なるめんどくさいことこのうえないイベントが用意されていた。基本的に面倒くさがりやな俺は得意じゃない競技は一生懸命やらない。特に走り幅跳び。自分の番が終わると芝生に寝転がってみる。意外と気持ちいいかも〜。なんて思ってるとすぐ隣に青いジャージの人が座った。この色は一年の色だ。と思いながら、そのままの体勢で顔を見てみる。とあるグループのATSUSHIに似てる〜なんて思ってみたり。しかもこっち見てる・・・。何だろ?
「こういうの、苦手っすか?」
と聞いてきた。まあ1500m走に比べるとかなりだらけてやってたからな〜
「うん、まあ・・・ね」
起き上がってこの後輩君の全体像を見てみる。んで、まず思ったのは・・・でか!ってこと。
「・・・ほんとに一年?」
俺はこういう疑問は思いついたらすぐに聞いてしまう。すると彼は苦笑いで
「ほんとっすよ。零れ落ちたわけでもないっすよ」
この返答を聞いて自分が大変失礼な質問をしたことに気付く。だが、された本人は特に気にしてないようだ。
「・・・」
何かマジマジと見てる・・・。しかも1mmずつ顔近づけてくる〜。今度は何だろ。
「先輩、よく見たら可愛いっすね〜」
っておっしゃいました。後輩に言われると何か複雑かも。
「あ、戻らないと。また話しましょうね」
て言ってすたすたと次の種目に向かっていった。気付いたら鼓動が少しどきどきしてた。
次に続く〜

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@125-15-40-234.rev.home.ne.jp>
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Re(1):こんなこともあったな
 o(^-^)o  - 07/7/9(月) 13:13 -
すっげぇ続きよみたぃす!!

引用なし

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<KDDI-TS3C UP.Browser/6.2.0.12.1.3 (GUI) MMP/2.0@05001017588462_af.ezweb.ne.jp>
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Re(1):こんなこともあったな
 けんじろう  - 07/7/10(火) 0:56 -
俺も読みたいです!
頑張ってください♪

引用なし

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<DoCoMo/2.0 N903i(c100;TB;W24H12;ser359476004476148;icc8981100010594294267F)@proxy1125.docomo.ne.jp>
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こんなこともあったな2
   - 07/7/10(火) 12:46 -
応援どうも〜

どきどきしながらも自分のクラスのところに戻る俺。そしてちらっとさっきの後輩君の向かって行ったほうを見てみる。お!いたいた・・・あれ?何か孤立してる。友達いないのかな?いそうな感じだったけどな・・・
彼が出たのは200m走。結果はというと、何と一年のくせに一位だ。頑張るな〜。と思ってたら最後の種目だ。彼も出るのかなと思いながら見てたら、やはり出なかった。この日、俺が彼を見ることはなかった。
そして翌日。あんなイベントがあったのに学校は通常どおりにあったりした。く、世の中不条理だ!なんと思いつつ教室へ。
「てる〜どした〜?顔色悪いぞ〜」
クラスメイトとはそれほど仲がいいわけではないが、こんな風に話すことはある。実はこの日、貧血気味にも関わらず、遅刻しないように頑張っちゃったりしちゃったから誰が見ても顔色はよくない。無理に教室に居座ろうとするも、後にやってきた担任の指令で保健室に強制連行されてしまった。保健室に入ると・・・あれ?珍しく生徒が誰もいない。保健室の先生の質問に答えた後、やはり俺はベッドの中に。まあいいか、静かだから。そう思って。すやすや〜。しばらくして目覚める。「あ、起きました?」
あれ?先生の声じゃない。しかも声の場所はすぐ隣のベッドだ。視線をそっちに向ける。そしたらちゃっかり昨日のATSUSHI似の後輩君がいた。見たところ健康なようだ。さてはさぼりだな。悪い子だ。
「昨日の一年の子かぁ。・・・何してんの?」
答えづらい質問をしてやった。うけけけ
「さぼってます」
あ、あっさりと返された。ちっ
「・・・(じ〜)」
「そんな目で見ないでくださいよ〜」
苦笑いしながら答える。何となくだけどサングラスかけさせたくなった。
「・・・2時間目もさぼっちゃった♪」
あ、今2時間目なんだ。と思ってたら、こっちをじ〜っと見てくる。
「・・・そっち、行ってもいいっすか?」
言い換えると、一緒に寝てもいいですか?ということだ。まあ別にいいか。
「いいよ」
ちょっと奥のほうへ詰める、これで入れるかな。あ、入れた。
「・・・先輩、ほんと可愛いっすね〜」
あ、また言いやがった。
「後輩に言われるとかなり複雑・・・。てか最近の高一はでかいんだね」
「まあ、身長は183くらいですからね」
さらっと言いやがった。しかも自分より20近く高いし。これじゃどっちが後輩に見られるかわかったもんじゃない。
「名前、聞いてもいいっすか?」
突如聞いてきた。
「てるゆきだよ。呼びにくいなら好きに呼んで」
「俺はりゅうじです」
またじっと見てる。視線が反らせない。そして数秒後。俺の唇にはりゅうじの唇が重なっていた。しばらくしてりゅうじの顔が離れた。
「・・・」
「・・・あの、何が起きたの?」
「あ、俺・・・すいません」
そう言ってベッドから飛び出し、保健室から出て行ってしまった。ファーストキスを果たした俺は呆然としていた。
続く〜

引用なし

パスワード


<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@125-14-180-95.rev.home.ne.jp>
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Re(1):こんなこともあったな2
 名無し  - 07/7/10(火) 17:51 -
続き待ってます。

引用なし

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<DoCoMo/2.0 SH903i(c100;TB;W24H16;ser352890014526170;icc8981100010515328525f)@proxy184.docomo.ne.jp>
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こんなこともあったな3
   - 07/7/10(火) 22:32 -
茫然自失。保健室での件からずっとそんな調子だった。そんな状態のままその日の最後の授業である総合の時間に突入。俺は複数あるジャンルの中から国際を選択している。最初の授業で班を組んだのだが、この日はもう一度班を組みなおすらしい。めんどくさい!などと思いつつ格技場へ向かう。ちなみに総合は1,2年合同だからジャンルわけされてても人数は多い。なんとも騒がしい・・・黙れ!ひよっこどもが!!と叫びたいのを抑えて指定された場所へと足を運ばせる。教師の長ったらしい説明のあと、班分け開始。て言っても教師が勝手に決めちゃうんだけどね。そして班分けが完了された後何班か発表される。そして班員同士顔合わせすることに。で、そこには・・・
「あーーーーーー!!!」
いた。さっき、いきなりキスして逃げたやつが。その本人は何故か罪悪感に満ちた顔をしてる。よくわかんないな。まあ、何はともあれ、各班、指定された教室へと移動開始。その途中でりゅうじは
「放課後、ちょっといいっすか?」
と言ってくる。別に用事はなかったから頷いた。
「んで?」
放課後になってとりあえず、人が来なさそうなところに移動。
「さっきはすいません、嫌でしたよね?」
キスのことを言ってるのかな。
「何で?」
「え?」
質問に質問で返すのは卑怯だとは思ったけど、実際疑問に思ったのだから仕方ない。
「え・・・と、男にされるのって嫌かなって」
ふと疑問を思いついてしまった。
「何で俺にしようと思ったの?」
何か、段々顔が赤くなってる。可愛い。
「・・・俺・・・」
口を開いたところを手で塞いだ。いいとこで人がやってきやがったからだ。
「場所移そ、どっかないかな」
「んじゃ、俺んちはどうすか?」
場所聞いたら、俺の最寄駅からけっこう近い。とりあえず、移動。
きりがいいから、次へ続く〜

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@125-14-180-95.rev.home.ne.jp>
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こんなこともあったな4
   - 07/7/11(水) 1:06 -
りゅうじの家に着いた。両親は用事があって遠方まで行っていて、しばらく帰ってこれないらしい。部屋に入ると、かなり散らかってる。まあ、某小説の雪平夏見の部屋よりはマシだからいいか。とりあえず落ち着くと、りゅうじはさっき言いかけたことを言ってくれた。
「・・・俺、てるさんのこと、好きになったんす」
人生初の告白だった。俺はバイだから不快に思ったりはしない。だが、YESと言えない。過去のトラウマが要因となっているのだ。
「・・・」
「・・・嫌っすよね」
「そうじゃなくて・・・」
りゅうじは首を傾げる。
「俺さ、誰かと深い仲になるのが怖いんだ」
俺は裏切られることを多く経験することで、人は信ずるに値しないものだと思っていた。信じても裏切られるだけだって。そのことをりゅうじに話した。
「俺は裏切らない」
そう言って抱きしめてくれた。突き放そうと力を振り絞るが、びくともしない。
「・・・信じて」
温かい。温かくて、涙が溢れる。誰かの温もりに触れられるとは思っていなかった。だからこの時初めて知った。そしてこう思った。りゅうじが俺が信じる初めての人間にしたいと。
「・・・しばらく、このままでいて」
「・・・はい」
りゅうじはずっとそのままでいてくれた。かなり長い時間、そのままだった気がする。
「・・・条件あるんだ」
「え?」
「学校以外では、俺のことさんづけにしたり、敬語ではなしてほしくない。俺も同じようにりゅうじって呼びたいから」
「・・・わかった」
それから俺はりゅうじが作ってくれた冷やし中華を食べて家に帰った。土曜日にりゅうじの家に泊まる約束をして
続く(次からかな、あれは)

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@125-14-180-95.rev.home.ne.jp>
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こんなこともあったな5
   - 07/7/11(水) 11:08 -
土曜日。俺は朝早くから荷物を抱えてりゅうじの家に向かった。呼び鈴を鳴らす。すると何故か鈍い音の後にいってぇ〜という声が聞こえた。数秒して頭を抑えながら玄関のドアを開けてりゅうじが現れた。
「は、早いな〜」
寝起きの顔で苦笑いした。そして軽くキスをした。家の中に入るが、やはり両親はいない。ま、そのほうが好都合か。と思ってると、りゅうじはおおあくびをする。やっぱり寝たりないのかな。
「一緒に寝ていい?」
「いいよ」
りゅうじの部屋は相変わらず散らかっていたが、あまり気にならなかった。荷物を置いて先にベッドに入ってみた。りゅうじの匂いで一杯だ。続いてりゅうじも入ってきた。キスをしてきた。今度はディープに。しかし、慣れてない俺はしどろもどろ。しばらくして顔を離す。
「俺、もう我慢できない。服、脱いで」
戸惑いながらも俺は服を脱いだ。りゅうじも全裸になったので俺もパンツも脱いだ。
「・・・可愛い」
そう言って抱きしめた。温かい。そしてまた熱いキスをした。一瞬のようにも感じたし、永遠にも感じられた。また顔を離すと、りゅうじは腕枕をしてくれた。そしてふと気付いた。
「りゅうじ、勃起してる?」
「てるもだろ?」
全然気付かなかった。りゅうじは手を伸ばし、俺のを触る。
「・・・あ」
「感じるの?」
そう言って、今度はつかんでしごいてくる。
「あ・・・ん」
声が出てしまう。しばらくしてキスもしてきた。
「ん・・・ん」
かなりたまってたのでもういきそうだ。だが、りゅうじはいきそうになるとすん止めしてしまう。しごいては止めて、しごいては止めての繰り返しだった。
「はあ・・・ん、りゅうじ、いきたい」
「じゃあ、俺のもやって」
言われてりゅうじのをつかむ。つかんだ感じ、けっこう大きかった。そして数分後。
「あ、いきそう、あ、い、いく」
「俺も・・・あーいく」
そして同時にいった。お互いの精子がお互いの身体にかかった。
「はあ、はあ」
俺はもはや立ち上がる気力がなかった。そんな俺をりゅうじは抱きかかえてくれた。
「風呂、いこっか」
「・・・うん」
風呂場につくと、りゅうじは先に俺の身体を洗って、湯船に入れてくれた。湯船の中から自分の身体を洗うりゅうじを見てたが、改めて、いい体格してるなと思った。洗い終わってりゅうじも湯船に入ってきた。
「疲れちゃった?」
「うん、ほんとだよ」
そう言ってりゅうじにもたれる。
「かわいいな」
そう言って、頭をなでなでした。そんな入浴タイムも終了し、とりあえず風呂場から出た。
続く

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@125-14-180-95.rev.home.ne.jp>
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Re(1):こんなこともあったな5
 ゆう  - 07/7/11(水) 12:06 -
素敵な話ですね。
超羨ましいです。

続き待ってます。

引用なし

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<DoCoMo/2.0 F700i(c100;TB;W23H12;ser350255000714333;icc8981100000340010372f)@proxy3113.docomo.ne.jp>
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こんなこともあったな6
   - 07/7/11(水) 18:38 -
入浴が終わってもやることな〜い。ゲーセンに行こうとか言うけど、それよりも行きたいとこがある。
「え〜カラオケかよ〜」
「いいじゃん、減るもんじゃないし〜」
「じゃあ増えるのかよ〜」
むむ、カラオケよりゲーセンとな?目悪くなるぞ。よし、こうなったら。
「・・・ダメ?」
「う・・・仕方ねえな〜」
この手法、使える。今後は使うようにしよう。そんなわけでカラオケボックスに移動。やってきたのはU−坊系列のお店。
「あれ、てるくんが誰かと一緒に来るなんて珍しいじゃん、学校の先輩?」
話かけてきたのは仲のいい店員さん。この人今上下関係を間違えたな。
「逆、俺が先輩だよ」
だが、疑わしげな目で見られる。嘘だと思うなら思うがいい!!
「けっこう親しげだったな〜」
「うん、だって俺常連だもん」
猶も質問は続いた。
「一人で?」
「いいじゃん別に〜」
何か呆れられた。何かむかついた。まあいいや、さて、何歌おうかな〜と思ってたら曲が流れた。こ、これは・・・まさか・・・。そう、大塚なんとかというアーティストのさくらんぼという曲だ。ATSUSHIに似た顔して可愛い曲を歌うものだ。曲が終わり俺は一言。
「いかつい顔して何かわいらしいことやっての〜」
「いいじゃんかよ〜」
ちょっとここで思いついた。
「採点にして勝負しよっか」
「いいよ、負けたらどうすんの?」
そこまで決めてなかったな。あ、そうだ。
「炭酸飲料を一気飲み。全部飲めなかったらやり直しで」
「お、望むところだ」
そんなわけで採点スタート。りゅうじは十八番だというEXILEのEXIT。おや、うまい。点数は89。むむ、ならばこちらも得意な曲で勝負するしかないか。俺が選んだ曲はtrfの寒い夜だから。点数は90。にやり。
「・・・ま、負けた」
うつむいてるりゅうじをよそに俺はソフトドリンクバーに行き、コップ一杯のコーラをゲットする。
次は罰ゲームのところからなのら〜

引用なし

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Re(1):こんなこともあったな6
   - 07/7/13(金) 1:52 -
なんか面白いなのラァ↑↑↑↑続きかいてちょん☆Σ(ノω`о)

引用なし

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こんなこともあったな7
   - 07/7/13(金) 13:06 -
もちろんendまで書くつもりのなら、うひらうひら

「はい」
たっぷりとコップに注がれたコーラを手渡す。りゅうじは黙ってそれを受け取る。
「・・・(じ〜)」
「・・・何か凄い楽しそうだな」
「うん♪」
うなだれたが、気を取り直してコーラを一気飲み。かなり苦しそうな顔をしたが、それはそれで男らしくて画になってた。
「・・・もう絶対にやんねえ」
と一言。ちょっと勝ち誇ってみせたり。
「その顔、すんげぇむかつく」
「うけけけ♪」
そんなこんなで罰ゲームも終わり、速やかにカラオケが退散することにした。コーラ一気飲みがよほどこたえたのか、ゲーセン行こうという提案は出されなかった。それどころか、帰ろうという始末。そんなにきつかったかな〜
「あ、そうだ、服見てっていい?」
「ん〜・・・いいよ、俺も見たいし」
そんなこんなでいつも行ってるアパレルショップへと足を運ぶ。そこでまず向かったのはサングラスのコーナー。
「サングラスかけるんだ」
「ん〜俺がってのもあるんだけど〜りゅうじっていう人間にかけさせてみたいという好奇心がうずいてるんだよね〜」
「え?」
ふと手に取ったサングラスを身動きされないうちにかけさせる。そんで鏡の前に立たせる。
「お〜〜〜〜〜」
りゅうじはかなりはにかんだ様子で鏡に映る自分を見る。
「やっぱり似てるな〜、誰かさんに」
あえてここでATSUSHIという名を出さないのも俺の手。あ、外しちゃった。
「何か知らないけど、似てるって言われるんだよな〜。似てないっつうの」
「しかしまんざらでもないりゅうじ君なのでした」
「うっさい」
あ、図星だな。可愛い。
「ん〜これにしようかな〜」
「地味なの選ぶな〜、これなんか似合いそうだけどな〜」
りゅうじが持ってきたのは確かに俺が着ても不自然さが出ない服だった。しかし、そういう服に限って値が張るっていうのが相場だ。
「貧乏なわたくしにそんなの買うお金ありません」
そんな俺に一言。
「しょうがねえな〜、俺が買ってやるか」
値段を見てみる。ひゃっ、4990円。
「何でそんな金あんの?」
とここでジェスチャーで耳打ちのポーズをとった。とりあえず耳を向ける。
「実は〜、年齢を伏せて〜深夜に働いてるんだよね〜」
そういうの年齢偽証罪が成立するぞ、とはあえて言わない。
「時給どんくらい?」
「1100円くらい」
微妙な数字。しかし週1で750円の自分に比べて明らかに収入は上。
「いいな・・・ちょうだい♪」
「誰がやるか!ww」
「ちっ」
何か通りすぎる人々に白い目で見られつつあるから、とりあえず次に行くことにする。りゅうじはどんなの買うのかな〜と手に取る服を凝視する。
「ん〜これかな、これもよさそうだけど」
けっこう迷ってる。
「よろしかったら試着してみます?」
「あ、はい、それじゃあ・・・」
店員に案内されて着替えボックスまで向かう。そこでもぞもぞと音を立てながら着替えるりゅうじ。そして・・・オープン☆
「・・・」
素敵なくらいに似合いすぎていた。身体のラインも強調しすぎない程度にぎりぎりにいかされてるし。しかもよりセクシーに見える。
「あれ?似合わない?」
「・・・いや、似合いすぎ」
そんなこんなで服(+サングラス)を買って外に出る。
「・・・ありがとう」
「ん〜?どうってことないって」
こういうことがあったからってわけじゃないけど、りゅうじのこと、すごい頼もしく感じた。今まで、俺は誰も信じなかった。だけど、りゅうじは違う。信じてもいいって理由とか根拠とかもなく、そう思った。
続く

引用なし

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こんなこともあったな8
   - 07/7/16(月) 20:05 -
ある日、俺は親と喧嘩した。もちろん、進路についてだ。この時にはもう、親に監視され、管理されてる感覚が身体に染み付いてた。だから、俺はパニック症状に陥った。このことについてはりゅうじに秘密にしていたが、とうとう知られてしまうことになった。それは夏休み初日だった。りゅうじは特に責めることはしなかった。それどころか、優しく抱きしめてくれた。
「・・・いいんだよ。俺の前では無理しなくていいんだよ」
胸にしみた。痛いくらいに。ベッドの上で俺はりゅうじに腕枕される形で横になっていた。りゅうじは俺の視線に気付くとキスをしてくれる。
「眠れない?」
「・・・うん」
「それじゃあ、子守唄代わりに俺が歌ってあげる、そしたら、寝よ?」
俺は黙って頷く。そしたらりゅうじは静かに歌い始めた。りゅうじが歌ったのはエグザイルのtogetherだ。聞いてると何だか心地よかった。歌が終わると、りゅうじはまたキスした。
「寝よ?」
「うん」
続く

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@125-14-178-156.rev.home.ne.jp>
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Re(1):こんなこともあったな8
   - 07/7/20(金) 1:57 -
読んでる人がいるかどうかわからないけど一応ご報告。
よくよく考えてみたらHな話ってあんまりないような気がしたんで次からは恋愛話のほうに書き込みします

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@59-171-10-15.rev.home.ne.jp>
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Re(2):こんなこともあったな8
   - 07/7/20(金) 2:10 -
ちなみにいままでの話も一部省略して書き写しするんで〜

引用なし

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<Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; SV1; .NET CLR 1.1.4322; ZangoToolbar 4.8.3)@59-171-10-15.rev.home.ne.jp>
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